《社交ダンス》身長差に負けない!凸凹カップル奮闘記

社交ダンス、競技ダンスで身長差カップルならではの悩みや役に立つこと、立たないことのブログ。

《ちょっとした話》 2015年と2020年と2021年 【結局誰も学ばないのか】

こんにちは!

 

Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。

 

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新型コロナの影響でいろいろな仕事や行事が

中止や延期になっています。

 

幸い社交ダンスは感染予防を日本中で徹底しているので

おおきな感染源にはなっていないようです。

 

これは私たちプロはもちろんですが、

競技会に出場するアマチュア選手や

教室にレッスンに来ていただいている方々の

真摯なご協力のおかげだと思います。

 

これはダンスだけでなくさまざまなところで

主催者とお客様が一致団結して感染予防をしている結果だと思います。

 

ただ現在の日本ではダンス違い

主催者と参加者、あるいは周りの方との距離が

離れているように見えるものもあります。

 

それはオリンピックです。

 

僕にはオリンピックが安全に開催できるかは

科学的な観点からはわかりません。

 

でもいま気になるのは主催者(政府や組織委員会、東京都)と

選手、そして一般の市民の気持ちが噛み合っていないことです。

 

僕は今の空気を以前にも感じたことがあります。

 

その時のことはいまだに心の中に

深く刻まれています。

 

今日はその時のことを思い出し

これからどうなっていくといいのか

僕なりの考えをお話しします。

 

きっかけは組織の都合

 

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ダンスに限らず組織の協力関係が

変わることはよくあります。

 

会社なのでも新しく協力関係ができたり

解消して別の会社と協力したりなどです。

 

これは自分の組織が安定して発展していくために

協力関係を変えていくことは悪いことではなく

とても普通のことだと思います。

 

しかしながら組織というのは1人の人間で

できているものではない(あるかかもしれないけど)ので

ある程度みんなの意見を集めながら方向性を決めていくものだと思います。

 

ところがその時はプロの団体(B)がアマチュア団体と

新たに協力関係を結ぶことにBの中で意見が分かれて

しまいました。

 

もちろんいろんな意見があることはいいことなので

運営する方々で会議を開いて平和的に解決していけば

何も問題はなかったと思います。

 

ですが、ここから事態は思わぬ方向に

動いていきました。

 

 

春の大会の後に選手が要望

 

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Bという団体は毎年春、夏、秋に

大きな大会をしていました。

 

その春の大会の後全国の選手は代表を

Bという団体の代表者と会議の場を持ちました。

 

このとき選手側からはBがしっかりと意見を統一して

安定した運営をして欲しいことを伝えました。

 

このとき選手と会っていただいた方は

運営に深く携わる2人の方でした。

 

この方々はしっかりと選手の話を聞いていくれて

事態の収拾に力を注いでくれると言ってくれました。

 

夏の大会が悲惨なことに

 

しかし選手や一部の運営の方の努力も虚しく

Bのトップの一部は組織の運営を強行し

夏の大会は選手がほとんど出場できなくなる事態に陥りました。

 

このときも選手は夏の大会に出るのか出ないのかで

とても悩まされました。

 

選手はもちろんフロアで踊りたいに決まっています。

 

でもそれが組織の一部の人の強行により

Bの団結が崩れることで踊りたいのに踊れない、

あるいは踊りたいのに踊りたいと言えない雰囲気が

できてしまったのです。

 

結果的に僕は出場しましたが

いままで思っていた夏の大会とは似ても似つかない

大会となっていました。

 

もちろんそれにより学んだこともあり、

経験としてプラスに考えようとしていますが、

いまだにすっきりとしない気持ちがあります。

 

選手の団結が心のより所

 

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このときに唯一よかったことは

選手は組織の綱引きに巻き込まれず

一体となっていたことです。

 

これはもちろん各地域の選手会長をはじめ

みんなが努力した結果だと思います。

 

またプロの他の団体(D)や(C)の選手も協力してくれて

選手同士は以前よりつながりが強くなりました。

 

このときBの全国選手会長だったひとは

いろんな評価がありますが、僕的にはすごく

頑張っていたと思います。

 

もちろん人間なので全てが正解というわけではないと思いますが、

間違ったことや悪いことをしているとは思いません。

 

いまでもその方の行動力は素晴らしく

自分にとって勉強になることが多いです。

 

ただダンスの大会がおかしくなると

ファンの方ももちろんですが、

やはり選手が一番被害を受けます。

 

とくにスポーツなどの世界では

選手というのは立場がすごく弱い気がします。

 

結局最後に割を食うのは運営する側ではなく

選手だと思います。

 

選手が競技に集中できる環境を作ることが

運営するひとの責任だと思います。

 

いまの日本に同じ空気を感じる

 

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この時のいやな雰囲気を今の日本に感じます。

 

もちろんその時とは次元も違うし

規模も違う。

 

選手のレベルや打ち込んできた

年数や量も全然違うと思います。

 

でも組織や主催者に振り回されるのは

選手という構図は変わっていないと思います。

 

もちろん主催者の全てが悪いとは思いません。

 

というかたぶんほとんどの人は

開催に向けて選手のことを真剣に考えて

全力を尽くしているのだと思います。

 

しかし組織のトップから出てくるメッセージが

悪いと全てが悪く見えてしまい

結果的に運営がうまくいかなくなるのだと思います。

 

このまま開催したときに出場した人も

しなかった人も誰も得をしないと思います。

 

また一部の人は外国から誰も来なくても

国体みたいしてやればいいなんて言っている人もいましたが

それは僕が経験した夏の大会と同じだと思います。

 

出場して表向きは金メダルがもらえても

そのひとはこれから自信を持って金メダリストとして

生きていけるか疑問です。

 

僕は北海道に住むひとりの社交ダンス教師なので

どうする力もないですが、

いまの空気を感じて思い出したことがあったので

書いてみました。

 

僕は僕にできること

社交ダンスを通してみなさんが楽しく健康に

過ごせるだけを考えて一所懸命過ごしていきます。

 

また来週からは楽しい記事を書いていこうと思います。

 

もし今回の記事で不快に感じる方がいたらすいません。

 

〜まとめ〜『自分のまわりのみんなが幸せになる方法を考えていく。』

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