《社交ダンス》身長差に負けない!凸凹カップル奮闘記

社交ダンス、競技ダンスで身長差カップルならではの悩みや役に立つこと、立たないことのブログ。

《ちょっとした話》ダンスの社会の中で、ここはダメだと思うこと3選 【ダンスの世界にはいい部分がたくさんあるのに、ちょっともったいなぁと思う部分を考える】

こんにちは!

 

Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。

 


Unsplash
NASAが撮影した写真

 

社交ダンス自体はとても楽しいものです。

 

いろんな人と楽しく踊ったり

自分のパートナーと競技会に出たりと

いろんな楽しみ方があります。

 

ただそれを取り巻く環境は必ずしもいいことだけではありません。

 

今日は社交ダンス社会のここがダメなんじゃいかなと思うところを

僕なりにお話しします。

 

 

ダメな点1 先生が偉い(と思っている)

 


Unsplash
Mick Hauptが撮影した写真

 

まず一番感じることはダンスの先生が偉そうということです。

 

もちろん素晴らしいダンスを踊ったり

いいレッスンをしてたくさんのいいダンサーを輩出する偉大な人が

たくさんいるのは事実です。

 

それ自体はいいことです。

 

ただダンスの先生(自称多少問わず)は

偉そうにする人が多くいるように感じます。

 

僕がよく遭遇する考え方が

 

・アマチュアよりプロが偉い

 

・選手より審査員が偉い

 

・団体の理事になっている人が偉い

 

・チャンピオンを取ったから偉い

 

などです。

 

ほかにもたくさんありますが、

別にダンスの先生は偉くないと思います。

 

もちろん下にいるわけでもありません。

 

ダンスの先生やプロというのは立場のひとつで

マチュアとプロは違うけど対等だと思います。

 

とくにダンスの先生はダンスを生徒さんに教えるという「仕事」をしているので

つい上下関係があるように感じるかもしれません。

 

人としても礼儀はあっても

別に偉いわけではないと思います。

 

これはプロ同士でもよくある

というかプロ同士の仲の方が顕著かもしれません。

 

確かに師弟関係などから師匠について行こうとすることは決して悪いとは思いません。

 

しかし役職、審査員などという立場などを利用して

従わせようとするのはちょっとどうかなと思います。

 

先日もある場面で

「そんなことは言えないけど、よく考えて行動しろ。」

というようなことをいわれました。

 

僕はあまり気にしない方なので構いませんが、

こういうのがまだまだ健在するのが

まず良くない部分だと思います。

 

 

ダメな点2 団体同士で潰し合う

Unsplashjean wimmerlinが撮影


した写真

 

つぎにダメだなともうところは

ダンスの団体同士で足を引っ張り合うところです。

 

僕がダンスを始めた時には

社交ダンスの団体は既に分かれていて

分かれた時の大変さなどはわかりません。

 

その当時を知る先生方からしたら

確かに敵対心が生まれるのも自然かもしれません。

 

でも現実に現在ダンスの団体として分かれてしまい

あらゆる人がひとつになるべきと言っているのに

ちょっと何かあると別の団体の足を引っ張り

潰そうとする動きを見せます。

 

お互いに競争してより良いダンスのイベントを作って行けば

いい意味でダンスの団体がいくつもあることが

メリットになると思うのですが。

 

あれがダメ、これはしてはいけないと

選手を縛ることで結果的にどの団体も衰退していくように思います。

 

Freedom to Dance(踊る自由)という理想のもとに

みんな活動しているはずなのに

結果的にプロの選手は誰も自由に競技会に参加できず

マチュア選手のほうが自由に参加できるのが現状です。

 

これではプロになろうと思う人が増えないのは

当然です。

 

日本国内で一番自由に競技会に出れるのは

マチュアなのですから。

 

JBDFプロ→JBDF、JCF、NDCJ(統一〇〇的なやつ)

 

JDCプロ→JDC

 

JCFプロ→JBDF、JCF、NDCJ(統一〇〇的なやつ)

 

JDSFプロ→JDSF

 

マチュア(JDSF、各団体登録アマチュアすべて)

   →JBDF、JDC、JCF、NDCJ(統一〇〇的なやつ)、JDSF

 

一部アマチュアでも出場できない方もいらっしゃいますが、

総合的に見て一番自由に競技会に散開してるのはアマチュアです。

 

こうなれば実力が高い選手ほどプロになるメリットがなさすぎます。

 

