《社交ダンス》身長差に負けない!凸凹カップル奮闘記

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《基本のテクニック2》腕が動いてしまうのはなぜ? 【ホールド固めて崩れてしまう方はこれが原因】

こんにちは!

 

Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。

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スタンダードのレッスンで

腕が動きスゴと言われたことがある人は

多いのではないでしょうか。

 

僕も自分ではしっかりと止めているつもりなので

動いていると言われたことがあります。

 

また自分の動画を見て手や腕がぶらぶらと動いてしまって

綺麗に見えないこともよくありました。

 

ただ上手な人は形は綺麗でも

ホールドや腕は動いているようにも見えます。

 

今日は自分たちと上手な人の腕の動きについて

どこが違うかを僕なりにお話しします。

 

形が崩れている

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まず一番多いのが形の崩れだと思います。

 

スタンダードのホールドは

動いていても形は変わりません。

 

関節の角度や体等での各部分の位置関係などが

変わらないことが大切です。

 

例えばひじが伸びたり、肩が上がったりなどです。

 

形の崩れを少なくするには

体の位置関係に注意するといいと思います。

 

手、ひじ、肩、頭、みぞおちの位置関係を

変えないようにすることで力まずに形を保つことができます。

 

特に初心者の方は次の2つに注意しましょう。

 

女性役の場合

・右手は目の高さ

・左ひじ、左肩、頭を結んだ三角形を保つ

 

男性役の場合

・左手は目の高さ

・右ひじはみぞおちと同じくらい前に置く

 

これを気をつけるだけでも形が崩れにくくなると思います。

 

肩甲骨から動く

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みなさん腕はどこからですか。

 

この答えはいろいろあると思います。

 

腕は手、前腕(手首〜ひじ)、上腕(ひじ〜肩)

だけではありません。

 

さらに肩甲骨、鎖骨と繋がり胸の骨に繋がっています。

 

ダンスを踊る時は肩甲骨から腕と思って動かすと

比較的イメージしやすいと思います。

 

肩からさらに背中の真ん中まで意識を伸ばして

そこから大きな鳥の羽のように

腕が広がっているイメージです。

 

ちょうどみぞおちの裏あたりから

腕が始まるようにすると

ボディと腕がきれいにつながると思います。

 

あしと腕の動きが合っている

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上手な人は上半身が大きく動きますが、

漏れなく移動などの動きも大きいと思います。

 

例えば歩く時のことを

考えてみましょう。

 

小さい歩幅で歩く時は

腕も小さく動くのが自然だと思います。

 

大きく腕を振りながら小さい歩幅で歩くと

ちょっと無理矢理な感じがします。

 

逆に大きな歩幅で歩く時に

腕を動かさないと歩くにくいと思います。

 

ダンスを踊る時も同じことが言えると思います。

 

大きな歩幅で踊る人は上半身の動きも

ある程度自然に大きくなると思います。

 

この「自然」は何もしなくてもという意味ではなく

理にかなってという意味でとらえてください。

 

なので大きな動きをしても

意識をしないと上半身の動きにはなりません。

 

これをダンスに当てはめると

ホールドの回転と歩幅の関係になります。

 

歩く時は腕が肩からスイングするので

右足と左手、あるいは左足と右手が

一緒に前後する感じになると思います。

 

スタンダードの場合は

ホールドがあるので腕の動きは

回転に近い動きになると思います。

 

左足前進、右足後退する時はホールドが左に回ります。

 

右足前進、左足後退の時は右回転です。

 

これは基本的にということなので

反対の時もあります。

 

これはサイドリードと呼ばれる状態です。

 

しかし基本的には先ほど言ったように

足の前後とホールドの回転は関係があります。

 

これは向きだけでなく、大きさやスピードも

同様です。

 

大きな歩幅ではホールドの回転量も

大きくなります。

 

また素早く脚を動かせば

ホールドの回転も速くなります。

 

このように上半身の動きを

下半身とくに脚の動きを利用して起こすことで

体全体の動きにハーモニーが生まれると思います。

 

上手な人との違いは調和

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上手な人は下半身の動きと上半身の動きに

ハーモニーがあります。

 

これが大事です。

 

腕が動いて見えると言われる人ヒャ

下半身と上半身の動きがあっていないので

腕の動きが悪い意味で目立っているのだと思います。

 

なのでホールドを固めても

下半身と合わないと

「なんか腕が動いて見えるんだよね〜」

って言われることが多いのだと思います。

 

腕が動くのは悪いことではありません。

 

下半身との調和を少し意識するだけで

見た目も踊った感じも良くなると思います。

 

〜まとめ〜『腕の動きは大きくて大丈夫。下半身との調和が大事。』

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