こんにちは!
Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。
スピンやピボットなど回転のあるフィガーを使うと
遠心力がかかります。
円の外側つまり後ろに引っ張られるような力です。
スタンダードでは必ずホールドしているので
この力をお互いに掛け合ってバランスを取ります。
身長差があるカップルはこのバランスがとりにくい時があります。
今日は遠心力に対するバランスの取り方について
僕の考えをお話しします。
なぜ身長差があるとバランスがとりにくい?
回転の面(円)は好きな角度にとれますが、
くるくる回るフィガーでは水平に取ることが多いです。
これは斜めの面で回ると重力の影響を受けるため
スピードの変化が複雑になるからです。
この辺りの話も面白いのですが、
長くなるので今日は泣く泣く(?)省略します。
回転の面が水平な時に遠心力も水平にかかります。
そのため一般的には頭と頭、
ボディとボディと体の同じ部分でバランスを取ります。
ところが身長差があると頭の高さが違うため
水平な遠心力に対してバランスを取る面が斜めになり
うまく機能しないのです。
そのため男性の右手に力が入ったり
女性の首が辛くなったりして
回転が崩れてくることが多いように感じます。
つまり身長差がある人は頭どうしで
バランスがとりにくいということです。
バランスを取るのは腰
ではどこでバランスを取るのがいいでしょうか。
これは人によってベストは違います。
しかし身長差があっても下に行くほど
その差は小さくなるので
できるだけ下の方でとるのがいいと思います。
ただひざなどでは2つあるし、
動いてしまうのであまり適していません。
胴体の中で一番下は腰です。
腰ならひざなどをつかって
ほとんど同じ高さにできると思います。
この腰に遠心力を感じるようにすることで
バランスが取れると思います。
これは少し難しいと思います。
とくにホールドと腰の距離が大きいため
ブレが表に出やすいためです。
腰と右手の位置をしっかりと決めよう
これを解決するためには
男性の腰と右手の関係をしっかりと決めることが大事です。
女性にとっては腰と頭の位置関係です。
花束をイメージしてください。
下の方で縛ってあるところが腰です。
そして上のほうにある花が頭です。
花束を回しても縛ってある根本と
花の位置関係は変わらないと思います。
このイメージで回転することで
安定した遠心力がかかり
バランスもとり易くなると思います。
〜まとめ〜『身長差がある人は、腰で遠心力を感じるようにする。』
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