こんにちは！
Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。
最近のニュースを見ると
ワクチンの話が多いと思います。
異物が入っていたとか
抗体が３ヶ月で減ってしまうとか
ネガティブに聞こえるニュースが
相変わらず多いです。
ワクチンの瓶に異物が入っていたとかいっても
そもそもそういうリスクはあるわけだし、
医療に携わる人はかならずひとつひとつ確認して
使っています。
というか確認しているということは
そういうことは想定されているということに
違いありません。
そこをさも危険なことが起きた！といった雰囲気で
伝えるニュースには正直どうなのかなと
疑問に感じるところが僕にはあります。
それはさておき今日はワクチンで話題の
『抗体』ってそもそもなんなのか、
また数ヶ月で激減すると言われているけど
それってどうなのかを僕も興味があったので
一緒に調べながら勉強していきましょう。
抗体ってなんだ？
ワクチンを打つとしばらくして体の中に
「抗体」なるものができて体を守る的な
話は聞いたことがあると思います。
まず「抗体」とは何かを調べてみましょう。
抗体とは体の中に入ってきたウイルスや細菌などの
病原体にくっつくことでそれらを無力化したり
他の免疫機能が働きやすくなるような物質にこと
だそうです。
今回だったら新型コロナウイルスにぴたっとくっついて
働く抗体を体の中に増やしましょうということです。
抗体の働きはざっくりわけて２つあると思います。
（１）病原体の働きを悪くする
（２）ほかの免疫の目印となる
（１）病原体の働きを悪くする
これは今回の新型コロナワクチンの
主な働きだと思います。
新型コロナウイルスはウイルスが
人間ののどのあたりの細胞にくっついて
そこから感染していきます。
最近と違いウイルスだけでは増えないので
人間の細胞にくっついて中に入らなければ
僕たちはコロナにかかることはありません。
ウイルスの表面には人間の細胞とくっつきやすくなるための
場所があります。
これをスパイクといってトゲのようなものです。
コロナウイルス（新型も旧型も）はこのトゲが
表面にたくさんあり王冠のように見えるから
コロナという名前がついているんですね。←豆知識
このトゲはどこにでもくっつくのではなく
体の細胞のある特定の部分にだけ
しっかりとくっつくようにできています。
イメージはコンセントのようです。
海外に行ったことがある方は知っていると思いますが、
コンセントの形は国によって違います。
日本の差し込み口にアメリカの差す部分を入れようとしても
形が違うため入りません。
ウイルスのトゲがコンセントの指す部分
そして細胞にあるのがコンセントの差し込み口です。
これが一致するとしっかりと繋がり
そこから感染が始まるのです。
たとえばウイルスが唾液などの水分に包まれている状態で
手にくっついてもそれは感染ではなく
単に水分でくっついているだけなので
ウイルス自体は細胞に触れていても
繋がっていません。
だから新型コロナウイルスに関して
手から感染することは基本的にはないと思います。
これは人間の細胞でも部分によって
コンセントの穴の形が違うからです。
今回の新型コロナウイルスは
のどのあたりの細胞との形が
一致しているということです。
抗体というのは
コンセントの穴だけあるものを
差し込むような感じです。
延長コードのコードがない部分みたいな感じ。
こうするともうそのトゲは人間の細胞に
繋がることはできないので観戦できません。
つまり体の中に入ってきたウイルスのトゲの数だけ
抗体があれば理論上は感染しないということです。
ただひとつのウイルスに何本トゲがあるのかは
わかりませんが、イメージ的にはそういうことです。
（２）他の免疫を働きやすくする。
もうひとつは目印として働くというものです。
体の中には抗体以外にも
いろんな免疫機能があります。
免疫について勉強したい方は
「はたらく細胞」などをみると
非常にわかりやすいと思います。
そのなかに病原体などの異物を
食べたり殺したりする細胞がいます。
その細胞がより異物を発見しやすくするために
