《社交ダンス》身長差に負けない!凸凹カップル奮闘記

社交ダンス、競技ダンスで身長差カップルならではの悩みや役に立つこと、立たないことのブログ。

《レッスン》レッスンで聞いた言葉 【昔から言われていることは、味わい深いよね…】

こんにちは!

 

Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。

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社交ダンスのテクニックは

常に進化しています。

 

それは他のあらゆる科学技術などと同じように

新しい方法や理論が作られていきます。

 

そんな中でも昔から言われている大事な言葉もあります。

 

これは時代の中で洗練されながらも

真理をついているのだと思います。

 

今日は僕が知っている昔から言われている

ダンスの言葉をご紹介します。

 

Swing makes turn,turn makes sway.

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最初はこの言葉です。

 

日本語に訳すと

 

「スイングがターンを作り、ターンがスウェーを作る。」

 

です。

 

これはワルツなどのスイングダンスで

使われる有名な言葉だと思います。

 

誰が最初に言ったのかはわかりませんが、

わりと学生の最初の頃に聞いた言葉です。

 

ダンスでは回転があるとつい力ずくで

相手を回してしまったり、肩で回ってしまうことがあります。

 

しかしこの言葉は回転はスイングから生まれると言っています。

 

つまりスイング(前後の動き)をしっかりと行うことで

回転運動を引き出すのがいいということだと理解しています。

 

またスウェーもただホールドを傾ければいいわけではありません。

 

とくに最近は上半身の動きが昔に比べて大きくなっています。

 

それをやろうとして腕だけ動いてしまう人を

たまに見かけます。

 

僕もやっちゃう時があります。

 

でも大きなスウェーは回転があってこそのものだということです。

 

そして回転はスイングがらくるので、

結果的に大きなスイングがあることが大きなスウェーにつながるのだと思います。

 

この言葉ができた時はまだ現在のように

上半身を大きくスウェーさせるダンスはなかったと思います。

 

ダンスが変わっても真理は変わらない

代表的な言葉だと思います。

 

Dance for maximum.

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これは僕が大好きなリチャード・グリーブ先生の言葉です。

 

日本語では「最大限踊ってくださ〜い。」です。

 

これは本人が言っていたので間違いない(?)です。

 

最大限に踊るとはわかるようでなかなか難しい言葉です。

 

移動距離が最大というわけではありません。

 

筋肉に入れる力を最大にするわけでもありません。

 

ダンス自体を最大限にするということだと思っています。

 

ただダンスが最大限というのは

具体的にいうのはすごく難しいです。

 

何をもって最大限なのか?

 

これは禅問答のような感じです。

 

多分答えはひとつではないし

正解がこれというものもないと思います。

 

ただ現在の自分たちにとって最大限のダンスを踊ることを

いつも考えることによって成長していくことができるのかもしれません。

 

毎日「Dance for maximum.」と唱えてみましょう。

 

何かが見えてくるかもしれません。

 

やってごらん!

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最後は日本の先生の言葉です。

 

その先生は僕が長く習っている先生ですが、

なかなか名言(迷言?)が多く面白い先生です。

 

その中でも好きな言葉のひとつがこれです。

 

レッスンなどで自分からこうしてみたらどうですか?

とかこうしてもいいですか?とか提案することがあります。

 

そんな時にこの先生はいいとか悪いとか言う前に

こう言います。

 

「やってごらん。」

 

最初は適当だなぁと思ったりもしましたが

まずやってみると言うことを促してくれているとわかってから

とてもいい言葉だと思うようになりました。

 

やる前からダメとか、よくないとか言わないと言うことは

教える人にとってはわりとハードルが高いと思います。

 

ましてその先生くらいの人なら

僕の提案があっているか間違っているかなど

やる前からわかると思います。

 

でもそこで「やってごらん。」と言えるのが

すごいことだと思います。

 

やってみてうまくいかなければやめればいいし

うまくいけばその方法でやればいいと言うことです。

 

ダンスを踊る方法は人によって

みんな違います。

 

もちろんセオリーとしてこうすると決まっているものはありますが、

最終的に踊れればいいのです。

 

なのでこの「やってごらん。」は

教える立場になっても大切な言葉のひとつです。

 

まさに温故知新

 

ダンスの世界でも古い言葉が

今でも通用することはたくさんあります。

 

まさに温故知新です。

 

温故知新(おんこちしん)の意味・使い方 - 四字熟語一覧 - goo辞書

 

この言葉は昔の言葉が正しいということではありません。

 

古い言葉を学ぶことで、新しいことを見出すということです。

 

古い言葉をそのままやっていても

ダンスは発展しません。

 

しかし新しいものは常に今までの歴史の上に

成り立つものだと思います。

 

そのためには以前はどうやっていたか。

 

そしてどのように発展してきたかを調べ、学ぶことで

新しいことを発見できるのだと思います。

 

ダンスの古い言葉の中にも

これからのダンスを作るヒントがたくさんあるのだと思います。

 

みなさんはどんな言葉を知っていますか?

 

よかったらコメントなどで教えてください。

 

〜まとめ〜『数往知来、承前啓後、覧古考新…』

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