こんにちは!
Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。
スタンダードではアウトサイドという
状態があります。
どの種目でも出てきますが、
意外と誤解を生じやすいところがあります。
今日はアウトサイドに関して
書いていきたいと思います。
アウトサイドはポジションではない
アウトサイドというのは
相手の右もしくは左の外側に
前進することです。
ほとんどは相手の右、自分から見て左側に
前進することが多いです。
このときにボディの位置は
クローズドポジションで踊ります。
アウトサイドポジションというのは
ありません。
外側にでしょうとして
ボディをずらすのは間違いです。
まずここを覚えておきましょう。
なぜアウトサイドにステップするのか?
アウトサイドに出る理由は
ボディの角度です。
通常前進後退する時は
進行方向に体が真っ直ぐ向いています。
何らかの理由で進行方向に対して
おへそが45度くらい斜めになった時に
右足前進が相手の外側に出ることになります。
進行方向に対して斜めになる理由は
回転やスイングなどの結果です。
アウトサイドに出るために
斜めになることはありません。
アウトサイドになること自体には
メリットがないからです。
回転やスイングの関係で体が
進行方向に対して斜めになったことで
「自然に」アウトサイドに出るということです。
アウトサイドは右足前進だけ
通常のアウトサイドは
右足前進の時です。
スローフォックストロット などで
前進し続けるフィガーで
右足前進の後の左足も外に出ようとする人がいます。
左足はもとから外側にステップするので
アウトサイドに出るという考えはありません。
なので一見アウトサイドが続くフィガー
でも右足がアウトサイドで左足前進の時は
インラインの状態になります。
もちろん左足を相手の足の内側に入れるわけではありません。
でもインラインの意識で前進することで
コンタクトも良くなり足もスムーズに進みます。
アウトサイドにステップする時に右に倒れてしまったり
相手を右に引っ張ってしまう人は
アウトサイドの考え方に注意すると
よくなると思います。
基本的にはインラインで踊り
体の角度が斜めになり右足が前進する時だけ
アウトサイドになります。
あえてアウトサイドのポジションを作る
いままで書いてきたことが
アウトサイドの基本です。
これを踏まえた上で
敢えてアウトサイドのポジションを作るということもできます。
このときは体を少し左にずらします。
通常のクローズドポジションはボディの右前でコンタクトします。
アウトサイドポジションを作る時は
ボディの右横でコンタクトするようなイメージです。
これを使う有効な場面は
・スイングダンスで低く大きく進む時
・タンゴでアウトサイドになる時
・右足をアウトサイドで前にキックする時
などです。
いずれも右足を大きく進める時です。
この時は通常のクローズドポジションでは
歩幅が小さくなってしまいます。
すこしボディをずらすことで
ダイナミックな前進やキックを
演出することができます。
少し難しいですが挑戦してみるのも
いいと思います。
〜まとめ〜『アウトサイドはクローズドポジション』
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