《社交ダンス》身長差に負けない!凸凹カップル奮闘記

社交ダンス、競技ダンスで身長差カップルならではの悩みや役に立つこと、立たないことのブログ。

《審査員の目》 第12回オホーツク杯争奪北海道アマチュアボールルームダンス競技大会

こんにちは!

 

Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。

 

 

 

昨日はオホーツクアマチュアダンス競技会に行ってきました。

 

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この大会は遠軽町で行われていて、

地元の方だけでなく

札幌からの参加も多い大会でした。

 

遠軽町はここ

北海道オホーツクのまち 遠軽町ホームページ

 

マチュアオープンクラスには

学連選手もたくさん出場していて、

とても華やかな大会です。

 

僕は審査員として

参加しました。

 

そこでどんなカップルが

よく見えるのかに注目して

大会に臨みました。

 

今回、僕が感じたことを

紹介します。

 

(1)ノービス、D級などのクラス

このクラスで差がつくところは

ベーシックタイミングと姿勢です。

 

ベーシックタイミングとは

ワルツの1、2、3やタンゴのSSQQ、

ルンバの2、3、4、1、

チャチャチャなら2、3、4&1などのことです。

 

基本のタイミングに

あっているカップルは

二人の動きにも調和があり

丁寧な印象を受けます。

 

それに対してタイミングが甘いカップルは

早くなったタイミングを合わせるために、

止まって待つので、

動きが切れ2人の調和も悪くなります。

 

 

 

また姿勢は背中が

綺麗にまっすぐ伸びている人が

よく見えます。

 

猫背の人や後ろに反っている人は

あまりよく見えませんでした。

 

姿勢は見た目だけでなく

動きにも影響しています。

 

まっすぐ立つ人の体重は

足に上にしっかりと

かかっています。

 

なのでバランスが良く

グラグラしません。

 

また肩や腕に力が入らないため、

スタンダードでもラテンでも

自然な動きが出やすいです。

 

それに対して姿勢が悪い人

体重が足から外れている人が

ほとんどです。

 

なので倒れないように

相手につかまるため、

相手もバランスが悪くなります。

 

そうするとこちらも力が入って

相手を引っ張るという、

負の連鎖が起きてしまいます。

 

スタンダードでもラテンでも

まっすぐに立っていることが、

見た目も動きも良くする近道だと

感じました。

 

それに対してアマチュアオープンクラス

シニアなどでは、タイミングや姿勢が

できていない人は少数でした。

 

なので決勝になると

そこでは差がなく、

みなさん綺麗に踊っていました。

 

そこでより良い成績がつくのは、

種目の特徴を表現しているかどうかです。

 

ワルツなら滑らかで大きなスイング、

タンゴならキレのある動きと

上下しない水平な動きが

代表的な特徴としてあげることができます。

 

ルンバなら男女のフリーアームの調和や

スピード感、チャチャチャなら軽快な

リズム感と明るい表情などがその種目を表す部分です。

 

特に優勝したカップルは

スピード感と安定感があり、

音楽の最後まで踊りの質を

保っていました。

 

惜しくも上位にならなかったカップルは、

種目により出来にムラがあったり、

音楽の最後の方になるとバテてくるのか

動きが悪く小さくなってくるのが見えました。

 

特に最後に疲れてくるのは

みんな一緒ですが、それを見せないように

踊り切るのもひとつの技術です。

 

 

 

最初はいいのに後半踊りが

悪くなるカップルは2つ原因が

あります。

 

ひとつはスタミナ、

もうひとつはバリエーションです。

 

スタミナは試合と同じように

2種目あるいは5種目を

連続して踊ることで

レーニングできます。

 

ひとカップルだと

つい甘えてしまうので、

友人などと一緒に行うことで

より試合に近い状態で練習できます。

 

 

 

一方バリエーションは

スタミナと同じくらい大事です。

 

曲の後半で疲れてくるのは

しょうがないことです。

 

なので、自分のバリエーションの後半は

流れのいいステップを使いましょう。

 

左右の切り替えや、

ストップ&ゴーが多いバリエーションは

後半つらくなります。

 

切り替えやストップ&ゴーが多いと

華やかですが、出来るだけ前半に

踊るようにします。

 

そして後半、特に1分過ぎは

流れに乗って踊っていける

バリエーションにするのが

おすすめです。

 

そうすると後半で

バテる心配が少なくなり、

最初から思い切って踊ることが

できると思います。

 

気になる方はご自分のコーチャーと

相談してみてはいかがでしょうか。

 

次回の競技会で少しでも

上位に行くためにお役に立てれば

嬉しいです。

 

〜まとめ〜『タイミングと姿勢が大事。それからダンスの特徴に注目。』

 

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