目標をつけるのです。
これは旅行の添乗員さんの旗に似ています。
旅行の添乗員さんやバスガイドさんは
かならず小さな旗を持ってあるいてますよね。
あれがあると人混みの中でもどこに添乗員さんがいるか
すぐわかるのでみんな集まりやすくなります。
抗体もそれと同じ働きをするときもあります。
ウイルスに取り付くことで
「こいつがウイルスやで〜」
と周りの細胞にお知らせするのです。
そうすると異物を殺す免疫細胞が
より集まりやすくなり結果的に
病原体をやっつけるのが早くなります。
非常にざっくりですが
抗体ってこんな感じだと思います。
抗体が減ったらどうなる？
抗体というのはその病原体によって
オーダーメイドで作られます。
新型コロナには新型コロナ専用抗体。
インフルエンザにはインフルエンザ専用抗体。
さらにインフルでも型がいくつかあるので
それぞれに専用の抗体があります。
今回の新型コロナは新型というだけあって
人類にとって新しい抗体が
必要となります。
そのため感染スピードが早く
世界中で警戒しているという部分はあるとおもいます。
あまり重症化しないのにと思う人もいますが、
この免疫的に初めてという部分に注目すると
警戒すべきものという人がいるのも理解できます。
さてこの抗体ですが、
体の中にたくさんあればそれに越したことはないのですが、
いつまでも体の中にたくさんある状態に
できるわけではありません。
しかし抗体量が減ったら意味がないのかと言われれば
そうでもないと僕は思います。
この抗体というのは僕たちの体自体の免疫機能として
作り出すことができます。
未知の病原体が体内に入ったときも
それを分析して新しい抗体を作ることができるという
マジで素晴らしい機能があります。
ただこの機能にも弱点はあります。
それは１回目に関しては時間がかかるということです。
はじめてきた新型コロナウイルスは
体にとっても初めての病原体です。
それをまず研究して特徴を分析します。
つぎにその情報を抗体を作る部分に教えて
抗体が作られます。
ただその記録は長く体の中に残ります。
そのため２回目に入ってきた時は
その記録をもとに素早く抗体が作られるため
１回目より早く病原体を除去できます。
マジですごい機能。
ワクチンというのは１回目の感染を
ある程度安全に行うことで
免疫の記憶を作る作業だと
僕は理解しています。
その時にもちろん抗体はできますが、
抗体を作る記憶の方が大事だと思います。
なので抗体が減ること自体は
僕はあまり悪いことではないと思います。
免疫に記憶が残れば次回以降
本当に新型コロナウイルスが体に入ってきた時に
素早く抗体が生産され対応してくれると思うからです。
僕としてはワクチンを受けることは
免疫のはたらきを高めるために有効だと思いますが、
それがイコール抗体量だけとは思わないです。
ちなみに抗体量はいろんな要素でかわるそうなので
一概に言えませんが、一応基本的な部分として
このようなことがあるということです。
でも一番は健康な体！
抗体を作るにしても
まず体力がなければなりません。
そのためには毎日の食事や
運動、そして楽しく明るく過ごすことが
とても大事だと思います。
日本のニュースはネガティブだったり
危機を煽るのが好きなようで
どうしても暗いニュースが多いです。
またリーダー的存在の人たちも
暗い顔でぼそぼそと明るい未来について語ったり
我慢しようと言って自分はパーティーに行ったりするので
どうしても僕たちにとっては明るく過ごすことは難しいです。
そういう部分をなくすことは僕の力では
とてもできません。
だからとりあえず暗いものは脇に置いておき
ダンスをして明るく楽しく過ごしましょう。
そうすることで自分が元気に過ごしていれば
まわりもだんだん元気になると思います。
コロナに打ち勝ったのはダンスの力が大きいとなれば
国からたくさんのサポートが来てレッスン代も
無料になるかも？
まあそれはないと思いますが…
今日も楽しく踊りましょう。
〜まとめ〜『抗体は体に記憶として残り、必要な時に作られる。』
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