こんにちは!
Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。
社交ダンスを初心者さんや未経験者さんでもわかるように
ざっくりと解説するシリーズ。
今回はダンスの種類解説の10回目です。
社交ダンスというのは特定のダンスを指すのではなく
いくつかの種類があります。
その10数種類をまとめて「社交ダンス」と呼ぶので
社交ダンスの中にも音楽の種類がいくつかあるということです。
前半5回は主にボールルームあるいはスタンダードと呼ばれる
グループのダンスについてお話ししました。
今回もラテン、ラテンアメリカンと呼ばれるダンスについて
お話ししていきます。
今日はジャイブというダンスについて
わかりやすくお話ししていきます。
ジャイブの起源は?
ジャズという音楽が生まれました。
これに合わせて踊られたダンスがフォックストロットや
チャールストンと言われるダンスです。
そこからさらに女性を左右に回転させる動作が加わり
リンディーホップが生まれます。
これが現在踊られるジャイブの起源です。
さらにこのダンスがジャズの速いスイングに合わせて
ジッターバックというダンスに変化していきました。
このジッターバッグがアメリカ兵によりヨーロッパに伝わり
ジャイブとして発展しました。
日本にも同様にジッターバッグはアメリカ兵によって
導入されましたが、ジッターバッグ→ジルバと変化したようです。
つまりジルバは日本語(和製英語)ということらしいです。
その後イギリスで基本ステップが決まり
現在のジャイブとして踊られるようになりました。
ジャイブの音楽は?
ジャイブの音楽ジャズの中でも速いテンポの音楽で
ホット・ジャズと呼ばれることもあります。
フォックストロットやクイックステップなどと同じ起源を持ち
テンポや踊り方によってダンスの種目が変わっています。
4拍子の音楽で裏打ちのリズムが強く感じられ
跳ねるようなリズムが特徴です。
ジャイブの踊り方は?
ジャイブの基本のステップは2つあります。
・シャッセ
・ロック
シャッセはチャチャチャでも出てきました。
横に移動しながら足を開く→閉じる→開くと動かすステップです。
音楽が1234と流れる中で
12で開く→閉じる→開くと踊ります。
結構速いのでしっかりと閉じることはなく
軽い感じで大丈夫です。
ロックというのはLockではなく、Rockです。
このRockは岩…な訳はないですね。
揺れるという意味があります。
ロッキングチェアーなどのロックと同じです。
その場で足踏みしたり
少し後ろについて下の位置に戻るようなステップです。
1234と音楽があったら、12あるいは34で左右の足を
その場でトントンと踏むようにします。
ロック1回とシャッセが2回で1セットになります。
「左右と足踏み→シャッセ→反対のシャッセ」と踊るということです。
右足に立っていたら
右足左足と足踏み→左足から左にシャッセ→右足から右にシャッセ→(最初に戻る)
となります。
左足に立っていたら
左足右足と足踏み→右足から右にシャッセ→左足から左にシャッセ→(最初に戻る)
となります。
向かい合って踊るのでお互いが鏡合わせになったように
踊るのが基本です。
ジャイブの特徴は?
ジャイブはシャッセのタイミングに特徴があります。
チャチャチャの時は
タタター タタターとシャッセします。
ジャイブの時は
タッタター タッタターとなります。
違いがわかりますか?
<チャチャチャ>
右足 左足 右足
<ジャイブ>
右足 左足右足
右に向かって時間が流れるとして
こんな感じです。
ちょっと偏りがあるのがジャイブのシャッセの特徴です。
これにより腰が少し左右に揺れて
ジャイブの音楽のスイングを表現できるのです。
また多少跳ねるような雰囲気も
出てくると思います。
最初はちょっと難しかもしれませんが、
タンタン タッタタァー タッタタァー タンタン タッタタァー タッタタァー…
と踊っていくと結構楽しいと思います。
ジャイブは上級のダンスと思われがちですが、
わりと取り組みやすいので是非やってみてください。
〜まとめ〜『ジャイブはノリノリで踊るのが吉。』
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