《社交ダンス》身長差に負けない!凸凹カップル奮闘記

社交ダンス、競技ダンスで身長差カップルならではの悩みや役に立つこと、立たないことのブログ。

《メンタル》思い込みを破壊する 【壊すことでより確実なものにするということも】

こんにちは!

 

Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。

 


Unsplash
Sincerely Mediaが撮影した写真

 

いまは街も教室もクリスマスのデコレーションになています。

 

とくに時計台前スクールでは

イルミネーションやもふもふ(?)など

いろいろあります。

 

その中に小さなサンタクローズの人形が置いてあります。

 

今日はこの人形についておきた

ある小さな出来事についてお話しします。

 

 

What's this?

 


Unsplash
Absar Pathanが撮影した写真

 

その人形は手のひらサイズで

可愛い感じです。

 

僕がレッスンしようとした時に

ある生徒さんはそれをみてこう言いました。

 

「これは小人ですか?」

 

僕の中で「あれ?サンタだと思い込んでいたけど違うかも?」という

いろんなことがぐるぐるとなりました。

 

たしかに12月に赤い服を着て髭の生えたおじいさんといえば

サンタクロースでしょう。

 

しかし白雪姫の小人のように

必ずしもそれがサンタであるとはいいきれません。

 

小人にも髭の生えた人もいるでしょうし

赤い服を着ることもあるでしょう。

 

人形だから小さいと思っていましたが、

実物大かもしれません。

 

言われた瞬間

 

「そんなわk…いや…小人かもしれないね…」

 

と言ってしまいました。

 

サンタのコスプレをした小人説は

こうしていまだに否定されずに僕の中にあります。

 

思い込みに囚われていないか?

 


Unsplash
jaikishan patelが撮影した写真

 

こう考えると他のことでも

思い込みに囚われていることってたくさんあると思います。

 

ダンスにおいても

 

「〜するべき。」

 

「いままで〜だった。」

 

といった理由やなんとなく習慣で決めつけてしまっていることが

たくさんあると思います。

 

もちろん全てを疑ってかかることは

非効率的だしあまり意味がありません。

 

ただ全てを盲目的に信じることも

自分の進化を妨げる原因になることもあると思います。

 

たまにゲーム感覚で、真実だと思っていたことを

一回疑ってみることもいいかもしれません。

 

これにより新しい発見があるかもしれないし

逆にやっぱり正しかったと確信を持てるかもしれません。

 

どちらにしろ損はありません。

 

ダンスにおいての思い込み

 


Unsplash
AbsolutVisionが撮影した写真

 

社交ダンスにおいても思い込みになりやすい事柄は

いくつかあります。

 

とくに間違っているわけではないのですが、

技術の段階や時代の変化で変わってくることもあります。

 

僕が経験してきたいくつかの思い込みの例を紹介します。

 

(1)スタンダードは左を向いて踊る

昔々、スタンダードがまだモダンと呼ばれていた時代のお話。

 

最初はスタンダードを踊る時はずっと左を向いて踊ると

言われてきました。

 

ワルツのナチュラルターンなどは

足を閉じるまでずっと左向きというのが定説でした。

 

ところがそこから時代が進み

ある時から足を閉じる時は右を向くことが普通になってきました。

 

いまは左を向いてナチュラルターンを終わる男性は

いないと思います。

 

これはスウェーや上半身の動きが大きくなってきた結果

自然な動きとして右向きになるようになってきたということだと思います。

 

昔左向きだった時が間違いというわけではありません。

 

ただボディの動きの量や動き方の変化が

顔の向きの変化を産んだということです。

 

これも左を向いて踊るものだと思い込んでいると

大きな上半身の動きを作ることが難しくなるかもしれません。

 

(2)タンゴは低く踊る

これも最初習った時に

すごく言われました。

 

上から肩を押されて低く低くと何回も言われました。

 

これもその時はすぐに膝が伸びてしまうため

教え方として間違っているわけではありません。

 

ただ「低いタンゴ=いいタンゴ」と思ってしまうと

それは間違いになってしまいます。

 

タンゴは基本的に水平に動くダンスです。

 

つまりライズ&フォールがないということです。

 

決して低いわけではなく一定の高さで踊るということです。

 

ただ歩幅を大きくすることや、かかとが上がらないなどの条件を加味すると

ある程度低くなるとは思います。

 

これは世界チャンピオンだったマーカス・ヒルトン先生も

ある手記で書いていました。

 

ジュニアで習っていた頃は低く低くと繰り返し言われて

しゃがんで踊っている感覚だったそうです。

 

そこから長年ダンスを習い練習する中で

低いことが大事ではなく床を押さえて一定の高さで踊ることが大切と

気づいたそうです。

 

これは受け取る人のレベルにもよるので

教える時は低くということもあります。

 

ただ自分がいつまでも「低い=いいこと」と思い込んでいると

壁にぶつかることもあります。

 

 

時間がある今一度立ち止まって考える

 


Unsplash
Jukan Tateisiが撮影した写真

 

競技選手は競技会があると

それに向けての踊り込みなどが忙しくなかなか考える時間は取れません。

 

またデモンストレーションに挑戦する人も

パーティが近い時はそれに向けて練習が大事でしょう。

 

ただ競技会やパーティが終わってちょっと時間がある時に

自分がダンスで思い込んでいることを

ちょっと振り返ってみるのも楽しいと思います。

 

思いもよらない発見があるかもしれません。

 

〜まとめ〜『今の常識は3年後の非常識』

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