《社交ダンス》身長差に負けない!凸凹カップル奮闘記

社交ダンス、競技ダンスで身長差カップルならではの悩みや役に立つこと、立たないことのブログ。

《レッスン》どうやって習ってきたかを思い出す 【レベルによって最適なレッスンの受け方】

こんにちは!

 

Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。

 

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レッスンを受ける時に

どんなことを考えていますか。

 

僕も大学に入ってから現在まで

数え切れないほどのレッスンを受けてきました。

 

とくにプロになってからは

日本や世界のたくさんのコーチャーのレッスンを

受ける機会に恵まれました。

 

これは自分の師匠である佐藤伴幸先生、優子先生の

おかげだと思います。

 

さてこのレッスンを受ける時に

どう考えていたかを

僕なりにお話しします。

 

初心者の時は素直に言われたことをやる

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大学生の頃は先輩と佐藤先生たちにしか習っていませんでした。

 

この頃は知識も技術もないので

質問もできません。

 

習いたい種目を言うくらいです。

 

初級の時はそれで良いと思います。

 

自分の考えを持つ必要はありません。

 

「ワルツ お願いします!」と

元気に言ってあとは言われたことを

素直にやるのがいちばん上達すると思います。

 

「やりたいこと」と「やりにくいところ」

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少し慣れてきたら次のふたつのポイントに

注目してみてください。

 

・やりたいこと(踊り方)

 

・やりにくいところ

 

理由や細かいことは気にしなくて大丈夫です。

 

今までより少し自分の考えを持って

習う方向にシフトすると言うことです。

 

・やりたいこと(踊り方)

 これは種目ではなく踊り方のことです。

 

例えばもっとスピードを出したいとか

もっと大きく動きたいとかです。

 

あるいはYoutubeなどを見せて

このように踊りたいと言うのも良いでしょう。

 

あまり言葉で細かく言っても

人によって感覚が違うので伝わりにくいです。

 

簡単な言葉でズバッと言うか

映像を見せるのが良いと思います。

 

・やりにくいところ

「やりたいこと」がでてくると

思った通りにできないところが出てきます。

 

そこが「やりにくいところ」です。

 

ただ疲れるとか「重い」とかだけで

やりにくいと思うと発展性が失われることがあります。

 

自分の踊りたいものがあって

それができないところを

やりにくいところと考えると

目的意識がでてきてダンスも良くなります。

 

また教える人もゴールが見えるので

教えやすくため習うほうも

自分の求める答えを得る可能性が高くなります。

 

習うコーチャーによっても違う

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誰に習うかによっても

習い方は違ってきます。

 

僕の中でコーチャーは大きく3つに

わかれます。

 

・定期的に習っているコーチャー

 

・ピンポイントで習うコーチャー

 

・メインコーチャー

 

です。

 

・定期的に習っているコーチャー

身近にいていつもみてくれる人、

あるいは月に1回、年に1回でも定期的に

習うことができるコーチャーのことです。

 

定期的と言ってもその期間はあまり関係ないと思います。

 

ただ継続して習っていることで 

お互いにどんな踊りを目指しているかや

上達の方向性にある程度共通認識がある状態です。

 

このような関係にあるコーチャーとは

自分がどう踊りたいかを明確に伝えて

習っていくのが良いと思います。

 

習う方もどう言う教え方をするかがわかっているので

どの種目や部分を習うと自分に役立つかが

なんとなく見えてくると思います。

 

自分の考えをストレートにぶつけることで

良いレッスンを受けることができると思います。

 

・ピンポイントで習うコーチャー

これは技術団体や選手会などで招聘されたコーチャーに

習う機会などです。

 

普段習っていないのでコーチャーは

自分たちに対して新鮮な目を持っています。

 

自分の踊りたいものを伝えて習うのは

もちろん良いことですが

あえてざっくりしたことを聞くのも手です。

 

踊ってみて「どう思いますか?」とか 

「どこが変ですか?」とか「どこをよくしたらいいですか?」とか。

 

定期的習っているコーチャーは

良きにつけ悪きにつけ目が慣れています。

 

そのためピンポイントで習うコーチャーに

全体の印象などを聞くと意外な観点から

教えてくれる時があります。

 

それがとてもおもしろいので

チャンスがあったらいろんな人に受けてみるのも

良いと思います。

 

そこから定期的習うコーチャーになることも

あります。

 

・メインコーチャー

これは上記の2種類とは少し違うとおもいます。

 

もちろんメインコーチャーの考え方は

人それぞれです。

 

一般的にはいちばん頻繁に習うコーチャーを

指すことが多いです。

 

僕は「迷った時はこのコーチャーの言う通りにしよう。」と

思える人のことをメインコーチャーだと思っています。

 

ダンスの踊り方はひとつではありません。

 

また教え方や感じ方もみんな違います。

 

そのためレッスンで教えられる言葉が

矛盾することは珍しくありません。

 

またどちらも良い方法だけど

両方は採用できない時もあります。

 

こういうときに迷って踊ることは

いちばん良くありません。

 

迷いは最大の敵です。

 

この迷いを避けるため

僕はメインコーチャーを決めていました。

 

迷った時はその先生の言う通りにする。

 

またはその先生ならどちらを進めるかを考える。

 

この考え方をするようになってから

何人もの先生に習っても

迷わなくなりました。

 

そのためメインコーチャーを決めておくのは

良いことだと思います。

 

メインコーチャーとそうでないコーチャーは

優劣や順位はなくただ迷った時にどうするか

と言う考え方なので別にそうでない方に

失礼があるとは思いません。

 

まあ目の前でそう言って気を悪くする人もいると思うので

あえて「先生はメインコーチャーではありません!」と

言う必要なはないと思いますが。

 

大事なのは自分が上達すること

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レッスンはコーチャーのためにあるわけではありません。

 

自分のために受けるのです。

 

なのでコーチャーのご機嫌をとったり

遠慮する必要はありません。

 

もちろん無駄にぶつかる必要はないですし

礼を尽くしリスペクトを持つことは大事です。

 

でもあくまでも自分のためにレッスンを受けるのです。

 

だから「こんな初心者みたいなこと聞いたら悪いかな?」とか

「わかんないけど、とりあえずわかったことにしよう。」とか

は全く必要ありません。

 

というかダメです。

 

こう思ってしまう気持ちは十分理解できます。

 

僕も初めてロンドンに留学した時は

数々の世界チャンピオンに習い

遠慮の塊みたいになってしまいました。

 

でもそれは間違っていました。

 

彼らはどんなに僕が下手でも

丁寧に何回も教えてくれました。

 

またレッスンが理解できない時に

「わからないのでもう一度教えてください。」

といったときにめんどくさそうにする人は

ひとりもいませんでした。

 

みんな何度でもあきらめずに繰り返し

教えてくれました。

 

その経験から自分もそうなりたいと

強く思うようになり今でも教える時に

いちばん大事にしています。

 

僕は世界チャンピオンのようには踊れません。

 

でもその姿勢だけは世界チャンピオンを見習って

これからも勉強し上達していきたいと思います。

 

なので習う時はぜひ遠慮なく

言いたいこと、自分の考えを

ぶつけましょう。

 

(もちろん失礼なのはダメ)

 

〜まとめ〜『レッスンは習う人が上達するために受ける。』

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