こんにちは！
Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。
スタンダードにおいて身長差があるカップルは
身長差のないカップルとは違い
独特の悩みがあると思います。
僕も多分同じことを悩んできました。
今日は僕が今まで身長差が原因で悩んできたことと
その解決方法についてお話しします。
ひじを上げること
競技ダンスにおいては
大きなホールドがかかせません。
そのためにはひじを肩の高さ近くまで上げて
横に広げることがポイントになります。
身長差がない人は男性が腕を上げても
女性は問題なく組めるとおもいます。
でも身長差があるとホールドの高さにも差ができて
女性が届かなくなってしまいます。
とくに男性の右腕が高くなると
女性を持ち上げてしまったりするので
ホールドが崩れやすくなります。
腕を下げればすぐに解決するのですが、
そうするとホールドが下がって弱く見えます。
僕も昔は
・矢印みたいなホールド
・寂しいホールド
などと言われてかなり悩みました。
でもひじは高く保つことは
現在より大切な要素となっています。
背の高い男性は右ひじを上げても
そこから右手を斜め下に下げることを
覚える必要があると思います。
僕もひじを下げずに右手を斜め下に向けることを
一所懸命練習して今に至ります。
この方法は右肩が上がりやすくリスクは大きいですが、
下半身は比較的使いやすくなるので挑戦する価値はあると思います。
ボディをコンタクトすること
これも僕はすごく苦手でした。
最初に組んだ時は問題ありません。
そこから動く時に脚がぶつかって
離れてしまうのです。
とくにインラインの時に僕の足が
相手のボディにぶつかってしまい
それを防ぐというか怖がってしまい
結果的に離れてしまうという感じです。
スタンダードではコンタクトがなくなると
動きの精度が下がることも問題ですが、
やはり競技においては見た目が悪くなってしまいます。
審査員に「踊りがあってないのかな。」と
思われてしまうかもしれません。
インラインで離れてしまう原因は
脚の長さが違うことです。
身長差があると脚の長さも違います。
そうするとインラインの時にどうしても
右脚がぶつかってしまいうまく進めません。
これを解決するためには
脚の長さを揃える以外にありません。
男性はすこしひざを多く緩めることで
腰の高さを下げます。
股関節の高さが揃うくらいになれば
脚のスイングがあうので
ボディは離れないと思います。
これは女性にも協力が必要です。
腰の位置を高く保ち
みぞおちくらいから脚を振るようにすることで
ぶつからないで進んでいくことができると思います。
左を向くこと
スタンダードでは基本的に
少し左を向いて踊ります。
右を向くこともありますが、
相手の顔を見て踊ることはまれです。
身長差がないカップルは変なところで右を向くと
相手の顔が見えるため気づくことができると思います。
でも背の高い男性は右を見ても
視界が広く気づかないことが多いです。
僕もファーラウェーリバースに入る時などに
右を向いてしまう癖がありました。
進行方向が気になるのもそうですが、
相手の頭の上から見てしまうため
右を向いている自覚がなく直すのに苦労した記憶があります。
これは自分の顔の向きを意識するしかないと思います。
自分が右を向いているのか左を向いているのか
しっかりと意識してなんとなく見ている時間をなくすことで
解決できると思います。
身長差があることは不利ではない
いろいろ問題点ばかり書いてきましたが
べつに悪いことばかりではありません。
いいこともたくさんあります。
身長差も自分たちの個性です。
どう生かすかは自分たち次第。
欠点だと思わずに生かしていきましょう。
きっとオンリーワンなダンスになると思います。
〜まとめ〜『身長差があると起きやすい問題は割とみんな同じだと思う。』
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