《社交ダンス》身長差に負けない!凸凹カップル奮闘記

社交ダンス、競技ダンスで身長差カップルならではの悩みや役に立つこと、立たないことのブログ。

《ちょっとした話》毎日杯の裏側は? 【初めてお話しした&審査員の顔が怖い理由】

こんにちは!

 

Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。

 

毎日杯の時の話を昨日お話ししました。

 

今日はその大会の舞台裏のお話です。

 

 

審査員はみんな緊張している

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審査員は控室が別に設定されて

大会が始まる寸前までそこで待機します。

 

審査員控室は役員控室と違い

とても静かです。

 

これから始まる大会を審査するということへの緊張感で

集中しているという部分が多くあると思います。

 

初めてお話しした先生は?

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そんな中でも多少の会話はあります。

 

もちろん選手や成績について話すことは禁じられているので

大会に関する内容は話しません。

 

今回は大友千穂先生と席が近くなったので

挨拶したりしてすこしお話をしました。

 

大友千穂先生といったら学生の時から知っていますし

そのころは全日本の表彰台を駆け上がっていました。

 

また習っていた教室も違うので

まさに雲の上、別世界の人でした。

 

それからプロになってもあまりお話しする機会はなく

たまに挨拶はしてもそれ以上になることは一度もなかったです。

 

ただ今回ふとしたきっかけでお話しできたのは

とてもうれしかったです。

 

千穂先生も「三宅くんとしゃべったのはじめてだよね〜。」

っていってくれて話ていないなりに覚えてくれていることに

おどろきと感動がありました。

 

見た目はオーラもありなかなかお近づきになりにくい感じもしますが、

気さくな先生でした。

 

拍手を褒められました!

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大会が始まって自分の審査する場面以外は

自分の席で観戦していました。

 

みんな頑張って踊っているので

声は出せませんが、拍手で応援していました。

 

すると昼休みに千穂先生が

「三宅くんの拍手ってすごいよね。」

いいました。

 

千穂先生は近くで審査していたのですが、

僕の拍手の音がすごいなぁと思っていたそうです。

 

うるさかったかと思いましたがそうではなく

音の感じからホールドの握り方が良さそうと

褒めて(?)いただけました。

 

握り方がいいかは分かりませんが、

拍手の音からそんなことを感じるなんて

一流のダンサーは考えることが違うんだなと思いました。

 

審査員が緊張している理由

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話は変わりますが、審査員の人って

なんであんな怖い顔をしているのでしょうか?

 

それは単純に「緊張している」からだと思います。

 

えっ?って思うかもしれませんが

9割以上それが理由です。

 

理由は大きく3つあると思います。

 

(1)審査する責任を感じている

一番大きいのはもちろんこれです。

 

選手の皆さんは全員が一所懸命に練習して

それをフロアで披露しているのです。

 

真剣なダンスに対して審査する人も

それ以上の真剣さが求められるのは当然です。

 

またみんないいダンスを踊っているから

みんな優勝でいいよねというわけにはいきません。

 

僕の気持ちはそうなんですが、

それでは仕事をしていないことになるので

全部がいいダンスでもそこに差を見出し

評価していかなければいけません。

 

そこに対する真摯な姿勢がどうしても怖い顔を生むのだと思います。

 

(2)審査員はしゃべらない

これは審査員の規定として決まっていることで

大会中は他人と話してはいけないことになっています。

 

これは選手だけでなく、役員、審査員同士も

話しません。

 

もちろん一言も話してはいけないわけではないですが

選手や審査に関することを話すことは

厳重に禁じられています。

 

なので大会の朝や大会中に廊下などであった時に

なんとなくいつもと違って愛想がないのも

実はそういう規定があるということです。

 

べつに怒っているわけではないので

気になった方はすいません。

 

大会が終了すればその日のダンスに関して

感想をお話ししたりもできるので

気軽に話しかけてください。

 

(3)審査員は審査規定が厳しい

先程のしゃべらないというのも規定のひとつですが

それ以外にも審査の点数の付け方も

しっかりと規定があり少しでも間違うとペナルティがあります。

 

具体的には予選で次の予選に上がるカップルを選ぶ時に

数を間違ったらペナルティです。

 

24組を4種目で選ぶ時に1個でも多く、あるいは少なくつけたら

その時点でアウト。

 

もちろんその1点で次に上がる人もいるので

1点といえども間違えることは許されません。

 

ただ1分30秒の間に8組を選び

それを3種目5ヒートとなってくると

間違いも起きやすくなります。

 

毎回しっかりと数を確認して

間違いのないようにしっかりとつけているのです。

 

また決勝では順位を決めていきます。

 

あたりまえですが、同じ順位をつけることは

いけません。

 

1〜6までを決めるのに間違うわけないじゃんと思いますが、

これがまた不思議なのです。

 

僕もそんなことないだろうと思っていましたが、

実際に審査員をすると気づいたら3位がふたつあったり

して慌てることがあります。

 

これは必ずしも1から順番に順位を決めていけるわけではないからです。

 

実力がみんなはっきりと分かれていれば

難しくはないですが、大体接戦になってきます。

 

そうすると3位と4位で迷うときなどもあります。

 

1位と2位は決め、6位も決めた。

 

あとは…って悩んでいると

なんかしれないけど4位が2つある?!

なんてことがあったりするのです。

 

もちろんしっかり見直して

修正するのでそのまま出したことはありません。

 

ただギリギリまで悩んでできるだけ

踊り全体で審査しようとすると

どうしてもそういうことが起きかけてしまうのです。

 

しかし本当にそれで終わってしまうとまずいので

間違いなく審査の結果を用紙に書くことに

どうしても緊張しているので怖い顔になるのだと思います。

 

審査員も人間

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firどんな審査員も職務としてやっています。

 

もちろん名誉なことですが、

やはり応援している方がだいぶ楽しいです。

 

次回の大会では何に当たるか分かりませんが、

審査員も緊張しているんですよってお話しでした。

 

〜まとめ〜『審査員は選手以上に勉強しないといけない。』

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