こんにちは！
Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。
スタンダードでは大きく綺麗なホールドが
とても重要です。
形の作り方とともにホールドを維持する力も
大切になっていくると思います。
今日はホールドを維持するためにどうしているか
僕の考えを聞いてください。
最初は気合で崩さないようにしていた
大学でダンス部に入ったときに最初に言われることは
「ホールドを崩さない」です。
これは後になればなるほど重要だなと思うことですが、
綺麗なホールドを作ること以上に
ホールドを維持することは大切です。
とくに相手のとのコネクションなども大事ですが
形を維持するという部分がすごく重要です。
最初の頃は崩れると怒られる（！）ので
気合で崩さないようにしていました。
体と腕に力を入れて
ひたすらに動かさないようにしていた記憶があります。
維持する方法としては最悪ですが、
最初の段階で崩さない意識を身につけるために
プロセスとしてはさて生きな方法だと思います。
ホールドが崩れるとはどういうことか？
でもある程度できるようになってきたときには
気合だけでは疲れてしまうしいずれ崩れてしまいます。
ここでまずホールドが崩れるとは
何かをはっきりさせておきます。
みなさんホールドが崩れるって
どういうことか説明できますか？
これは意外とみんなわかっているようで
曖昧なままなんとかしようとしていると思います。
ホールドの形は星座などのように
点と点の位置関係でできています。
男性のホールドを例に取ると
・左手と目が同じ高さ
・左手とみぞおちと右ひじが同じ面に
・右手と左胸は向かい合っている（クローズドポジションの時）
などです。
ホールドの形に床は関係ありません。
つまり移動、回転、スウェーなどがあったときに
この位置関係が変わらなければ
綺麗なホールドのまま踊れるということです。
つまりホールドが崩れるということは
点と点の距離や位置関係が変わってしまう
ということです。
３次元の座標を理解しよう
僕もいろんな方法を試しましたが
最終的には座標的な考えを使うようになりました。
３次元の座標です。
はい、こういうのダメってひとも
ちょっと頑張ってついてきてください。
でも札幌の人はわかりやすいと思います。
住所と同じです。
北１条西３丁目っていったら
だいたい場所がわかります。
これが座標です。
１次元増えたのが３次元の座標です。
もし札幌が全部四角いビルだとしましょう。
そうなると住所は北１条西３丁目２階ということで
全ての場所を示すことができます。
これが立体（３D）座標です。
地球が自転してもこの住所は変わりません。
みなさんも朝起きたら住所が変わってたとか
あんまりないですよね。
経験がある人は多分前の日に飲みすぎて
記憶が飛んでいるだけだと思います。
冗談はさておきダンスをする時も
左手、右ひじなどの住所が決まっているのです。
たとえば腰の中心を基準としましょう。
そこから50cm上、30cm右、20cm前が右ひじの位置とします。
同様に左手 80cm上 30cm左 20cm前などと
ホールドを形成する各部分の場所を決めていきます。
これで腰が動いた時でも各部分の３つの値が変わらなければ
ホールドが崩れていないということになります。
上手な人を見てみよう
ここである選手に登場してもらいましょう。
彼らを見るとひじ、頭の位置が
体に対していつも同じ場所にあります。
こうすることで固まることなく自由に動きながらも
ホールドが崩れないで踊っていくことができるのです。
中級以上を目指す方は座標のイメージをもって
ホールドを維持するといいと思います。
〜まとめ〜『ホールドは星座のように位置関係を保つ。』
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