《社交ダンス》身長差に負けない!凸凹カップル奮闘記

社交ダンス、競技ダンスで身長差カップルならではの悩みや役に立つこと、立たないことのブログ。

《基本のテクニック》ホールドの力は抜くか。

こんにちは!

 

Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。

 

スタンダードでは

崩れないホールドが大事です。

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ホールドを崩さないために

どんなことに気を付けていますか?

 

ひじの位置とか

肩甲骨をどうするとか…

 

僕もそうですが

みなさんも受けた注意で

一番多いのはこれだと思います。

 

「力を入れてはだめ」

 

あるいは

 

「もっとリラックスして」

 

つまり力を抜けと言われたことが

多いと思います。

 

でもこれが

ホールドの崩れる原因だと

したらどうしますか。

 

今日はなぜ力を抜けと言われるのかと、

本当に力を入れないのかについてお話します。

 

 

(1)なぜ力を抜けと言われるのか?

腕の力を全部抜いたら

どうなりますか。

 

だらんと体の両脇に

垂れ下がって終わりです。

 

なのでちからを100%抜いたら

ホールドは崩れてしまいます。

 

では「力を抜け」というのは

なにを意味しているのでしょうか。

 

それは

 

「必要じゃない力を抜きなさい」

 

という意味で

言われているのです。

 

必要ではない力には

2種類あります。

 

ひとつは形をキープする以外のちから、

もうひとつは必要だけど

量が多すぎる力です。

 

形をキープする以外のちからとは

相手を引っ張ったり

押したりする力です。

 

ホールドは基本的に

同じ形のままなので

力が入った結果、

形が変わってしまっては

本末転倒です。

 

なので形が変わらないように

力を入れるのが大事です。

 

 

もうひとつは

力の量が多いです。

 

ダンスはお互いに

形を崩しあうものでは

ありません。

 

なのである程度の量の

力以上は入れる必要が

ありません。

 

このある程度の量は

踊るスタイルによります。

 

ダンスタイムのように

ゆったりと踊るときは

そんなに力は入れません。

 

競技会のようにスピードをかけた

踊り方をするときは

より大きい力が必要になると思います。

 

なので、ダンスのスタイルや

種目によってちょうどいい量は

違います。

 

でもその必要なちからより

多く入ったちからは力みとして

悪い影響を与えてしまいます。

 

なのでそういうときは

力を抜いてと言われると思います。

 

(2)本当に力はいれないのか?

いままでの話から考えると

ホールドするのに力は入れます。

 

決して抜いてはいけません。

 

力を入れることで

形をキープしてホールドに

安定感を与えているからです。

 

大事なことは力を入れているように見えない

ということです。

 

力が入って見える原因は僧帽筋です。

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つまり肩こりの筋肉です。

 

ここに力が入っていると、

見た目がとても力んで見えます。

 

なので僧帽筋の力を入れないで、

そのほかの筋肉に力を入れて

ホールドをキープしましょう。

 

そうすれば、見た目は

すっきりリラックス。

 

でもしっかりとした

安定感のあるホールドが

作れます。

 

~まとめ~『ホールドは力を抜いて!はウソ。』

 解説動画

youtu.be

 

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