こんにちは!
Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。
今日は少し耳が痛い話かもしれません。
僕がある先生に言われたことで
とても大事なことで、
とても正しいことで、
とても厳しいことです。
でも実際にこれを知っていると
レッスンは練習である意味気楽になれるともいます。
今日はその一言を
ご紹介します。
レッスンのときに
これはある先生にレッスンを受けている時のことです。
あることについて習っている時に
そのことができていないよと言われました。
そのとき僕はそんな深く考えずに
「いや〜やってるんですけどね。」
といいました。
そのときその先生は
「君はやってるかもしれないけど、そうなってはいないよ。」
といいました。
とても衝撃がありました。
いま考えれば当たり前のことです。
自分の思った通りに体が動いている保証は
どこにもありません。
その先生から見ると
僕が意識していようがいまいが
できていないことは変わらないからです。
結果としてできているかどうかを教えてくれるので
できていないといってくれているだけなのです。
しかし言われてからしばらくは
これを受け入れるのはとても大変でした。
自分は一所懸命やっていたのに
できていないと思っていなかったからです。
そのレッスンではその後のことは
あまり頭に入ってこなかったです。
よく考えれば当たり前のこと
レッスンが終わってからも
そのことばかり考えていました。
でもよく考えたらとても当たり前のことで
別に何も悪くないことがわかりました。
意識する=実際にできる
状態にある人ってかなりうまいと思います。
そもそもできないことを習っているので
ちょっと言われて意識してすぐできるくらいなら
初めからできます。
もちろんそれを繰り返し練習することで
段々と感覚を掴んでいくことで
ちょっと言われたらすぐできる段階になるとおもいます。
そしてさらに練習することで
忘れていてもできているくらいまで
身につけるのが最終目標になるでしょう。
なので意識してやってもできていない状態は
別に珍しい状態ではないということです。
そこを受け入れてあげることで
自分はレッスンでいろんなことを指摘されても
スムーズに受け入れることができるようになりました。
身につけるまでに通る段階
何かを身につけるときは
次のようなステップを辿っていくと思います。
ステップ1〜意識していない+できていない
↓
ステップ2〜意識している+できていない
↓
ステップ3〜意識している+できている
↓
ステップ4〜意識していない+できている
最初はみんなできないですし
できないことさえ知りません。
つまりステップ1にいます。
このときはできないこともわからないので
踊っていても結構幸せです。
初日が一番うまいというのは
ここからきていると思います。
レッスンを受けると新しいテクニックを習い
ステップ2に進みます。
ここで自分が実はできていないくて
下手だということを知ります。
苦しいです。
真実というのはいつも厳しいものです。
ここでできていないことを受け入れられなければ
もう上達への道は永久に閉ざされます。
一部の人は自分はできているとおもって
この段階で挫折しステップ1に戻ります。
そうすると幸せな気分で踊ることはできますが、
何も得るものはなかったことになります。
頑張って練習した人はしばらくして
ステップ3に到達します。
意識すればできて、再現性もそこそこある状態です。
ここで「できるようになった!」と思い
練習しなくなるといつの間にかステップ2に戻ります。
できる≠身についている
なのでこのステップ3に来た状態で
さらに意識して練習を繰り返すことが
ステップ4への近道です。
ステップ3の状態で繰り返すことは
難しくありません。
しかし何回やってもできるので
できるようになったのではと思う悪魔の囁きと
戦うことが意外と難しいです。
どんな未知の人でも
基本の練習を繰り返すのは
このような理由があると思います。
すこしでも動作や感覚を身につけて
それを忘れないようにすることの大切さを
理解しているのだと思います。
ステップ4になっても練習しないと
またできなくなってしまいます。
結局死ぬまで繰り返すしか
方法はないのかもしれません。
しかし本当に身についたものは
ステップ3の状態より遥かに
忘れにくいです。
これは小さい頃に自転車に乗れたとか
泳げるようになった人が
ややしばらくしてもできる状態と似ていると思います。
なのでせっかくステップ2→3を超えた人は
もう少し頑張ってステップ4に到達してしまった方が
あとあと楽だと思います。
「つもりでできたら、みんなチャンピオン」
これは世界でも有名な
日本の先生がおっしゃった言葉だったと思います。
直接言われたわけではないので
間違っていたらすいません。
やっているつもりでできていたら
みんな世界チャンピオンになれるはずだけど
実際はそうならないよねってことです。
いろんな言い方があると思いますが
だれもわざと間違える人もいないし
みんな一所懸命意識してできているはずと
思っているのは理解していると思います。
しかしそれでもできていない時もあるということを
すこし頭の中に置いておくと
少し気楽に習うことができると思います。
教える人もその苦しい状態を通って
できるようになってきたはずなので
気持ちはわかっています。
今できていないくても
次はできるかもしれません。
明日にはできるかもしれない。
そう信じて繰り返すことで
気づいたらできるようになっていると思います。
できないことは悪いことではありません。
ただできるようになるとより楽しく踊れると思います。
〜まとめ〜『意識してもできないのは、すこし上達した証拠。』
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