こんにちは！
Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。
昨日は函館でドリーミーダンス競技会という
社交ダンスの大会に参加してきました。
参加といっても
僕は踊ったわけではなく、
審査員としてでした。
今まで２５年くらい
競技会に選手として出場し、
去年から審査員として
新たな立場で
関わるようになりました。
そこで選手の時は
分からなかった、競技の時に
どんなダンスが審査員の印象に
残るか感じたことを書いてみます。
※追記～
ドリーミーダンス競技会の
採点結果がでました。
【予選はきれいな形と
動きが大きいカップルが
良い印象を与える！】
社交ダンスの大会では
たくさんの組が一斉に
同じフロアで踊ります。
だいたい６〜１２カップルくらいです。
予選の時は１２組くらいが
踊ることが多いです。
この時によい印象を
感じるカップルは…
・一番先に動き始めるカップル。
・きれいなホールド、
姿勢のカップル。
・大きな動きで止まらずに
動き続けるカップル。
です。
ひとつずつ見ていきましょう。
・一番先に動き始めるカップル。
音楽が演奏され、
前奏がが終わったところから
踊り始めるのが一番自然なスタートです。
一般的には
４小節が最も多いです。
ワルツなら１２３ ２２３ ３２３ ４２３、
他のダンスは１２３４ ２２３４ ３２３４ ４２３４です。
なので、フロアで立っている時には
あらかじめ良い姿勢で立っておき、
４小節目の終わりから
スタートできるようにしましょう。
普段の練習から
音楽が鳴ってスタートするまでも
練習することが必要です。
クイックステップなどでは、
音楽が演奏される前に
ＰＰで組んでおいて
１小節目から走り出すのもアリです。
うまくいけば一発で
目を引くこと間違いなしです。
もちろんこれは念入りに
準備しておくことが大事です。
・きれいなホールド、姿勢のカップル。
姿勢やホールドがきれいな
カップルはどの審査員にも好印象です。
動きには好みがあります。
多少粗くてもグイグイ動くのを
好む審査員もいます。
それに対して、
滑らかな動きを
重視する審査員もいます。
ただホールドや姿勢は
きれいな形が決まっています。
男性はまっすぐな背骨と水平な腕、
女性は緩やかな左カーブした
背骨と水平な腕です。
とくに予選はフロアが
混雑しているので、
上半身の方がよく見えます。
なのでホールドと
上半身の姿勢がきれいだと
それだけでどんな審査員に
いい印象を与えることが可能です。
曲の前半１分以内に
全部の審査員に踊りを見せていくことが
次の予選への切符が手に入れるポイントです。
・大きな動きで止まらずに動き続けるカップル。
難しいバリエーションを
使っていてもよく見えるとは
限りません。
もちろんベーシックステップだけでは
移動量が足りなくなってしまいます。
とくにタンゴなどは
ベーシックだけだと
ちょっと見劣りしてしまいます。
ですが、わざわざ動かないで
その場にいるバリエーションを
使う必要はありません！
流れよく動き続けることが
できるバリエーションを使いましょう。
先ほども言いましたが、
１分でフロアを１周できる
ルーティーンを作りましょう。
競技ダンスの予選は
1分半〜２分弱くらいが
多いようです。
僕が出た試合で一番短かった時は
５５秒からフェードアウトで１分
という時がありました。
これは事前に分からないことが
多いので、１分でフロア１周というのを
基本に覚えておきましょう。
そうすれば審査員に
アピールできなかったという事が
なくなります。
以上僕が審査員を務めて
感じたことを書いてみました。
みなさんに少しでも
参考になればうれしいです。
〜今日のまとめ〜『予選はポイントを絞って好印象をＧＥＴ！』
