こんにちは！
Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。
UnsplashのAntoine Gravierが撮影した写真
スタンダードの中でもクイックステップは音楽が速く
ちょっと難しいと持っている人は多いと思います。
とくにバリエーションになると
音楽に追いつかないと感じるかもしれません。
今日はバリエーションで飛んだり跳ねたりするフィガーのコツを
僕なりにお話しします。
クイックステップのライズ
UnsplashのSarah Cervantesが撮影した写真
クイックステップはスイングダンスなので
ライズ＆フォールがあります。
ベーシックで踊る時は通常のライズと
ほとんど同じ方法でできると思います。
速さはちがいますが、ふくらはぎの筋肉に力を入れて
かかとを引き上げるように使います。
ところがランやQ&Qのように速いシャッセなどでは
ライズをしたまま踊っているのですが、少し違います。
通常のライズのように足首に動き（曲げ伸ばし）があると
すごくガタガタと上下動してしまうと思います。
あるいはその上下動を吸収しようとして
ひざを緩めることが必要なため
音楽に合わない可能性が高いと思います。
どちらにしろ足首の運動を筋力で行うことは
行わない方がいいと思います。
足首を固めちゃえ
UnsplashのDyana Wing Soが撮影した写真
クイックのバリエーションなどでライズを保つためには
足首をしっかりと固めて踊るのがいいと思います。
固める？
そう固めるのです。
ふくらはぎの筋肉に力を入れて
一定の力をキープします。
こうなると基本的には筋肉は伸び縮みしません。
ただ足首にはアキレス腱という部分があります。
この腱というのは筋肉と違い
硬い筋のような部分です。
意識的に伸び縮みさせることはできませんが、
強いバネのように働きます。
そのため体重をかけて伸ばすと
その反動で縮みます。
この勢いでぴょんぴょんと跳ねるように踊ることができると思います。
筋力は大きく動くため１回だけ大きく飛ぶときには使えると思います。
ただクイックステップのシャッセ（速いやつ）やランのように連続して小さく飛ぶ時には
あまり向いていない方法です。
このときはかかとを上げた状態を筋力で作り
あとはアキレス腱に任せていく方がいいということです。
上がる時が音楽に合う
Unsplashのdan carlsonが撮影した写真
音楽の取り方はいろんな考え方がありますが
一般的に出した足に乗る時が音楽のカウントになります。
１で足に乗る、という感じです。
ただクイックのバリエーション（速いシャッセ、ランなど）で
カウントに合わせて乗るイメージだと若干遅れてしまいます。
アキレス腱のバネを使うと
縮めて伸びるで１セットの動きです。
これを音楽に合わせる時は乗る時、つまりバネが伸びる時ではなく
その後のバネが縮んで飛ぶ時がカウントに合うようにします。
こうすると軽やかに音楽に乗って踊っている感じを
表現することができるでしょう。
つまり着地するのはそのカウントの少し前で
その跳ね返りが目的のカウントになるということです。
ボールがバウンドしたり、ジャンプ台を利用して跳び箱を飛ぶ時を
イメージするといいかもしれません。
かなり漠然としたイメージになると思いますが、
自分なりの何かができると、一気に踊れるようになると思います。
練習としては軽くジャンプがいい
Unsplashのdan carlsonが撮影した写真
まずは軽くその場でジャンプしてみるのがいいでしょう。
縄跳びをするように１０回くらいその場で飛んでみると
バネを感じることができると思います。
つぎに足を踏み換えながら飛ぶようにします。
その場で軽くジョギングするような感じです。
さらにうまくできるようになってきたら
少し進んでみましょう。
ここまで来ればあとは音楽に合わせて
ステップするだけでしっかりと踊れるようになるでしょう。
まずは軽くジャンプしてアキレス腱を感じることが
最初のステップになります。
〜まとめ〜『バネ＝アキレス腱』
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