こんにちは!
Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。
UnsplashのSebastian Dumitruが撮影した写真
スタンダードでホールドする時に
男性の右手はなかなか難しいところがあります。
弱ければ「頼りない」と言われ
強ければ「きつい」と言われ
右手が難しいのは正しい
Unsplashのarash payamが撮影した写真
男性の右手が難しいのには
はっきりとした理由があります。
まずはその理由を確認しましょう。
(1)手のひらが内側を向いている
まずダンスをする上で4本の腕、つまり女性の左右と男性の左手は
すべて手のひらが外を向いています。
みなさんも試して欲しいのですが、
体の前に両腕で輪を作ります。
バレエのような感じです。
この時に手のひらを外に向けてみましょう。
そうすると肩が下がり、ひじは少し上がります。
これは社交ダンスのホールドとしてわりといい傾向にあります。
では逆に手のひらを自分の方に向けてみましょう。
こうすると肩が収まりにくく、ひじは下がりやすくなると思います。
つまり社交ダンスのホールドをするように腕を上げる時は
手のひらが外に向いている方が形を保ちやすいと言うことです。
ただ断背の右手は必ず内側を向くので
どうしても肩が上がりやすく崩れやすいのだと思います。
(2)女性の胴体に触れている
男性の左手と女性の右手は
お互いに握っているので難しさがありつつも
ある程度場所は決まっています。
いきなり相手の手首やひじを掴んでしまう人は
あまりいないと思います。(いないです…よね…?)
女性の左手も男性の肩の筋肉の下に置くことを覚えている人は
そんなにどこを掴んでいいか悩む人は少ないと思います。
ところが男性の右手は女性の背中に置くので
触った感触だけで場所を確認するのは難しいと思います。
また触っているところが見えないので
それも難しさの原因のひとつだと思います。
その上少しずれると女性にとっては居心地が悪くなるため
トラブルになりやすい傾向もあります。
(3)意外と力を入れておく必要がある
4本の腕のうち男性の左と女性の左右の腕は
割と力を抜いておいてだいじょうぶです。
もちろん神経は通っていてしっかりと指先まで意識しますが、
力自体は結構少なくて踊ることができます。
ただ男性の右腕は遠心力に対して必要なので
回転するフィガーを使う時は
結構力を入れておかなければなりません。
ただ力を入れても、女性にその力をかけると
ホールドが縮んでしまうのでうまく踊れません。
かと言って力を抜くと回転する時にホールドの形がブレるため
とても踊りにくくなります。
じゃーどーすればいーのっ!ってなります。
ぼくもなります。
みんななります。
そういうものです。
とりあえず男性の右腕は冷静に考えても
格段に難しいと思います。
簡単な解決方法は無い
UnsplashのMatt Duncanが撮影した写真
これらをどうやって解決していくか。
簡単な方法はありません。
基本に沿って地道に練習して自分なりに
いい位置を模索する以外にないと思います。
ただきちっとした正解がないと言うことは
逆に言えば自分なりの正解でOKということでもあります。
特に最近は男性の右手の位置に関して
割といろんな方法が見受けられます。
もちろん人によってそれぞれ好みはあるとおもますが、
高さや広さも結構人によって様々です。
とくにカップルで踊っている人は
ふたりが居心地良く100%の実力で踊れる場所を探して
練習してみましょう。
きっといい場所があるはずです。
〜まとめ〜『男性の右手が難しいことは諦める。』
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