《社交ダンス》身長差に負けない!凸凹カップル奮闘記

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《ちょっとした話》北海道弁に気をつけるべき 【方言の中で抜群のステルス性】

こんにちは!

 

Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。

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僕は現在北海道でダンスをしていますが、

もともとは埼玉からきたので

北海道の人間ではありません。

 

北海道には当然北海道弁なる言葉があり

僕も最初はかなり苦労しました。

 

今日はダンスで出てくる北海道弁

皆さんにご紹介します。

 

 

北海道弁の怖いところ「ステルス方言」

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北海道弁と聞いて

 

「なまら」

 

「〜だべや」

 

などを思い出す方もいると思います。

 

使う人もいますが、実際はあまり聞きません。

 

また大阪や鹿児島、青森などと違い

聞いた瞬間「方言だな」とわかるような

イントネーションの違いが少ないように感じます。

 

そういう意味では標準語に

非常に近いイントネーションです。

 

と・こ・ろ・が…

 

北海道弁の恐ろしさは

この標準語に近いところなのです。

 

普通に話している中に

いつの間にかわからない言葉を

ぶち込まれるのです。

 

わからない言葉と言っても

標準語にもあるタンゴなのに

意味が違う場合が結構な確率であります。

 

いわゆるステルス方言です。

 

なのでこれを読んでいる道外の方には

充分注意して欲しいと思います。

 

ステルス方言1 「〇〇したくなる」

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まずはこれです。

 

「〇〇したくなる。」

 

使い方としては

 

「ウィーブすると体が右に曲がりたくなるんだよね。」

 

「PPになるときに引っ張りたくなっちゃうんだよね。」

 

普通に考えたら

 

「〇〇したくなる」=want to do

 

です。

 

なので「体が右に曲がりたくなる」といわれたら

「なぜ?曲がらないようにしてよ。」

と答えてしまいます。

 

また「引っ張りたくなっちゃう。」とか言われたら

「引っ張るなっつってんだろっっっ!」と

キレてしまいそうです。

 

北海道の人が「〇〇したくなる」と言った時は

want to doではありません。

 

「自分の意思に反して何かをしてしまう」という意味です。

 

つまり本人の意思でそうしているのではなく

そうせざるを得ないということを

暗に示しています。

 

つまり明言していませんが、

お前のせいだと言っているのです。

 

なのでしたくなると言われて

しなければいいじゃんとか言っても

何も解決しません。

 

また理由を聞いても

全く話は噛み合わないので

気をつけましょう。

 

ステルス方言2 「〇〇しささる」

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つぎはこれです。

 

ステルスと言うほどではないですが、

話の中で使われると一瞬気になっても

流れていってしまい気にならない時があります。

 

使用例としては

 

(1)「なんか押ささるんだよね。」

 

(2)「股関節を使うと、ひざも使わさるんだよ。」

 

みたいな感じです。

 

なんとなくわかるようなわからないような…

 

これは上のようにふたつの意味を示すときがあります。

 

(1)はステルス方言1と同じ意味で

自分の意思ではないけれどそうなってしまうと言う状態を

表しています。

 

なので「押ささるんだよね…」と言われたときの意味は

 

「お前のせいで、押さなきゃ踊れないんだよ!」

 

です。

 

でもこのように言うと角が立つので

めっちゃオブラートで包んでいるのです。

 

しかし(2)のような場合は

少し意味合いが違います。

 

これは間違ったことを示しているわけではないです。

 

ただ意思が強く働いていないという

状態を表していると言う部分はわりと近いです。

 

「股関節を使うと、ひざも使わさるんだよ。」

 

は「股関節を使う」と言う部分は

自分の意思で動かしています。

 

それに対して「ひざも使わさる」は

ひざが股関節の動きに自然に連動して動くことを示しています。

 

つまり

 

「ひざの動きに強い意志はないけど動かないのは違うのよ。

 でも動かそうとするとわざとらしくなるからそれも違うんだよね…わかる?」

 

と言う意味です。

 

どちらの意味で使われているかをしっかりと把握しないと

いつのまにか失敗をこちらのせいにされるので

気をつけましょう。

 

どちらも優しさからできた言葉(だと思う)

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これらに共通するのは

 

「あなたのせいとは言わないけど、私のせいではない。」

 

という部分があると言うことです。

 

北海道は日本の各地から入植してきて

できた場所なのでいろんな地方の風習が

入り混じっています。

 

そのため日本人の得意な

察するとか空気を読むと言うのが

難しかったのだと思います。

 

空気というのはその土地の文化が

深く関係するのでお互いに

角が立ちにくい言い回しが育ってきたのだと思います。

 

大阪弁の人が怒っているように感じたことは

ありませんか?

 

本人に聞いたら別に普通に喋っているだけなのに

なんとなく言い回しとか声のトーンが違うから

そのように感じるのだと思います。

 

同じ文化の中にいる人同士なら

その空気を読み察することができると思いますが、

そうではない人には誤解されることがあります。

 

北海道弁ではそのようなことを避けるようにした結果

標準語のような言葉なのに意味が変わって

周りの人を混乱させる結果になっているのだと思います。

 

北海道外の人は覚えておいてください。

 

また北海道の人は「〇〇したくなる。」

は通じないので気をつけてください。

 

〜まとめ〜『いまは僕もバイリンガル

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