こんにちは!
Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。
UnsplashのIntricate Explorerが撮影した写真
ダンスのレッスンで先生の言っていることがわからない時がある人は
少なくないでしょう。
僕もある先生に習っている時は
いつも訳がわかりませんでした。
「ここに力を入れて、腕はこうして!」
と言われても何が何だか…
今日はこんな感覚がある方に
理解するヒントを僕なりにお話しします。
理解できないのは当たり前
UnsplashのS&B Vonlanthenが撮影した写真
まずレッスンで習うことは
当然自分ができていないことです。
一方教える方の人は理解している(はず)なので
話の全貌や現在のあなたの状態、そしてやるべきことなど
全てが俯瞰的に見えているでしょう。
しかし習う自分にとっては暗闇にぽいっと
置かれたような状態です。
そこで天の声のように前に進みなさいとか
右に向きなさいと言われてもピンとこないはもっともです。
これはダンス以外でもよく起きる話です。
親が子供に対していろいろ言っても
子供はほとんど言うことを聞きません。
そして親の予想通りの失敗をして
親は呆れるのです。
しかしそれも当たり前と言えば当たり前なのです。
親は同じように子供の時に痛い目にあって
経験しています。
しかし子供はまだ未経験なので
言われたことに対して想像の外にあるのです。
そのため親が思った通りの失敗をして
それ見たことかとなるのです。
しかしその親も子供の時に自分の親にはそう言われ
言うことが理解できず同じ過ちを繰り返していると思います。
これと同じように経験があるかないかで
理解力に差が出るのは当たり前だと言うことを
まず頭に置いておきましょう。
言い方を変えると理解できなくても
何も問題はないと言うことです。
上達する道筋は2つ
UnsplashのRalph Hutterが撮影した写真
ではレッスンで上達するためには
どうすればいいでしょうか。
ひとつは先ほどの子供と同じように
失敗をして初めて気づくパターンです。
現実的にはこのパターンは決して少なくありません。
ただこの欠点は時間がかかることです。
自分が失敗していることに気づけないといけないので
そこまでにどのくらい時間がかかるかが読めません。
特にダンスの場合踊りにくいことを自分以外のせいにしやすいので
自分の失敗であることに気づけない場合がよくあります。
子供の頃に彫刻刀で手を切ったなどは
彫刻刀の前に手を出してブッ刺さるので
自分のミスだと気づきやすいですし
ミスしたことも血が出たり痛かったりするのでわかりやすいです。
ただダンスの時はそのミスがそこまで身体的なダメージがないので
なんとなく見過ごされやすいのです。
そこでもうひとつの方法が大切になってくると思います。
もうひとつの方法→やってみる
UnsplashのUriel Soberanesが撮影した写真
僕がおすすめの方法は「やってみる」です。
なんだ当たり前じゃないかと言う方も多いでしょう。
しかし本当の意味で言われたらやってみるというひとは
そう多くはありません。
僕の体感では10%もいないでしょう。
多くの人の思考は
・どうやって言われたことをやるか
・どんな意味や効果があるか
・それをやると相手はどうなるか
・音楽に合わせたら、できないのではないか
などを考えていることがほとんどです。
これは僕もそうでした。
最初にお話しした先生のレッスンで
こうしなさいと言われても
どうやってやるかなど今思えばごちゃごちゃと考え
それを聞いていました。
ただあるときにその訳のわからないレッスンがスッと入るようになったのです。
その時の僕の思考はこうでした。
「答えをそのまま言ってるんだ」
その先生がこうしなさいと言うのは
答えそのものだったのです。
理解しようがしまいがそうすれば
必ず成功するのです。
そしてやってみて成功すると
その時にその意味やちょうどいい度合いなどが
わかってくるのです。
まずはやってみるというのが
実は一番近道だったと言うことです。
理解するから出来るわけではない
Unsplashのbruce marsが撮影した写真
ダンスを習う人は割と大人が多く
どうしても頭で考え理解しようとしてしまうのはもっともです。
しかしダンスにおいて理解したからできると言う順番は
決して多くありません。
むしろ最初の頃はできるから理解できると言う順番が
ほとんどでしょう。
もちろん教える先生の教え方も様々ですし
習う人の傾向もまたそれぞれです。
なのでやればできるというのが最善とは言いません。
ただ理解できないけど岩田通りにやってみると言う気持ちがあると
意外とスッとできることも多いのではと思います。
飛べと言われれば飛ぶのです。
床に転がれと言われれば転がるのです。
言葉にしたらありえないことでも
やってみると不思議と思った通りに踊れたりすることも
決して珍しくありません。
新しい世界や感覚を切り開くためには
自分の常識を打ち破る必要があります。
そんな先生に巡り合うことができれば
自分の見たことのない世界に連れて行ってくれるかもしれません。
〜まとめ〜『信じるものは救われる』
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