こんにちは!
Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。
社交ダンスでスタンダードを踊ると
よく「ロア」という単語が出てきます。
これは高いところから下にさがることです。
ロアにはいろんな意味がありますが、
一般的には次の動作に向かう準備という
位置付けがあります。
スタンダードでは組んで一緒にロアするので
ふたりのタイミングがあわないとガタガタします。
ただ結構気を付けているのに
ロアのタイミングが合わないという方も
いると思います。
今日はなぜロアが合わないのか
どうやったら合ってくるかを
ご紹介します。
なぜロアのタイミングが合わないのか?
ロアのタイミングが合わない人は
どこが合わないのかをチェックします。
・ロアの始めが合わないとき
これはライズの量が合ってないのだと思います。
・ロアの最後が合わないとき
これはふたりが同じ距離
ロアしているからだと思います。
同じ距離ロアしたらだめなの?
だめです。
それはシューズの違いに
原因があります。
女性はハイヒール、男性は低いヒールです。
ただライズしている時は
関係ないので同じ高さです。
つまりここから同じ距離ロアすると
とうぜん女性の方が早くヒールをついてしまいます。
そのため女性が先に動き始めてしまったりして
結果的に動きが合わなくなります。
どうやったらロアが合うか?
・ロアの始めはライズの高さとタイミング
ロアの始めはライズの終わりと同じです。
ライズが早くなると
ロアが早くなったり
上で止まってしまったりします。
どちらにしても動きが硬くなり
うまくいきません。
しっかりライズの頂点を合わせて
降り始めのタイミングを合わせましょう。
・ロアの終わりはシューズに注目
ロアの終わりを合わせるためには
シューズの違いが原因でした。
ロアの始めと終わりを合わせるためには
ライズの%に注目します。
つまり距離ではなく割合を合わせるのです。
男女でライズの距離は違います。
お互いに10cmライズできるとしても
男性は2cmヒールなので
10-2=8cmのライズ
女性は7cmヒールなので
10-7=3cmのライズ
となります。
割合を合わせるということは
男性が4cm降りる時に、
女性は1.5cm降りるということです。
厳密ではないですが
このようなイメージをすると
一緒に降りてはいけないことが
わかると思います。
お互いに少し気をつけると
自然にロアがあってきます。
これはあくまでもイメージなので
定規で測る必要はありません。
頭の中でイメージして踊ってみてください。
ロアが合うと動きのスタート
つまり準備が合うので
きっといいダンスになると思います。
ぜひ試してみてください。
〜まとめ〜『ロアはシューズの違いに注目。』
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