マチュアのままでも世界に出ればたくさんレベルの高い選手はいますし

マチュア世界チャンピオンになってから考えても十分間に合います。

 

そんななかプロはあっちが選手をいじめている

こっちが約束を破ったとかダンスと関係ないところで

いつも争っているように見えます。

 

もっとうちの団体の競技会はこんなに素晴らしいので

みなさん出てください!と言った感じで争うのはいかがでしょうか。

 

もちろん選手の出場は自由にしてあとは選んでもらえるように努力するだけです。

 

一般のお店でも最終的にはお客さまが決めるのと

同じだと思うのですが。

 

ダメな点3 時代の変化についていかない

 


Unsplash
Chris Lawtonが撮影した写真

 

時代と共にいろんな環境が変化しています。

 

これは誰が悪いとか誰がいいというわけではなく

時代自体が自然に変化していくということです。

 

僕の場合を例に挙げると自分が20代の時と現在では

20年以上の開きがあります。

 

僕の学生の時の感覚だけで今の学生のことを考えても

全く話になりません。

 

僕の学生時代はスマホどころか携帯もほとんどなく

インターネットだって使っている人は稀でした。

 

動画という言葉もなく、ビデオ(VHS!)をダビングするという

まさに貞子の世界がまかり通っていたのが僕の学生時代です。

 

その考えをそのまま今の学生に当てはめようとしても

合うはずがないのは考えなくてもわかると思います。

 

もちろん昔のことが間違っているというわけではありません。

 

ただ時代の変化を加味して、考えていく必要があるということです。

 

これがダンスの社会でも起きているのだと思います。

 

もし70代の方が自分が選手だった20代の頃の考えだけで

現在の選手のことを考えても50年くらいのギャップがあります。

 

半世紀です。

 

半世紀前の考え方で今の若者をダンスに向かせるにはとか言っても

なかなか難しいと思います。

 

ただ現在の20代は50年前を知らないので

昔のアイディをうまく今の時代に載せることができれば

新しいものとして受け入れてくれる可能性は十分あると思います。

 

大事なことは現在の時代をよくみて

勉強しようとする姿勢だと思います。

 

ある仕事で僕がお手伝いしている先生は

50代だと思いますが、その辺りがとても先進的です。

 

その先生は一般的な会社で自分の歳ならもう役員とかになる年齢なのに

ダンス界では若手と言われる年齢なので

もっと若い人に意見をいかなければいけないといつも言っています。

 

でもこのような姿勢があるからだと思いますが、

その先生は斬新なアイディアをたくさん出して

新しい試みを実現に移して行っています。

 

ただその企画や考えを連盟の会議にかけた時の

反応の悪さ、理解のなさに多少手こずる時もあるようですが。

 

僕もそういうところを見習って

自分の経験と現在の新しい時代をうまく勉強して

少しでも役に立てたらと思うようになりました。

 

使える人が働けるように

 


Unsplash
Leohohoが撮影した写真

 

どの組織でも使える人を使っていくことが

大切だと思います。

 

使える人というのは使いやすい人とは違います。

 

使える人はアイディアや実行力があり

いろんなことを進めていく力がある人です。

 

一言で言えば優秀な人です。

 

これを組織の上の方にいる人がどんどん引き上げていけば

裁量権や責任を得てさらに仕事をすると思います。

 

ただ使いやすい人つまり自分の言うことをよく聞く人を周りに集めると

結果的に何も進展せず自分がいちいち指示しなければいけません。

 

小さい組織ではその方がうまくいく場合が多いと思います。

 

ただある程度大きくなってきた組織はそれでは

うまく回っていくことは難しくなると思います。

 

この問題はダンスの社会だけでなく

いろんな会社や国家レベルでも起きやすいのかもしれません。

 

あるいみ人間の陥りやすい罠なのでしょう。

 

これからダンス自体は良くても

ダンスの社会が良くなるかは全くもって不透明です。

 

ただ社交ダンスというもの自体はいろんな人が気軽に楽しめるコンテンツで

見て、学んで、踊ってと楽しみ方もたくさんあります。

 

またダンスの指導者も僕が出会った方はみんな素晴らしい人柄と技術を持っていて

ダンスだけでなく人としても部分もたくさん教えてくれました。

 

ぜひダンスをする人がダンス以外の面で嫌な思いをしないような

素敵なダンスの社会になることを願っています。

 

〜まとめ〜『温故知新』

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