《社交ダンス》身長差に負けない!凸凹カップル奮闘記

社交ダンス、競技ダンスで身長差カップルならではの悩みや役に立つこと、立たないことのブログ。

《身長差の悩み》僕が背の低い女性と踊る時に考えていること 【基本と先人へのリスペクト】

こんにちは!

 

Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。

 

僕は身長が183cmあります。

 

f:id:tatsushi_miyake:20210121155751j:plain

今では珍しくはないですが、

どちらかといえば背が高い方だと思います。

 

初めてレッスンを受ける方やダンスタイムなどで言われるのが

 

「私背が低いから踊りにくいでしょう?」

 

です。

 

ぼくは身長差があって踊りにくいと思ったことは

一度もありません。

 

ただすこし身長差に対応するためのコツはあります。

 

今日は僕がレッスンやダンスタイムで

身長が違う方と踊る時に

身長差を感じさせないようにする工夫を

お話しします。

 

「身長差=踊りにくい」という概念を捨てる

f:id:tatsushi_miyake:20210121155922j:plain

一番最初に大事だと思うことは

 

「身長差=踊りにくい」

 

という考えを捨てることです。

 

世の中の自己啓発系の本などにも書かれていますが、

一般常識(と思われていること)に囚われると

解決は難しいです。

 

身長差は解決することが非常に難しい問題です。

 

いきなり身長を20cm伸ばしたりはできません。

 

そのため踊りにくい原因を身長さに求めてしまうと

もう解決することはできません。

 

いわゆる思考停止状態です。

 

まず自分の頭の中にある

この常識(と思われているもの)を

捨てることを考えましょう。

 

そうすることで何が原因で踊りにくくなっているかが

見えてくると思います。

 

身長差がある方との踊り方 3つ

f:id:tatsushi_miyake:20201216164145j:plain

では頭の中の準備ができたところで

僕が普段気をつけていることをご紹介します。

 

(1)自分も相手も立ちやすい高さで立つ

ふたりで組む時にお互いに何かしら合わせます。

 

このときに一般的には重心を合わせるという方法もありますが、

身長差が大きい時は合わせることで窮屈になる時があります。

 

背の高い人のひざが曲がりすぎたり

背の低い人の脚が突っ張ってしまったりなどです。

 

まずはお互いに自分の高さで立つことが

大事です。

 

とくに背の低い人は高くなりやすいです。

 

そうなる気持ちもわかります。

 

むしろ相手に対しての思いやりが

そうさせるので人間しては正しいと思います。

 

でもダンス的にはすこし困ってしまうので

まず動きやすいひざの緩みを保つように

心がけましょう。

 

(2)肩を体に乗せておく

つぎにホールドに関してです

 

これも高さが違うと無理がかかりやすいです。

 

もちろん相手を持ち上げたりするのは論外です。

 

でも大きい人が無理に腕を下げたり

背の低い人が肩を上げては

綺麗に踊れません。

 

まずはお互いに自分の肩を

自分の胴体の上に乗せましょう。

 

ちょうどろっ骨の箱の上に

肩の箱が乗っかっているような感じです。

 

無理に下げず無理にあげず、

ただのっているようにすることです。

 

こうすることで自分のボディ自体もバランスが良くなり

無理なく組むことができます。

 

(3)コンタクトは優しく

ここがいちばんのポイントです。

 

身長差がある時、とくに男性が大きい時は

相手を動かそうとして男性は右手で女性を

持ち上げていまいがちです。

 

つまり胴体と右手で女性を挟むような感じしてしまいます。

 

男性が女性を持ち上げる。

     ↓

女性は苦しく動けない

     ↓

男性は女性が動かないので重く感じる。

     ↓

もっと持ち上げる

     ↓

女性は動けない

     ↓

     ・

     ・

     ・

 

と負のループ(?)が完成します。

 

また女性も動きを合わせようとして

男性の腕につかまりがちです。

 

こうなると同じように負のループにはまります。

 

これを防ぐのは難しいですが、

ひとつ良い方法があります。

 

それは「やさしくコンタクトする」ことです。

 

つまり柔らかく相手のふれるということです。

 

強く相手に触れるということは

ダンス的には無理がある可能性が高いです。

 

僕が右手でギュッと女性をもったら

 

「あら♪男らしくてステキ…」

 

と思う女性はいないと思います。

 

ダンスはふたりとも足で動いていけるので

優しく触れることで軽やかに踊ることができます。

 

 

結局基本に忠実に踊るのが一番だった

f:id:tatsushi_miyake:20201217161816j:plain

 

ここまで思い返してみて

結局は身長差があろうがなかろうが

基本に忠実に踊るのが良いという結論になりそうです。

 

やはりダンスというものはうまくできていて

基本に沿って踊れば必ずうまく踊れるように

なっているのです。

 

いままでいろんなダンサーが踊りながら

発展したダンスのテクニックに

リスペクトをしながら踊ることで

身長差を感じないで踊ることができると思います。

 

〜まとめ〜『ダンスで大事なことは、先人へのリスペクト』

関連記事

 

jumbo-miyake.hatenablog.com

 

 

凸凹カップル奮闘記 もくじ

 

 お問合せご意見、ご感想などはこちら

 

 

 

にほんブログ村 演劇・ダンスブログ 社交ダンスへ
にほんブログ村


社交ダンスランキング