《社交ダンス》身長差に負けない!凸凹カップル奮闘記

社交ダンス、競技ダンスで身長差カップルならではの悩みや役に立つこと、立たないことのブログ。

《ちょっとした話》初めて海外で賞金をとった話 【実は台湾ファイナリスト】

こんにちは!

 

Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。



いろんな競技会があり、それぞれ独特の雰囲気があります。

 

今回は海外競技会番外編で台湾での大会に出た時のお話です。

 

ロンドンで知り合った元台湾チャンピオンの

ジョン&ジェニファーに声をかけていただき

台湾の選手権大会に出場することができました。

 

かれらは台湾で有名なチャンピオンで

今は更新の指導にあたっているようなカップルです。

 

でもロンドンではとても気さくに話しかけてきて

いつもいろんなことを教えてもらいました。

 

今日はそんな彼らに誘われて出場した

台湾競技会奮闘記です。

 

台湾はどこだ?



正直この時まで台湾がどこにあるかは

はっきりと知りませんでした。

 

中国大陸の隣にあるくらいの認識でした。

 

地図で調べると、とっても南の方にあります。

 

日本で言ったら沖縄より南で

石垣島のお隣です。

 

はっきり言って熱帯です。

かなり暖かい(というか暑い)らしく

冬でも25度くらいあるようです。

 

ちなみに大会は8月中旬という

極暑の時期の開催です。

 

 

会場は圓山大飯店



台湾の桃園空港に降り立つと迎えにきてくれる人がいて

一路会場である圓山大飯店に向かいます。

 

goo.gl

 

ここは台湾でも一番大きなホテルだと思います。

 

写真を見るとまさに中華な感じ。

 

中に入ると一面真っ赤な絨毯が敷き詰められた

広いロビーがあります。

 

ここのロビーはかつて世界で最も広いロビーとして

掲載されていた時期があるようです。

 

参考 ウィキペディア

円山大飯店 - Wikipedia

 

そとは激アツなのですが、ホテルの中はとても涼しい。

 

ではなく「寒い」

 

冷房の効き具合が半端なく、誇張なく汗が一瞬で引きます。

 

ホテルの部屋は普通の洋室ですが、

廊下や競技会場となる宴会場は

想像通りの中華な感じでした。

 

試合会場を下見に行くと

天井に龍の絵が描いてありました。

 

明日はここで踊るのかと思うと

不思議な感じでした。

 

 

試合の雰囲気は日本に近い



大会が始まるとヒート表などは張り出し狩り

割と日本の競技会の雰囲気に近いです。

 

台湾の人もアジア人なので

前回のような金髪の人にビビることもありません。

 

ただ日本と違うことはたくさんありました。

 

いくつかご紹介します。

 

(1)アナウンスが中国語

当たり前ですが、中国語のアナウンスが入ります。

 

これはなかなか聞き慣れないので

すごく新鮮でした。

 

もちろん僕が出場する部門では英語でのアナウンスもあり

また役員の方も親切に教えてくれるので

不便なことは何ひとつありませんでした。

 

数字に関しては麻雀の知識で若干わかりましたが、

それ以外のことは全くわかりません。

 

今やっている部門とか、もろもろ全てです。

 

まああそこまでわからないと、

意外と落ち着けるということがわかりました。

 

まあ誰か教えてくれるだろうって感じです。

 

(2)審査員が多い

次に気になったのは審査員が多いということです。

 

プログラムに乗っている人数も多いなぁと思いましたが、

実際に審査員として立っている人もまあ多い。

 

どの部門でも20人近くいるような感じがしました。

 

通常日本なら10人程度、多くてスーパージャパンの後半で

18人くらいという感じだと思います。

 

フロアサイズはスーパーほど大きくはないので

さらに審査員が多く見えるのだと思います。

 

ジュニア部門にはカップルと共にシャドウ部門があり

多くの子どもたちが踊っていました。

 

そこにも選手以上に多い審査員。

 

まあ多い分には公平になるから悪くはないと思いますが

採点管理は大変そうです。

 

(3)お偉いさんの挨拶が長い

途中でオープニングセレモニー的なものがあり

選手がフロアに並び国歌(?)や主催者挨拶などがあります。

 

そこで多分地元の議員さんだと思いますが、

来賓としてお話を始めました。

 

これも当然中国語なので1ミリもわかりません。

 

まあそれはいいのですが、まあ長い。

 

10分、20分…周りの選手もざわつき始めます。

 

知り合いの台湾選手が隣にいたので

思わず「長いね」と言ってしまいました。

 

彼らもげっそりした顔をしていました。

 

まあお偉いさんだから障害ないのかと思いきや

とつぜん係の方がもうやめろ的な感じで話しかけました。

 

議員さんらしき人は、無視して話し続けると

その人は強引にマイクを奪い取り

その来賓はどこかに連れて行かれました。

 

う〜ん…とりあえず終わったのは嬉しいけど

日本ではあまり見かけない状況にびっくりしました。

 

大会の結果は…?



この大会ではライジングスターで優勝し

本戦でも5位に入賞しました。

 

実は僕台湾ファイナリストなんですよ。

 

えへ。

 

それはさておき、本戦のファイナリストには

賞金が出ます。

 

だってプロですもん。

 

えへ。

 

正確な金額は忘れてしまいましたが、

数千ドルの賞金が出たのです!

 

これは出場前からポスターに書いてあったので

かなりワクワクしていました。

 

ただドル($)といってもニュー台湾ドルだったのです。

 

当時の台湾ドルは¥3くらいだったので、

賞金は¥10,000いかないくらいということです。

 

ちょっとがっかり。

 

でも海外で初めてゲットした賞金だったので

とても嬉しかった記憶があります。

 

結果的にはそれが唯一の海外賞金となりました。

 

これは記念なので、両替しないでそのまま持って帰ってきました。

 

 

台湾の人はみんな優しい



歴史的にはいろいろありますが、

台湾の方は総じて優しく接してくれます。

 

学生の全日本で上位に入ると台湾の大会に出場できる時もあるようなので

チャンスがあったら出てみることをお勧めします。

 

割と近いので気軽に行けると思います。

 

いまは少し難しいですが、

近い将来また海外に気軽に行ける時が来ると思います。

 

〜まとめ〜『台湾は暑い。ホテルは寒い。人はあったかい。』

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