《社交ダンス》身長差に負けない!凸凹カップル奮闘記

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《体の使い方》スウェーの役割 【スウェーの基本はバランスを保つこと】

こんにちは!

 

Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。



スイングダンスを踊るときに

スウェーというテクニックがあります。

 

これは左右に体を傾けることで

いくつかの役割があります。

 

一番基本の機能はバランスを保つことです。

 

今日はこのスウェーの基本について

僕なりにお話しします。

 

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自転車に乗ろう



みなさんは自転車に乗ることはありますか。

 

僕もここ10年以上は乗っていないですが、

大学に入ったくらいまでは毎日のように乗っていました。

 

自転車に乗らない方はスキーやスケートでもいいし

ただ走る場面を想像してもらってもいいです。

 

真っ直ぐ直線で進む時は

体も真っ直ぐに立っていると思います。

 

では角を曲がる時やカーブする時はどうでしょうか?

 

体がどちらかに傾くと思います。

 

これはカーブする方向の反対に

遠心力という力が働くからです。

 

正確にいうと遠心力という力はみかけの力で

実際に存在しません。

 

カーブをするために求心力が必要という話になるのですが、

ここでは一般的に言われている遠心力で話を進めます。

 

この傾きは進むスピードやカーブの度合いによって

適切な角度が決まっています。

 

なので同じスピードで同じカーブを曲がる人は

ほとんど同じ角度に傾くことになります。

 

このようにバランスを取るために必要な傾きのことを

スウェーと言います。

 

スウェーもいろいろ



ただ最近はバランスのためだけでなく

見た目の華やかさを出すためのスウェーもあります。

 

少し前はシェイプと言ったりすることもあったように感じます。

 

いまでも言いますが、シェイプという言葉も定義がはっきりしていないため

すこし混乱を呼ぶ時があるワードです。

 

現在はスウェーをいくつかに分けて

分類する方法もあります。

 

(1)テクニカルスウェー

体全体で傾くスウェーのこと。

 

バランスを取るために行うスウェーで

傾く角度は速度とカーブなどで決まっている。

 

(2)ブロークンスウェー

脇腹のあたりを伸ばしたり縮めたりすることで

傾くスウェーのこと。

 

素早いスウェーが必要な場面でバランスを取る時もあるが、

半分くらいは見た目の華やかさを目的とする。

 

 

(3)コスメチックスウェー

肩と腕の辺りだけ少し傾けるスウェー。

 

名前の通りデコレーションの意味合いが強く

バランスを取る機能より見た目の華やかさが

大きな目的になる。

 

と言った感じです。

 

どれもホールドの形を変えないで傾くので

どのスウェーを使っているかは一見分かりません。

 

また2つ以上のスウェーを組み合わせて使うこともあるので

上手な人は大きな傾きに見えるのだと思います。

 

基本は体全体でスウェー



この中でまず覚えるべきは(1)の

テクニカルスウェーです。

 

なんと言ってもバランスを取るために必要なものだからです。

 

ぶっちゃけ(2)と(3)はなくても踊れますが、

(1)テクニカルスウェーはないと踊ることは不可能です。

 

というかすごい小さくゆっくりとしか踊ることができません。

 

すこしでも大きく踊ろうと思ったら

必ず必要になってくるので頑張って覚えましょう。

 

スウェーのかけ方



スタンダードのスウェーは

基本的に左右に傾きます。

 

前後にはスウェーしないので注意してください。

 

スウェーはスイングに合わせて行います。

 

右側をスイングしたら右側が高くなります。

 

これを左スウェーと言います。

 

逆に左側がスイングした時は左側が上がり

右スウェーとなります。

 

ちなみにスウェーは下がっている方の名前で呼ぶので

注意してください。

 

わからない時は腕を振りながら踊るといいと思います。

 

左右どちらの腕を振って踊ると踊りやすいかを考えると

大体わかると思います。

 

たとえばワルツのリバースターンを考えてみましょう。

 

前進の時は右手を振ったほうが踊りやすいと思います。

 

なのでこの時は右側が上がって左スウェーとなります。

 

後退の時は左腕を振ったほうが踊りやすいと思うので

右スウェーになるということです。

 

大事なことはバランスを取るために

体全体で自然な角度で傾くことです。

 

このテクニカルスウェーは

大きく傾いたほうがいいというものではありません。

 

ちょうどよく傾くことで力まずに立てるので

結果として大きなホールドやキレイな姿勢を

作ることができるということです。

 

そこからブロークンスウェーやテクニカルスウェーをつけて

さらに華やかにしていこうということです。

 

〜まとめ〜『スウェーの基本はカーブのバランスを取ること。』

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