《社交ダンス》身長差に負けない!凸凹カップル奮闘記

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《体の使い方》右と左どちらを向くべきなのか? 【正直どっちでもいい】

こんにちは!

 

Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。


Unsplash
Piotr Stefańskiが撮影した写真

 

スタンダードではポジションやスウェー、回転などいろんな理由により

顔の向きが左右に変わります。

 

基本的なルールもありますが、

どちらで良い時も結構あります。

 

今日は女性の顔の向きについて

左右どちらでも良い場面3選を

僕なりにお話しします。

 

その1|ファーラウェー


Unsplash
Samuel Dixonが撮影した写真

 

まずはファーアラウェーです。

 

これはPPと同じ形になるので

一般的には右を向くことが多いかもしれません。

 

これはPPにリードするために男性が左スウェーをすることが

大きく影響しているでしょう。

 

これは女性から見ると右スウェーになるのでその影響で右を向くのでしょう。

 

例えばインピタスターンなどはこおスウェーが割と大きくなるので

右を向くのが自然です。

 

しかしファーラウェー、とくにリバース系のときは

あまり大きくスウェーしないこともあるので

女性は左向きのまま踊ることも珍しくありません。

 

とくに不ァーラウェーリバースからスリップピボットを踊る時は

回転をスムーズに行うために、最初からずっと左を向いて踊る人も多いです。

 

これは世界のトップでもそうなので、本当に踊りやすい方で

良いということだと思います。

 

両方試してみて、良い方を選ぶのが良いでしょう。

 

ファーラウェーウィスクなど右回転のファーアラウェーでは

わりとスウェーが大きくなる様な気がするので

右を向く方が多いと思います。

 

これも僕の中での傾向なので左右どちらでも正しいと思います。

 

その2|テレスピン

Unsplash🇸🇮 Janko Ferličが撮影した写真

 

続いてテレスピンです。

 

これは9割以上の人が右を向いて男性の前を走っていると思います。

 

もちろんテレマークやテレスピンの終わりは通常PPなので

右を向くことは正しいです。

 

しかしテレスピンで走り抜ける時に頭が前に出やすい人は

左を向いて踊るという方法もあります。

 

これも苦肉の策とかではなく、わりと世界のトップダンサーでも

左を向いて踊る人はいます。

 

とくにタンゴではスウェーが少なく、スピードがあるせいか

結構左向きで踊る人がいる様に感じます。

 

テレスピンが苦手な人は

試してみる価値はあると思います。

 

その3|ウィーブ(ワルツ)



Unsplash
Nic Wardが撮影した写真

 

最後はワルツのウィーブです。

 

ウィーブにはいる時はPPなのでこれは右の方がいいでしょう。

 

もちろん専攻のフィガーにもよりますが。

 

問題はいつ左向きに戻すかです。

 

ワルツの場合通常はカウント2でライズをする時に変えることが多いと思います。

 

可能性としては最初のライズか2回目のライズになります。

 

ポジションで考えると最初のライズで

左に戻すのがよさそうです。

 

これはもちろん正しいです。

 

ただポジションはクローズドに戻しますが、

スウェーは女性は右、男性は左のまま踊ることもできます。

 

こうすると次のライズでスウェーが戻り女性が左を向くことになります。

 

これは本当にどちらでもいいと思います。

 

僕はこのふたつを両方使うことがあります。

 

どの様に使い分けるかはウィーブの後に何をするかによって決めています。

 

(1)PPになる

ウィーブの終わりでPPになりたい時は

最初のライズでスウェーを変えて女性が左に向く様にします。

 

右のままでも踊れますが、PPで右向きで入り

右のままウィーブを踊るさらにその先も右となると

ずっと右を向いたままになるため変化が少なくなります。

 

べつに踊りにくくはないですが女性の顔の向きが変わるのは

変化として魅力的だと思っているので

この場合は最初のライズで左に向く様にリードしています。

 

最後がPPではなくても、右を向いて欲しい時は同様にします。

 

ナチュラルターンを右向きから入りたい時や

ランニングフェザーに入る時などがあると思います。

 

(2)チェックドウィーブにはいる

次にチェックドウィーブに入る時です。

 

この時はチェックで回転を止める時に

女性に大きく左スウェーをしてもらうようにリードします。

 

このチェックの動作が見せ場になると思うので

顔の向きもそこで変える方がより華やかになるともいます。

 

そのためには最初のライズで女性を右に向いたまま踊ってもらう様に

スウェーを変えないで女性が右向きのまま踊るようにしています。

 

 

正直どっちでもいい


Unsplash
Zulmaury Saavedraが撮影した写真

 

ダンスの教科書には顔の向きに関する記述はないことも多いです。

 

基本的にはスウェーに合わせて下がった方を向きますが、

逆に向いても問題ありません。

 

大事なことは理由があることだと思います。

 

理由としては

(1)自然

(2)効果的

があるでしょう。

 

自然つまりスウェーに合わせるのはいいでしょう。

 

また自然ではないが効果的な表現で

体の動きに無理が大きくなければそれもいいと思います。

 

唯一良くないと思うのはなんとなく変えることです。

 

理由なく顔の向きを変えることは

ただ余計な動作をしているだけなので

やらない方がいいでしょう。

 

ただなんらかの理由で顔の向きを変えることについて

PPだから右に向くとも限らないということです。

 

ひとつ絶対にやってはいけないことは

迷って真ん中を向くことです。

 

これは100%おかしいので、迷ってもかならずどちらかに賭けましょう。

 

〜まとめ〜『顔の向きは自由』

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