こんにちは!
Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。
UnsplashのKuo-Chiao Linが撮影した写真
社交ダンスは音楽に合わせて踊ります。
最初の頃は音楽に合わないことも多く
「音楽をよく聴きなさい」
と言われたことがある人も多いでしょう。
今日はこの音楽をよく聴くについて
僕なりにお話しします。
「聴く」とは
UnsplashのFranco Antonio Giovanellaが撮影した写真
まず聴くとはどう言うことか
考えてみましょう。
とその前にきくには聴くと聞くがあります。
この違いは調べてみたところ
聞く〜音が耳に入る
聴く〜理解しようとして進んで耳を傾ける
と言うような違いがあるそうです。
今回はこの漢字の違いはあまり気にしないで進めていきますが
一応「聴く」で統一してお話しします。
この聴くと言うのは上記のような違いを脇に置けば
耳に音が入ってきて鼓膜を振るわせます。
その鼓膜の振動を神経が感じて脳に伝わり
音として認識されるのです
つまり音楽をよく聴くと言うのを
文字通り捉えれば音楽の音に耳をすませ
音を捉えましょうと言うことになります。
音楽を聴いて踊るとは
UnsplashのLadislav Stercellが撮影した写真
続いて音楽をよく聴いて踊るとは
どう言うことになるでしょうか?
よく音楽を外してしまうときに
レッスンで意言われることがある言葉です。
これを理解するときに
「音楽を聴いてから動く」と思ってしまっては
動きが遅れてしまいます。
ダンスは音楽に合わせて踊ります。
音楽に合わせてと言うことは
どういうことでしょうか。
たとえばワルツで123と踊る時を考えてみましょう。
カウント1のときに1の足をステップします。
カウント2で2の足を、カウント3で3の足をそれぞれステップします。
ステップの定義はまた別にありますが、
何かしらの動作をそのカウントと同時に行うと言うことです。
音楽を聴いてから踊ると言うことは
カウント1が聞こえたときに1の足をステップすると言うことになります。
いくら神経伝達が素早くても
音を聞くのと同時にはなりません。
陸上競技などでピストルがなってから動き始めるまでの時間も
0.1秒以上と設定されているようです。
それより早いとフライングと判定されると言うことです。
これはダンスでも基本同じなので
本当に音を聞いてから動き始めると
ステップするのが音楽の拍よりだいぶ遅くなってしまうでしょう。
つまりダンスにおいてよく音楽を聴いて踊るというのは
その音やカウントが聴こえてから動くわけではないと言うことです。
ダンス音楽の特徴
UnsplashのMarius Masalarが撮影した写真
ダンスの音楽はリズムが一定の速さで刻まれます。
4拍子の音楽なら
1 2 3 4 1 2 3 4 1…
と言うように感覚が一定で変化しないと言うことです。
僕は普段音楽をあまり聞かないので知らなかったのですが、
このリズムの速さが変化することは音楽ではわりと普通のことで
その変化が曲の面白さにつながっているそうです。
変化するとは
1 2 3 4 1234 1 2 3 4 1…
のように速く(拍同士が近くなる)なったり
遅く(拍同士が遠くなる)なったりすることです。
これにより音楽は味わいがでたり
聞き心地が良くなったりするそうです。
しかしダンスの場合はこの拍の間隔が変わらないことになっています。
そのため少し音楽を聴くと
次にいつくらいに次の拍が来るかを予想することができるのです。
1 2 3 4 1 2 3 4 ”1”
このペースなら… ↑
ココ!
みたいな感じです。
そのため次のカウント1が来るタイミングに合わせて
1の足をステップすることができるのです。
もし音楽のリズムが変化したりすると、音楽に合わせることは難しくなります。
また音楽の最初の拍に合わせることは
基本的に不可能です。
回転寿司のイメージ
音楽は流れていくので
それに合わせると言うことは
ある程度予想していると言うことです。
これは回転寿司のイメージがあります。
例えばマグロ→サバ→イカ→卵の順で流れてくるとしましょう。
もしマグロが欲しければイカ→卵くらいで手を出し始めて
取るようになると思います。
もしマグロが見えたときに手を出すと
手が伸びたときにはサバがあるでしょう。
これが音楽を聴いているのに
音楽から遅れてしまう状態です。
↑
準備して…手を出し始めて… ココ!
この感覚です。
もし音楽を聴いても上手く合わない人は
すぐに回転寿司にいくべきです。
おすすめはは花まるです。
トリトンもいいですが、車でないといきにくい場所にあることが多いので
花まるが個人的にはおすすめです。
どうでもいいけど。
ステップも楽器のひとつ
UnsplashのManuel Nägeliが撮影した写真
ダンスは音楽に合わせますが、
音楽の一部になると思うとまた感覚が違うかもしれません。
ダンサーは音は出ませんが、ある意味楽器のひとつとして
ダンスがあると思うのです。
そう考えると音楽を聴いてから動くのではなく
音楽を聴きながら、いいタイミングで動く(演奏する)ことで
より一体感のある楽しいダンスになるともいます。
ちょっと難しいかもしれませんが、
試してみるといいかもしれません。
〜まとめ〜『ダンスも楽器のひとつ』
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