こんにちは!
Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。
UnsplashのPawel Czerwinskiが撮影した写真
社交ダンスには教科書があり
その中で体の使い方や音楽の取り方など
しっかりと決まっています。
とはいえダンスなので言葉では表しにく部分も
少なからずあると思います。
とくに体の動きは、各部分が複雑に連携して動いているので
理論的には理解できても実際に動くときに
考えきれないこともあるでしょう。
そんな時はオノマトペつまり擬音的な言葉を使うことで
うまく行くときもあります。
今日はいろんなダンスの場面における
おすすめのオノマトペを僕なりにお話しします。
その1|送り足で床を押すとき
UnsplashのLucas Sankeyが撮影した写真
まずはスタンダードの基本床を押して体が進むときです。
特にスイングダンスにおいては有効な音です。
それではお聞きください。
床を強く押して送り出す音です
「ウ〜シュッ」
ありがとうございました。
これはwoosh(whoosh)と多分綴られると思います。
わりと「ウ〜」の部分を長く貯めるように言って
「シュッ」の部分は抜けていくように発音します。
ちなみにchatGPTに聞いてみると
興味深い返答がありました。
ダンスにおいて足で床を押すような動きに関連する擬音として「*woosh*」を聞いたことがあるのは興味深いですね!実際、「*woosh*」は滑らかな動きや速い移動を表現する際によく使われる英語の擬音です。ただし、厳密には足で「押す」という動作そのものよりも、その動作が生み出す「空気の流れ」や「スムーズな動き」にフォーカスされています。
例えば:
- ダンサーが足を滑らせて動いたり、踏み込んだりして動きを作る際に発生するイメージ音として「*woosh*」が適している場合があります。
- 床を強く「押す」動作そのものだと、「*thud*」や「*stomp*」などが力強さを表現するのに近い音になりますが、これらは少し重い印象です。### ダンスで使う擬音の例
- **滑らかに押し出す/動く:**
「*Woosh!*」または「*Swoosh!*」がよく使われます(風や流れを連想させる)。
- **踏み込む力強い音:**
「*Thump!*」や「*Stomp!*」で重い踏み込みの動作を表現。
- **軽やかな足の動き:**
「*Tap!*」や「*Click!*」が適しています(特に軽やかなステップの場面)。
wooshは押し出す動作そのものというより
その動作から発生する空気の流れなどをイメージするようです。
確かにスイングダンスでは自分の遥か遠くから
壮大に風が吹くようにスイングする様子を表現します。
そのためこのような単語があっていのかもしれません。
これはイギリスのある先生から教えてもらいましたが、
それを知ってから他の先生のレッスンを受けると
結構さらっとwooshと言っていることに気づきました。
ワルツやスローで使うと、結構踊りやすいと思います。
その2|切れ味を出したいとき
続いて切れ味のある動きの時です。
タンゴのリンクやラインフィガーでバチっと決めたい時などに
有効です。
それでは聞いてください。
キレのある場面でおすすめの音です。
「シュッ!」
ありがとうございました。
これは聞けば納得つかって納得だと思います。
この「シュッ」を使うときのコツは
最後にしっかりと音を止めることです。
シュ〜ではなく「シュッ!←STOP」ということです。
最後に音を一気に切ることで
動きをピタッと止めることができます。
これは呼吸、この場合は吐く息を一気に止めることで
お腹など体幹に力が入るため安定して体を止めることができます。
またシュッという前に息を吸うので
それが動作をするリードや準備になるという効果もあります。
ベタな方法ですが結構効果的です。
その3|軽快にステップしたいとき
UnsplashのJanosch Linoが撮影した写真
スローのウィーブやクイックのランなど
Qカウントが続き軽快に走るような動きがあります。
いつも通り足を使うとどうしてもリズムから外れて遅くなり
うまくいかないときもあるでしょう。
こんなときに使えるのがこちらです。
それでは聞いてください。
軽快に走るときの音です
「ぽっぽっぽっぽっ」
ありがとうございました。
こちらのように軽く続けて進む時は
ぽっぽっぽっぽっと言いながら踊ると
うまくつま先で軽やかに歩くことができます。
クイックなら少し速く言えば走ることも可能でしょう。
どちらにしろあまり強く床を押さないで
ステップだけをするような感覚で踊るのがコツです。
ダッダッダッダッというような音にすると
どうしても強くなりすぎて重くなったり
遅くなりがちです。
変な感じですが、ぽっぽっぽっ(ひらがな)が
けっこうおすすめです。
番外編|クイックのペッパーポット
UnsplashのGuillermo Latorreが撮影した写真
番外編としてペッパーポットをご紹介します。
このカウントはQ&QQQです。
シャッセとロックが合わさったフィガーですが、
カウントが変則的で難しいでしょう。
さらに大体その前にホップがあるので
合わせるとS&Q&QQQ隣さらに複雑です。
いろいろ考えていたのですが、
最近いい方法を思いつきました。
みなさん三本締めを知っていると思います。
いよぉ〜おっ!たたたん たたたん たたたんたん よっ!
ってやつです。
この最後の部分「たたたんたん よっ!」が
Q&QQQと同じです。
よっ!のところでロックを解いてロアする部分に当たります。
このリズムなら割と馴染みがあると思うので
できると思います。
ホップしてたたたんたん よっ!でOK
ぜひ試してみてください。
〜まとめ〜『動作を音で再現してみる』
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