《社交ダンス》身長差に負けない!凸凹カップル奮闘記

社交ダンス、競技ダンスで身長差カップルならではの悩みや役に立つこと、立たないことのブログ。

《基本のテクニック》床をおすとは。

こんにちは!

 

Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。

 

レッスンで「もっと床をおして!

といわれたことはありませんか。

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今日は「床をおす」ということに

ついて考えてみましょう。

 

まず「おす」にも

いくつか種類があります。

 

(1)押す

動かそうとして力を

  物体に上や横から加えること。

 

(2)圧す

圧力を加える。

上から重みを加える。

 

(3)捺す

印判をおしつけて形を写す。

 

以上3つ 参考 コトバンク

押す(オス)とは - コトバンク

 

(4)推す

ひとなどを推薦する。

 

参考 コトバンク

推す(オス)とは - コトバンク

 

推しのダンサーがいる方も

多いと思いますが、

今回は(1)と(2)がポイントです。

 

床をおしてといわれたときは

(1)なのか(2)なのかを

判断しなければいけません。

 

(1)押す

これは床を押して

体を動かすことを示しています。

 

進みたい方向の反対に

押すことで体を進めます。

 

前進したいときは

後ろに押します。

 

後退したいときは

前に押します。

 

右なら左に押し、

左なら右に押します。

 

下に押したら

上に上がります。

 

つまりライズです。

 

下に行きたいときは?

 

これは床を押す力を

緩めれば重力で

降りてきます。

 

くれぐれも天井は

押さないで下さい。

 

大きく移動したいときは

強く床を押します。

 

ゆっくり動きたいときは

優しく長い時間床を押します。

 

速く動きたいときは

素早く床を押します。

 

床をどう押すかが、

ボディがどう動くかに

直結します。

 

なので、動くことを

求められているときは

筋力で床を押しましょう。

 

(2)圧す

これは筋力ではありません。

 

重力を使って

体重を足の裏に

かけることです。

 

もし立っている状態で

さらに床をおしてといわれたら

体重の乗り方が足りない

ということだと思います。

 

ボディの位置や姿勢を

工夫することで

よりたくさん体重を載せます。

 

この時のボディの変化などが

リードやシェイプにつながります。

 

この圧すは

体重以上のちからは

かかりません。

 

完全に片足に乗る以上に

圧すことはできません。

 

もし完全に片足に乗っているのに

もっとおしてといわれたら、

フットワークを変えることにより

うまくいく時があります。

 

足の裏全体で立つより、

つま先(ボール)だけ、

あるいはヒールだけで

立つことでより

強く床を圧すことができます。

 

これはおなじ重さなら

狭い面積に体重をかけた方が

圧力が増えるからです。

 

どれくらい圧すのかを

くふうするこがポイントです。

 

 

このふたつは実際は

同時に動作することが多いです。

 

圧しながら押すことで

より大きな動きをすることが

出来ます。

 

でも圧すと押すを

混同しないようにすることで、

よりクリアに踊ることが出来ると思います。

 

みなさんもちょっと

気にしてみて下さい。

 

うまくいったらうれしいです。

 

~まとめ~『押すは筋力。圧すは体重』

 解説動画

 

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