こんにちは!
Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。
身長差カップルが社交ダンスでぶつかる壁は
一般のカップルと違い独特のものがあると思います。
そんな中でも僕が長く悩んだことに
タンゴにおける素早い動作です。
もちろん身長差があっても得意な人は
多いと思います。
僕はもともとどちらかというと苦手で
学生の最初の頃から常に悩んでいました。
ただいろんな理由の中には背の高さ、
あるいは身長差から来るものもあるということを
プロになってだいぶたっときに習いました。
今日は身長の高さ、あるいは身長差から来る
タンゴでの素早い動作を妨げるものを
僕なりにお話ししたいと思います。
Jumboは長いから、体がぶれやすいんだよ。
これはロンドンに留学していたときに
マーカスヒルトン先生から言われた一言です。
もちろん実際には英語で言われています。
その年は苦手なタンゴを少しでも克服しようと
いろんな先生にタンゴのレッスンをたくさんとっていました。
他の先生も基本的なことや、バリエーションごとの
踊り方を教えてくれてとても役立っています。
でもこの一言にはちょっと衝撃を受けました。
今までタンゴでキレのある、素早い動作ができないのは
自分のやり方が悪いのだと思っていました。
でもマーカス先生は長い(つまり背が高い)と
長い棒を振り回すのと同じでブレやすいんだよと
教えてくれました。
つまり背が高いことが原因で素早く動けないことが
あるということです。
身長は変えることができません。
でも自分のを知ることで、対策は立てることができます。
まず背の高さは縦の長さです。
つまりブレるときは頭が揺れてしまうという事です。
頭が揺れるとスイングダンスのように見えて
悪い意味でワルツのようにゆらゆら揺れて
タンゴらいしいキレが出なくなります。
これを防ぐには、筋力でカバーしようとしても
難しいと思います。
僕は頭が揺れないために、目線を
できるだけ動かさないように気をつけました。
そうすることで、軸のブレを少なくなるし
目線が動かないとブレていないように見える
と思います。
もう一つはスウェーを変えるバリエーションを
できるだけ使わないようにしました。
ラインフィガーでもあまりスウェーをしないで
踊ることで軸のブレを起こさないように
しました。
こうすることで結果的にブレが減り
ある程度素早く動いて見えるように
なりました。
このことで自分が感じたことは
なんでも努力すればできるわけではない
ということです。
もちろんある程度はできますが、
得意なことと不得意なことが
あるということです。
苦手なこともある程度は克服しなければならないですが、
無理に挑まないで自分の得意なことで
踊るのも大事です。
そうすることで自信がつき
結果的には苦手を克服することが
できる時もあると思います。
もし今タンゴで悩んでいる人は
苦手なことに意識を向けないで
タンゴの中で自分がやりやすいことを見て
そこを伸ばしてみてはいかがでしょうか?
〜まとめ〜『背の高い人がブレやすいは、背が長いから。』
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