《社交ダンス》身長差に負けない!凸凹カップル奮闘記

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《姿勢》スタンダードとラテンの姿勢の違い 【目的にあった姿勢があるということが改めてわかった】

こんにちは!

 

Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。

UnsplashAndrey Zvyagintsevが撮影した写真

社交ダンスにはスタンダートとラテンという

大きく分けて2つのグループの踊り方があります。

 

スタンダードはモダンとかボールルームということもありますが、

どれも基本的には同じものです。

 

ラテンもラテンアメリカンということもあったりします。

 

さてこのスタンダードとラテンは踊る時の姿勢に

大きな違いがあります。

 

今日もは姿勢に注目してスタンダードとラテンの違いを

僕なりにお話しします。

 

姿勢の基本

UnsplashXinYing Linが撮影した写真

まず違いをお話しする前に

姿勢の基本を確認しておきましょう。

 

ダンスはお互いに自分で立って踊るので

体重をしっかりと足の上に保つことが基本です。

 

両足をそろえて立つ時は

その上に脚、腰、胴体、肩、首、そして頭と

各部分の中心が足の上に垂直に重なるようにします。

 

これがまっすぐに立った状態です。

 

ステップをしていくと左右の足に交互に乗るようになります。

 

この時は腰から上の各部分が

右足と左足の上に交互に移動していくことになるでしょう。

 

足、脚と腰から上は、中心がずれているので

歩いていく時は少し姿勢が変わりながら移動していきます。

 

それでも基本的には体重が乗っている足の上に

垂直に立っているのが基本です。

 

スタンダードの姿勢

UnsplashHeather Jacobyが撮影した写真

この基本の姿勢からスタンダードの姿勢になるためには

どうしたらいいでしょうか。

 

まずスタンダードは次のような特徴があります。

 

・ボディがコンタクトしている

 

・両手がつながっている

 

・頭が広がっている

 

などです。

 

このためざっくりいうと体は前に膨らんだような

Cの字になっています。

 

男性と女性でCのカーブの具合は違いますが

お互いにボディの真ん中あたりは前に、

頭と足は後ろにあるカーブを作ることになるのです。

 

この時大事なことは結果的に基本の姿勢と同じく

体重はまっすぐに足に乗っているということです。

 

体の真ん中が前に動いた分と頭が後ろに動いた分が

同じでプラスマイナスゼロになるイメージです。

 

実際は胴体の方が頭に比べてかなり軽いので

頭が後ろに動く量がかなり多くなると思います。

 

そのため外から見るとお互いに後ろに反っているように見えるのです。

 

実際は前後でバランスが取れていることが

とても大事です。

 

まっすぐに立っている時と同じバランスで

大きく開くことができるとより綺麗な姿勢になるでしょう。

 

ラテンの姿勢

UnsplashHeather Jacobyが撮影した写真

一方ラテンの姿勢はどうでしょうか?

 

ラテンは種目によってかなり立ち方が違います。

 

とくにパソドブレは特徴的で

ラテンの中でも異質と言えるでしょう。

 

もちろんまっすぐ立ったバランスから作られていることは明白ですが、

今回は一旦脇に置いておくことにします。

 

ルンバ、チャチャチャ、サンバ、そしてジャイブは

概ね次のような特徴があります。

 

・手を繋いでいる

 

・ボディはコンタクトしていないことが多い

 

・ふたりの距離が離れたり近づいたりする

 

手を繋いでいるけど、コンタクトはないので

基本的にはまっすぐ立った状態に近い立ち方になります。

 

そこから離れる時は

腰のあたりが一番離れていくことが多いでしょう。

 

腕は長さに限りがありますが、

それを超えるくらい腰離れていくことで

ゴムが伸び縮みするような感じが表現できるでしょう。

 

立った時は垂直から少し前傾に近い状態になり

二人が向かい合った時は頭の方が狭く、腰の方が広い状態です。

 

ただこの差は僅かでスタンダードのボディと頭の差よりは

かなり少ないです。

 

ただ頭の方が開いていると、あまり緊張感が見えないので

外から見た時には綺麗に見えにくいかもしれません。

 

特にスタンダードメインの方は意識していなくても

トップが広くなりやすいので

注意するといいと思います。

 

姿勢は動きにつながる

UnsplashMarkus Spiskeが撮影した写真

姿勢は一般的に体の形のことを示すことが多いです。

 

意味を調べると構えとか格好という言葉が出てきます

 

これは本当かは分かりませんが、

ある先生に言われた言葉で印象に残っているものがあります。

 

「姿勢は姿と勢に分けることができる。姿は形、勢いは動きを表す」

 

つまり形だけでなく、動きを支配し、また動きが見えることが

姿勢としては大事ということでした。

 

基本の姿勢では足の上にまっすぐ垂直立つと言いましたが

これは良くも悪くも動きはありません。

 

だからこそしっかりと立てるのですが、

勢、つまり勢いをプラスしないといけないのです。

 

これがスタンダードなら少し後ろに反ったような形、

ラテンなら逆に少し前傾になるような形なのだと思います。

 

さらに細かく見れば種目やフィガー、スピード感などで

細かくいろんなことが必要になるかもしれません。

 

しかしそれぞれの特徴を捉えた姿勢をとることで

動きや踊り自体も良くなると思います。

 

〜まとめ〜『姿勢を正すと動きも良くなる』

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