こんにちは!
Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。
UnsplashのTingey Injury Law Firmが撮影した写真
このブログの表紙にも書いてありますが、
僕はもともと北海道の民ではありません。
とはいえ今となっては北海道が一番長くなり
すっかり北海道に馴染んてきたと思いますが、
それでもネイティブではないことを感じる場面は少なくありません。
今日は埼玉の民が見た、北海道の民の特徴3選を
僕なりにお話しします。
ちなみに今回の話は北海道を悪く言っているわけではありません。
ただ埼玉の民との違いを知ることで、お互いに理解し合えればという気持ちで
お話しているのでご了承ください。
また北海道は広いので全てで通じるわけではありません。
あくまでも札幌に住んで思ったことです。
その1|電話で名前を言う時は過去形
UnsplashのBerkeley Communicationsが撮影した写真
現在は携帯電話が主流なので
電話をとった時に名前を言うことは少ないかもしれませんが、
固定電話(!)をとった時は必ず名前を名乗りました。
この時どうやって出ますか?
もし名乗るとしたらこんなかんじでしょう。
「はいもしもし、三宅です」
普通ですよね。
もちろん北海道でもこれでちゃんと通じます。
しかしこちらからかけた時は
たまに違う時があります。
それがこちらです。
「はいもしもし、三宅でした。」
?
過去形?
今は誰なんだろう?
こんな気分になります。
最近は少ないですが、北海道ネイティブの方で
わりと年配の方が使う傾向があるように感じます。
一度生徒さんに聞いたところこんな答えが返ってきました。
「なんでだろうね〜?でも丁寧な感じがするかな。」
なるほど
確かにお礼の言葉でも「ありがとうございます」でも十分ですが
「ありがとうございました」となると丁寧な感じが増します。
もしかしたらこれと同じ原理なのかもしれません。
つまり過去形なわけではないのでしょう。
とはいえ「どうも〜田中でした〜」と言われたら
今は誰?と思ってしまうのです。
その2|信号はアバウトに守る
UnsplashのHuzaifa Ginwalaが撮影した写真
続いて車の運転です。
北海道に来て結構初期に感じたことですが、
車が信号を結構アバウトに捉えることです。
教習所で習うのは
青はすすめ、黄色は基本的には止まるが、止まれない時は気をつけて進入
そして赤は停止です。
しかし北海道ではこんな感じに見えました。
青→すすめ(これはいい)
黄→加速(まあこれも注意していればいい)
赤→まだいける(?!)
反対側が青→止まれ(…)
反対側が赤→発進!!
黄色で加速するのは、早く交差点を開けると言う意味では
現実的に間違っていないともいえます。
が
赤になっても結構な確率で車は止まりません。
1台くらいは当たり前、2台3台と入ってくる時も
珍しくはありません。
そして反対側が青になる前にやっと止まる感じです。
とはいえ反対側が赤になるころにはジワジワと発進し始めます。
つまりちょっとだけど、両方の車線が動いている時間帯がある感じです。
もちろんぶつかったりはしませんが、なかなか攻めている感じがしました。
ただこれも理由があります。
それは冬のことです。
冬になると札幌は一面雪になり、地面はスケートリンクのように
凍ってしまいます。
冬用のタイヤを使っていても、夏の間とは比べ物にならないくらい滑ります。
そのため止まることが非常に難しく、
また発進時もタイヤが空回りすることが珍しくありません。
もちろんその中で安全に運転すればいいのですが、
全体の流れもある程度確保したいと言うなんとなくの空気があるのも事実です。
走っている時に黄色になっても早々は止まれないですし、
赤になって急に止まると後ろからぶつかられるかもしれません。
(そのために黄色があると言われればそのとおり)
また青になってから発進し始めては
時間がかかりすぎるため、反対が赤になるくらいには
じわっと動き始めるのでしょう。
それが習慣化しているため、夏の間も同じように
赤でも止まらず、青になる前に発進しているのだともいます。
北海道に旅行できて運転する時は
覚えておくといいと思います。
その3|札幌駅が上にある
最後は地図の見方です。
街中(札幌駅からすすきのあたり)の話をする時は
札幌駅が地図の上にあります。
ちょっと何を言っているかわからない方もいると思いますが、
僕も同じです。
ただ北海道ネイティブの方でこう言う方は
割と多い気がします。
確かに札幌〜すすきのの地図をみるとしたら
札幌駅が北になるので上にあるのはわかります。
ただそれは上というより北だと思うのですがどうでしょう。
しかしなんとなくですが、札幌駅が上にあるでしょ…という感じで
話が進む時はあります。
これも札幌の発展の具合があるのかもしれません。
今でこそ札幌駅の北も南も発展していますが、
先に発展したのは南側のようです。
北側は最初何もなかったと言うことを聞いたことがあります。
今でも北大がある以外は基本的に住宅が多く
札幌駅の南側の方が先に発展した名残は感じます。
まあ詳しくはわかりませんが、多分そんな感じでしょう。
確かオーストラリアやニュージーラなどの世界地図は
南が上だと言うことを聞いたことがあります。
それと同じ感情なのでしょう。
まあ別に不便はないのでいいのですが、
ここから下に行くとデパートがあるみたいに
上下左右を使う人がいることは知っておいて損はないともいます。
どこにでもある地方ルール
UnsplashのMassimo Sartiranaが撮影した写真
郷に入りては剛に従え
これは本当にそう思います。
僕は小さい頃から割と住む場所が変わるので
その土地その土地でなんとなくルールが違うことを感じていました。
とくに埼玉から北海道に来た時と
英国に留学した時は強くそう思いました。
その土地には文化(カルチャー)があり
そこに住む人に合ったルールがあります。
北海道で赤になっても車が止まらないように
ロンドンでは歩行者が信号に関係なく渡ってきます。
これの是非はなんともいえませんが、現実にそう言うルールで
スムーズに回っていると言うことです。
そのため外から来た人は、まずその習慣を感じて
守ることもひとつの方法だ思います。
もちろん法律などの範囲内ですが。
そしてそのルールがどうしても自分に合わないと感じる時は
その土地のルールが悪いのではなく
そこのカルチャーとあなたのカルチャーが合わないと言うことだと思います。
この場合はどちらが正しいかを議論するのではなく
場所を変えてもっと自分にフィットするところを探すのも
ひとつの方法かもしれません。
〜まとめ〜『人間いたるところに青山あり』
関連記事
お問合せご意見、ご感想などはこちら