こんにちは!
Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。
UnsplashのMilan Popovicが撮影した写真
よくお客様の気持ちを考えてとか、お客様目線でという言葉があります。
これはどの業界でも大切なことだと思います。
僕はダンスの教師になってさまざまなことで失敗してきました。
今でもよく失敗してしまいますが、
そのほぼ全てがお客様からの目線がないことに原因があると思います。
今日はそんなことを反省しながら
徒然とお話しします。
お客様のことを考えるとは
UnsplashのTachina Leeが撮影した写真
まずお客様、ダンス教室で言えば習いにきてくれる方々のことを考えるとは
どういうことなのでしょうか。
何を求めて教室に来るのか?
どういう教師が人気なのか?
値段はどれくらいがいいのか?
などいろんな課題がありますが、
これを習いにきてくれる方がどう思うかということに
考えを巡らせるということでしょう。
もちろんお客様はひとりひとり違う人間なので
全員が同じ考えをするわけではありません。
そのため全ての方に当てはまる方法というものはないでしょう。
しかし常にお客様のことを考えることは
大切なことであるというのは間違いないでしょう。
自分がやりがちなミス
UnsplashのCHUTTERSNAPが撮影した写真
そこで自分が陥りやすいミスは
自分から見てお客様のことを考えてしまうことです。
言い換えるとダンス教師の目線で
お客様の考えを推測することです。
もちろんこれも大事な思考方法ですが、
これだけだと片手落ちになってしまうでしょう。
ダンス教師の求めるものと習いにきてくださる方が求めるものが
必ずしも一致するわけではないからです。
僕の場合生徒の皆様のことを考える時も
いつもダンス教師、あるいは教室からみた目線で考えていました。
もちろん今思えばですが
その当時はこんなに一所懸命に考えてやっているのに
なんでわかってくれないんだろうと思っていました。
しかしいま改めて思い返すと
それは僕の都合でしかない考え方だったということです。
例えばこうやって教えたらわかりやすいだろうとか
こうしたら生徒は喜ぶだろう
あるいは料金を安くしたら生徒はたくさん来るだろうなどです。
これは完全にこちらの目線しかありません。
そのためそれがたまたま響く時もあれば
全く響かない時もあるということです。
また真剣に考えていることには変わりなので
響かない、つまり効果がない時にすごく困惑してしまうのです。
しかし相手の目線になって考えれば
また考えは変わってきます。
教え方でもその方にとってわかりやすい方法は
別の方にとってわかりやすいとは限りません。
また料金についても極端な話¥1にしたら生徒が来るかと言えば
多分誰も来ないでしょう。
キャンペーンとして行うならまだしも
僕も¥1の先生に習おうとは思えません。
だってなんか裏がありそうに思いませんか。
よく携帯料金やスポーツジムなどでも¥0という表記があります。
しかしよーく見ると、最終的に別に高い料金がかかったり
ポイントで還元するので実質無料だったりということが多くあるように思います。
もちろん社交ダンス教師を含めてこれらのキャンペーンをする方も商売なので
本当に無料でずっとやり続けることはできません。
ただ無料(あるいは無料に見える)ようなことをしても
商売する側の目線のみで考えていると
お客様のことを考えていても読み違うことが多くあるということです。
お客様の方から見る
UnsplashのAdrianna Clavijoが撮影した写真
それを防ぐためにはお客様の方から自分を見る必要があります。
ただダンス教師の多くはお客様になったことがないので
本当の意味でお客様目線になることは難しいでしょう。
ただ教師の中にももともとは習っていて
そこからプロになった人もいるでしょう。
そういう方はとてもいい目線を持っていると思います。
ただ自分を含めてそうでない方は
いろんな感覚を使ってお客様から見た目線を
想像しなければいけません。
そうすることでダンス教室的には普通のことでも
実はかなり異常なことというのが数多く見つかるでしょう。
これはダンス教師がおかしいとかそういうことではなく
目線の置き方からくるものなのでしょう。
なかなか難しいですが、大切なことだと思います。
生徒のみなさまに聞くのが一番
UnsplashのFranco Antonio Giovanellaが撮影した写真
僕はいまお話ししたようになるべく習いにきていただける
生徒のみなさまから見た時にどう見えるかを考えるようにしています。
ただ先ほども話題にしましたが、
僕は生徒だった経験がないので本当の意味で
お客様目線になることができません。
ただ学生時代に習っていた時のこと
プロになってから別の先生にレッスンを受けていた時にことなどを参考に
いまは考えるようにしています。
それでも話からない時は
聞いてみるのがいちばんいいと思っています。
ダンスを教えるという意味では自分が先生の立場にあるかもしれませんが、
どうしたら習う人が喜んでくれるかは
生徒として通ってくれている人が僕にとっての先生です。
当たり前ですが、ダンスを習う時に先生に質問します。
同じように自分のレッスンや教室のことなどは
習いにきていただいている方に聞くのは自然なことだ音もいます。
もちろんあれはどうですか?これはいいですか?と
直接聞きまくるわけではありません。
ただちょとした反応や普段の会話の中にあるヒントを
しっかりと拾ってより楽しいダンスになるように
改善していくというのが今日の僕の結論です。
また変わるかもしれないけど。
〜まとめ〜『来年自分でこれを読んで反省しよう』
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