こんにちは!
Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。
スタンダードを踊る時に
どうしても体が緩んでしまう人はいませんか。
自分ではとっても気をつけているのに
なんか緩んでしまう、あるいは体が動いてしまう。
そう言う人は体の構造に注目すると
解決のヒントになるかもしれません。
今日はスタンダードで姿勢が崩れやすい人が
チェックするといいと思うこと3選をご紹介します。
体の構造をチェック
まずスタンダードでは上半身の形が
比較的保たれた状態で踊ります。
上半身というのは体幹と言い換えてもいいかもしれません。
体幹という言葉にもいろいろ定義がありますが、
「四肢と頭を除いた体の部分、胴体」
のような説明が多いようです。
ここで体幹、つまり胴体を構成する
骨格をざっとみてみます。
ろっ骨、骨盤、背骨です。
ろっ骨でできている上の空間と
骨盤でできている下の空間を
背骨がつないでいるという感じです。
ここで2つの部分に注目してください。
(1)胴体はろっ骨部と骨盤部のふたつに分かれている。
(2)肋骨と骨盤の間に骨のない空間がある。
このふたつが胴体が緩んだり、姿勢が崩れる原因となっています。
(1)肋骨と骨盤の関係を保つ
胴体はひとつに見えますが、
じつはろっ骨の部分と骨盤の部分に分かれています。
簡単にするために箱のようにイメージしてください。
ろっ骨がひとつの箱。
骨盤がもうひとつの箱です。
この二つの箱がバラバラに動いてしまうと
姿勢が崩れてしまいます。
いい姿勢の時はふたつの箱が
平行に並んでいます。
姿勢が崩れると、ろっ骨と骨盤の
平行が崩れます。
これが一番の原因だと思います。
これはふたつの箱が背骨つまりひとつの紐でしか
繋がっていないためです。
背中側はしっかりと保たれていますが、
お腹側、そして左右の脇腹部分は
自由に動いてしまいます。
そのためろっ骨の空間と骨盤の空間が
別々に動いてしまうのです。
これを防ぐためにはお腹側と脇腹部分を
筋肉で保たなければなりません。
とくに大切なのはお腹側です。
背中側が骨なので伸び縮みしません。
そのため腹筋を使ってしっかりと
前川の長さを保っておく必要があります。
腹筋に力を入れてろっ骨と骨盤の距離を保つことで
背骨との関係を一定にします。
左右はある程度動くことで
スウェーなどの動きを作ります。
まずは腹筋(腹直筋)をしっかりと保つことで
姿勢を維持するといいと思います。
(2)肋骨と骨盤の間の空間を広げる
つぎにこのふたつの部分の間に注目します。
ろっ骨と骨盤がくっついていたら
つまりふたつの箱が乗っかっていたら
こんなに難しい話にはなりません。
ところがふたつの箱が離れているため
位置関係を保つのが難しくなるのだと思います。
肋骨と骨盤の間の空間を
できるだけ縦に広げるイメージを持つのがいいと思います。
この部分は腹腔と言われる部分で
縦に伸ばすことふたつの箱の位置関係も良くなり
体の張りも出てきます。
ただ広げる時にただ伸ばしてしまうと
当然お腹側が伸びやすいので
後ろに反ってしまいます。
(1)でお話しした腹直筋で距離感を保ちながら
全体的に縦に離していくことが
大事だと思います。
まずは垂直な胴体を目指そう!
スタンダードではただ垂直に立つだけでは
完成とは言えません。
ボディがコンタクトするために
すこしだけ前が膨らんだカーブがあります。
また男性役と女性役でも
カーブの度合いが違います。
しかし基本的な動体として
ふたつの箱が平行で縦に離れていることが
最初に大事になると思います。
体が緩んだり、姿勢が維持できない人は
まずこの部分をしっかりと身につけてから
カーブに挑戦することをお勧めします。
〜まとめ〜『まずはまっすぐに立つ』
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