こんにちは！
Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。
UnsplashのLucrezia Carnelosが撮影した写真
背の高い男性はあしの使い方が足りなくなることが多いです。
これはそこそこの使い方でも体が大きいため
それなりに大きく動けることや、目立つのに苦労が少ないことが
理由にあると思います。
ですが、やはり体を余しているように見えてしまうため
結果としてはあまりよくはありません。
僕もずーっともっと使えるはずと言われ続けていました。
今日は背の高い男性が脚をしっかりと使って見えるようにするための
ポイントを僕なりにご紹介します。
身長が低くなったと思う
UnsplashのRyan Moultonが撮影した写真
まず背の低い人の気持ちになって考えてみましょう。
背の低い人は競技会の中などでは目立つように
懸命に動いています。
大きく動くためには脚をしっかりと使い
開いて踊ることがポイントになります。
まず一番大事なことは自分の身長が低くなったと思って
動くことです。
足の使う量が足りなくなる原因のひとつに
高くなりすぎるということがあります。
ボディの位置が高くなると
当然脚は開きにくくなります。
この時のボディの高さは床からの純粋な高さです。
ボディ自体の引き上げみたいなものは
高くする方がいいです。
ボディはしっかりと伸びていますが、
低い方が当然足の曲げ伸ばしの幅が大きくなるため
使う量は大きくなります。
もちろん「質」との兼ね合いは大事ですが、
脚を使う量が多いことはひとつの利点だと思います。
パートナーの身長が30cm低いと想像する
UnsplashのAnton Danilovが撮影した写真
先ほどと似ていますが、
相手の身長が自分より30cm低いと考えてみましょう。
僕の場合は180cmちょっとあるので
150cm前半の方は生徒さんでもたくさんいます。
そのときでも少し低く構えて組むことで
しっかりと脚を使って踊ることができます。
高くなると相手は足が伸びきってしまうため
自分が低いところを基準に上下運動することで
お互いに無理なく踊ることができます。
このときに上下の幅、つまり脚を使う量は
大きく保つことができると思います。
ライズ＆フォールの大きさは上下の幅の大きさです。
高く上がればライズが大きく見えるわけではありません。
低いところから踊ることで
高く上がらなくても大きい幅で上下しているように見えると思います。
脚を短くする
UnsplashのCornelius Venturesが撮影した写真
最後は脚を短くするです。
いやいや…社交ダンスで脚は長く使うって習いましたよ。
そんな声も聞こえてきそうです。
確かに脚は長くというのが定説です。
これは脚の付け根を高い位置に想像して
ボディの下半分も脚のように使いましょうという意味です。
脚を短くするというのはその長い脚を
畳んで短くしましょうということです。
足として使う部分を短くするわけではありません。
脚を長くと言っても、ずっと長いままで踊ったら
それは棒を動かしているようになってしまいます。
竹馬ではないのでそれでは滑らかで大きな動きにはなりません。
長い設定の脚を、畳んで短くすることで
伸ばした時のパワーをより大きく生み出すことができるのです。
畳んで伸ばす、畳んで伸ばす。
クロワッサンのようにこれを繰り返すことが
大きな動きを生み出すコツです。
身長に頼らない
背が高い人は周りから見ると
さぞかし大きく動くと思われています。
しかし身長が高い人はわかると思いますが、
背の高さほど筋力が強くなるわけではありません。
そのため背の高い人の方が相対的には
動けないと思います。
ただ観客はそう思ってくれません。
期待に応えるために、背の低い人以上に
頑張って動いてやっと同じなのです。
コスパが悪いのが背の高い人の悩みですが、
期待をしてもらえるという部分はメリットでもあります。
期待以上のものを出せばきっといいダンスだと
思ってもらえること間違い無いです。
〜まとめ〜『背が高いことを忘れる。』
関連記事
お問合せご意見、ご感想などはこちら
