《社交ダンス》身長差に負けない!凸凹カップル奮闘記

社交ダンス、競技ダンスで身長差カップルならではの悩みや役に立つこと、立たないことのブログ。

《身長差》背の高い男性が身長差を感じさせないテクニック3選 【「先生の背が高いことを忘れてた」って言われたい】

こんにちは!

 

Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。

 

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背の高い男性は身長差がある女性と

組むことが多いと思います。

 

僕も183cmあるので

だいたい僕より20cmくらいは低いことが普通です。

 

今日は僕が自分より背の低い女性と組む時に

気をつけていることを3つお話しします。

 

 

股関節の高さを合わせる

 

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まずひとつめは

「股関節の高さを合わせる」

です。

 

スタンダードではふたりで組んだまま

大きな動きをしていきます。

 

このとき左右の動きは歩幅があっていれば

一緒に動けると思います。

 

でも前後の動きは歩幅だけでは

うまく踊れません。

 

理由はインラインと言って

右足が相手の足の間に出るためです。

 

つまり歩幅があっていても

脚のスイングが合わないと体に足がぶつかったり

ボディが離れたりしてしまうのです。

 

わかりやすくいえば男性の右脚が

女性の股間にぶつかるということです。

 

これは歩幅があっていても

解決できません。

 

脚のスイングの軌道が合っていることで

ボディの進むスピードも合うので

結果的にぶつからないで進むことができます。

 

そのために僕は膝を相手に合わせて緩めて

股関節の高さ(腰の高さではない)を合わせます。

 

こうすることで脚の長さがある程度揃うので

スイングがスムーズになると思います。

 

右手の高さを下げる

 

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次にホールドに関してです。

 

右手は女性の背中に置きます。

 

背中のどこに置くかは議論の尽きないところではありますが、

いまはあまり考えないことにします。

 

気になる方はこちら

 

jumbo-miyake.hatenablog.com

 

 

jumbo-miyake.hatenablog.com

 さて背が高い僕の右肩は当然女性より高い位置にあります。

 

そのまま右ひじを上げて曲げたら

女性の後頭部に当たってしまうかもしれません。

 

そのため右手は女性の高さに合わせて

下げる必要があります。

 

しかしながら右ひじと右手を同時に下げるのは

簡単ではありますが、見た目があまりかっこよくありません。

 

そこで右ひじをできるだけ下げないで

右手だけを下げるという技術が必要になります。

 

これが結構難しいです。

 

でもこれができない人は身長差のある女性と

組むことはできません。

 

右ひじを下げないで右手を下げるためには

上腕(二の腕)を回す必要があります。

 

上腕の上側が前に、下側が後ろに動くように回します。

 

ひじは上向きに近づき力こぶは下向きに近づきます。

 

こうするとひじの位置はかわらずに

ひじから下(前腕)を下に向けることができます。

 

ただやってみるとわかると思いますが、

右の肩が上がりやすくなります。

 

この右肩を上げないで上腕を回すのが

とても難しいのです。

 

でも練習すれば必ずできるので

身長差カップルの男性は

ぜひ身につけてください。

 

またプロの教師でも身長が同じくらいのパートナーと

組んでいる人は生徒さんと踊る時に苦労する人が多いと思います。

 

結構普段の高さにしてしまい、女性を持ち上げて

踊っている人や高さを合わせようとして

腰が抜けている人を見かけます。

 

これは腕の使い方を覚えることで解決すると思いますが、

ふだん使うことがないと覚えるのは難しいかもしれません。

 

左を向く

 

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これも意外と忘れやすいもののひとつです。

 

身長差が少ないカップルの男性は

右を向くとそこに女性の頭があります。

 

そのため自分が変な方向に向いていることに

気付きやすいともいます。

 

ですが僕もそうですが、女性が自分より小さいと

右を向いても視界が開けているので

気づかないことがあります。

 

もちろん右を向くこと自体は

悪いことではありません。

 

いまは男性でもシェイプが大きく

ナチュラルターンの終わりで右を向いたりすることは

普通のこと(というかマスト)です。

 

僕が男性を始めた頃はまだそんなことはなく

ナチュラルターンで右を向くと注意されました。

 

それはさておき向くべき時はいいのですが、

なんとなく右向きになっていると

それが悪いバランスになったり

見た目が悪くなったりしやすいです。

 

自分が基本的には左を向いているということを

強く意識してそこを基準に右を向いたりするようにしましょう。

 

身長差を問題なくすることもダンスの技術

 

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社交ダンスは基本的に社交するためのダンスです。

 

つまりどんな人とでも踊れるようにできているダンスということです。

 

なので身長差があると踊りにくいとか言っている人は

社交ダンスの根本を否定しています。

 

もちろん実際ホールドの構造から考えて

身長差が1mあったら組むことは難しいです。

 

(小学生くらいの子供と踊る時のような感じ)

 

それはそれで組み方を調節して

踊ればいいことです。

 

でも社交ダンスは大人が踊るという前提で考えると

だいたい150cm〜190cmくらいのなかに

収まるのではないでしょうか。

 

40cmくらいの身長差なら

十分に踊ることができると思います。

 

背の高い男性は女性に気遣いをできるだけ少なくしてもらい

すっと踊れるとかっこいいのではと

僕の中では思います。

 

もちろん女性目線で大きな男性と組む時の

ポイントもあります。

 

それはまた別の機会に。

 

〜まとめ〜『見た目にも相手にも身長差を感じさせないことは、ダンスの技術で可能』

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