《社交ダンス》身長差に負けない!凸凹カップル奮闘記

社交ダンス、競技ダンスで身長差カップルならではの悩みや役に立つこと、立たないことのブログ。

《フィガー解説》スリーファーアラウェーの意味と踊り方のコツ 【語源が分かれば踊りも変わる】

こんにちは!

 

Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。

f:id:tatsushi_miyake:20210908133418j:plain



スローフォックストロットに

リーファーラウェーというフィガーがあります。

 

滑らかで大きな動きがあり

とても人気のあるバリエーションです。

 

終わり方もいろいろあり

好みに合わせてアレンジできると思います。

 

今日はこのスリーファーラウェーに関してのいろいろを

お話しします。

 

ファーアラウェーとはなんぞや?

f:id:tatsushi_miyake:20210908133459j:plain

ダンスでよく聞くファーラウェーとは

いったい誰でしょうか?

 

英語ではfallawayと書きます。

 

fallは落ちる、awayは向こうにとかですね。

 

向こう側に落ちる?なんか塀の向こうに落ちるみたいになってしまいますね。

 

調べてみましょう。

 

fallaway 外れて落ちる 離れる 見捨てる

 

参考

fallawayの意味・使い方・読み方 | Weblio英和辞書

 

見捨てるは悲しすぎます。

 

リーファーアラウェーは3回も見捨てられて…絶望

 

たぶん「離れる」あたりが一番近いニュアンスだと思います。

 

ファーラウェーはダンスにおいては

「PPで後退すること」と定義されています。

 

なので由来としては

 

・男性の左ボディと女性の右ボディが離れるから

 

・PPの向きのまま素直に後退すると体がお互いに離れる方向に動くから

 

のどちらかあるいは両方な気がします。

 

知らんけど。

 

とりあえずPPのポジションで後退することが

ファーラウェーでございます。

 

ファーラウェーはいくつある?

f:id:tatsushi_miyake:20210908133615j:plain

それではスリーファーラウェーのステップを

追っていきましょう。

 

まず男性は前進女性は後退から

始まります。

 

1、2、3歩でファーラウェーになります。

 

そして4、5…8、9歩目でまたファーラウェーになります。

 

その後はウィーブなどに抜けていくことが多いです。

 

 

2つしかファーアラウェーがありません。

 

僕も初めて習った時はそう思いました。

 

なので間違えたと思い

もう一回さらにファーラウェーをしていたこともあります。

 

でもじつは今出てきたファーアラウェーの間に

ひっそりと隠れていたのです。

 

それは6歩目でライズした状態になった時です。

 

このときに男性も女性も足を後ろにかけたような状態になります。

 

ここがファーアラウェーなのです。

 

正確にいうとカウンターファーアラウェーです。

 

歩幅が小さくライズしているので

ファーラウェーとは似ていない感じもしますが、

男女が入れ替わったファーラウェーになっています。

 

男女が逆になっているので

PPの開き方もまったく逆になっているということです。

 

カウンターというのは「反対の」という意味です。

 

受付のカウンターは対面して向かい合います。

 

ボクシングなどのカウンターパンチも

おなじ意味合いです。

 

PPは男性の左と女性右が開いているので

カウンターPP(CPP)は女性の左と男性の右が開いていることになります。

 

この状態で前進すればカウンターPP

後退すればカウンターファーラウェーです。

 

これも含めてスリーファーラウェーなのです。

 

なんとなく腑に落ちないのはわかりますが、

誰に聞いてもそういうのでしょうがないです。

 

ツナおにぎり3個入り!って書いてあって

全部マヨ味かなと思ったら

1個だけ味付けが違ったような感じです。

  ↑

どうでもいい!

 

真ん中のカウンターファーラウェーの部分は

サイドロックと勘違いしている人が多いので

注意してください。

 

サイドロックとの違いは

f:id:tatsushi_miyake:20210908133709j:plain

カウンターファーアラウェーとサイドロックは

明確に違います。

 

男性の右足はどちらも後ろにステップするので似ていますが、

女性の左足ははサイドロックの時は前に、

カウンターファーラウェーのときは後ろです。

 

だた違いはそこだけではありません。

 

サイドロックはロックなのでかけています。

 

つまり男性なら左足に右足をかける時

女性なら右足に左足をかける時に

ほとんど移動しません。

 

でもカウンターファーラウェーは

ファーラウェーなので後退します。

 

ここがすごく大事です。

 

ロックは移動しない、ファーラウェーは移動する。

 

ここが大きく違います。

 

実際にカウンターファーラウェーはライズしているので

歩幅は小さくなります。

 

さらに男性は回転の内回りなので

その影響でも歩幅は小さくなります。

 

そうすると見た目にはほとんど同じに見えますが、

進もうとしているか、とまってかけようとしてるかで

女性の反応が違ってきます。

 

女性も止まってしまうとわかっていても

前に左足が来てしまうことがあります。

 

もしスリーファーアラウェーでうまく踊れない方は

ちょっと気を付けてみるといいかもしれません。

 

〜まとめ〜『スリーファーアラウェーはスローの最強神フィガー』

関連記事

 

jumbo-miyake.hatenablog.com

凸凹カップル奮闘記 もくじ

 

 お問合せご意見、ご感想などはこちら

 

 

 

 

にほんブログ村 演劇・ダンスブログ 社交ダンスへ
にほんブログ村


社交ダンスランキング