こんにちは!
Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。
《競技ダンスのテクニック》と題して
フロアクラフトに関してお話ししています。
↓ 解説動画は一番下にあります ↓
フロアクラフトというのは
フロアの使い方の意味です。
それも足で床を押すとか
そういう使い方ではなく
LODの回り方や、スタート位置
などの戦略です。
今日はぶつかりやすい
コーナーでの踊り方を
みなさんと一緒に考えて来ましょう。
(1)コーナーに入るな。
競技の時は出来るだけ大きく動きたいので
フロアの隅々まで踊りたい人が
多いと思います。
審査員も色々な事情で
フロアの角に固まっていることが
多いです。
しかし基本的にコーナーは
危険なので出来るだけ
近付かない方が良いです。
なぜか。
それは選択肢が少ないからです。
コーナーにしっかり入ってしまうと
ほとんど45度くらいしか選択肢がありません。
だいたいコーナーは人がたまるので
誰かほかのカップルがいたら
出られなくなります。
それに対してすこし離れたところなら
ほぼ180度動けます。
これなら他のカップルがいても
避けることは難しくありません。
狭いフロアの時はべつですが、
ある程度競技会をやるような
広さがある時はコーナーに近づかないほうが
踊りやすいと思います。
目安は2mくらいです。
それ以上近づくと他のカップルを
避けることができません。
(2)とくに行ってはいけないコーナー
一般的に競技会では長方形のフロアで
踊ることが多いです。
なので、長い辺と短い辺があります。
長い辺では見せ場となるバリエーションを
できるだけ広く踊りたいので
コーナー近くからスタートした方が良いです。
でもそれ以外のコーナーはなるべく
ショートカットしてどんどん
フロアを回った方が良いです。
角に行くために努力しても
たいしてアピールにはなりません。
それよりも他のカップルより
1周でも半周でもフロアを回った方が
ずっと印象に残ります。
とくに広いフロアになった時は
長辺の終わりのコーナーはがっつり
ショートカットしましょう。
僕はそうやって踊っていました。
それでも審査員は全体を見ているので
チェックは入ります。
逆にいえばそんなに近くに行かないと
チェックが入らない踊りでは
どちらにしろ残らないと思います。
なので、フロアをどんどん回るためにも
コーナーはどこを使うかというのを
考えた方が効率よく踊れます。
武道館のように正方形に近いフロアの時は、
他の人がどちらを長辺としているかを
見極めて利用すれば良いと思います。
~まとめ~『コーナーには近づかない。』
解説動画
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