こんにちは!
Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。
雰囲気で上手くなるシリーズその2
今日はタンゴです。
タンゴの特徴はキレのある動きです。
とくにリンクでPPになるときや
ドラグからセイムフットランジになる時は
ビシッと決めたいところです。
今日はこんな場面で使える
音をご紹介します。
ビシッと形を作って止まるために
今回は呼吸と共に声を出していきます。
まず鼻から息を吸います。
これはある程度ゆっくりと吸って大丈夫です。
そこから一瞬息を止めます。
できれば喉の奥を閉めるようにして
お腹の中に息を溜めるような感じです。
それを吐き出す時に
「ダダっ!」
と言いましょう。
「ダっ!」ではなく「ダダっ!」
とふたつの「ダ」があるところがポイントです。
ふたつあることでアクションと止めるという動作を
分けているのです。
もし「ダッ!」と一気にやろうとすると
どうしても止まる動作がなく振り過ぎてしまいます。
アクションで動いてすぐ止める、
これがポイントです。
この止めるところが見た目にはキレとなり
スピード感が見えてくるところになります。
リンクは2種類ある
クローズドポジションからPPになるところは
2種類のリンクがあります。
ステップがあるプログレッシブリンクと
その場で足を出すだけのシンプルリンクです。
プログレッシブリンクでは
1歩目を着く前に息を吸います。
そこから1歩目がフロアにタッチした瞬間に
ひとつめの「ダ」で回転
すぐさまふたつめの「ダ」で体重を乗り換えて止まります。
シンプルリンクはドラグの後や
5ステップの最後に出てくるリンクです。
この時は女性は右足、男性は左足に乗って回転するので
足の動作は1つです。
しかしそこでヘッドアクションと言って
顔の向きを変える動作に合わせて「ダダッ!」を
行います。
まず女性は右足、男性は左足に乗る時に
息を吸い一瞬止めます。
そこからかをの向きを変えます。
女性は左向きからより左を向いて右を向きます。
男性は左向きからちょっと右を向いて左に戻します。
このアクションが「ダダッ!」になります。
顔の向きの変化は最初の「ダ」は小さめで
後の方のダでしっかりと止まるようにします。
この準備動作と決めポーズのふたつが
「ダダッ!」のそれぞれのダに当てはまります。
ダダッ!の割合や強弱はお好みで
このダダっ!は2つに別れているところが
大事なポイントです。
その2つの長さの違いや強弱は
そのひとの踊りたい感じによります。
なので自分の踊りたい感覚に合わせて
いい音を決めるとさらに良くなると思います。
ダダっ!以外にも
「ヤタッ!」
「ディダッ!」
など音の感じは人によってさまざまです。
これも自分が一番踊りやすい音を探して
踊ってみてください。
きっと音楽に乗りやすくなると思います。
〜まとめ〜『タンゴのキレは、一瞬で2アクションある』
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