《社交ダンス》身長差に負けない!凸凹カップル奮闘記

社交ダンス、競技ダンスで身長差カップルならではの悩みや役に立つこと、立たないことのブログ。

《身長差の悩み》身長が違うと動きが合わないのは本当か?

 

こんにちは!

 

Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。

 

身長差があると動きが合わない時が

多いと思います。

 

本当にそうでしょうか?

 

いきなり題名を否定するようなことを

書いていますが、ここは大事です。

 

身長差があると、

なぜ動きが合わない時があるように感じるのか。

 

どうすれば解決するのかを今日は考えてみます。

 

 

(1)身長差はダンスの合う合わないに関係あるか?

 

僕が思う結論は「関係ない」です。

 

でもそれは身長差があっても

何も変わらず踊ればいい

ということではありません。

 

身長差があるときに

おこりやすい問題もあれば、

身長差がない時におきやすい問題も

あるということです。

 

なので、身長差に限らず

自分達がどういう問題が起きやすく、

どういうことは問題が起きないのかを

知ることは大事です。

 

 

それでも身長差があると、

ふたりの動きが合わなくなることは

多いかもしれません。

 

それには原因があります。

 

ひとつは許容範囲の差、

もうひとつはボディの感覚の差だと思います。

 

~1.許容範囲の差~

僕たちのからだにはいろんな場面で

バランスを取ろうとする能力があります。

 

例えば足の上に立つことを

考えてみましょう。

 

もし針を机の上に立てようとしたら

まさに一点に垂直に立てなければいけません。

 

(机に刺すのは無しで。)

 

これは許容範囲がない状態です。

 

でも僕たちは足の面積があるので、

つま先の方でもかかとの方でも立てます。

 

つまりある程度許容範囲が

あるということになります。

 

さらにひざのやわらかさや、

足首などもうごくので

足の上に立つための許容範囲は

だいぶおおきくなります。

 

だから多少風がふいたりしても

立つことが出来ます。

 

洋服屋さんなどのマネキンは

僕たち人間と同じ形ですが、

足の下には大きな鉄板がついています。

 

身体が動かないので、

許容範囲が狭いです。

 

マネキンに着せる服やポーズによって

倒れてしまうかもしれないということです。

 

 

ただ身長差があると

一般的には体格にも差があります。

 

足のサイズも大きくなるし、

脚の長さもながくなります。

 

なので、背の高い人の方が

許容範囲は大きくなる傾向に

あります。

 

これは能力や努力の差ではなく、

単純に体格の差です。

 

なので大きい人は自分が出来るから

相手も出来るだろうと思い動いてしまうと、

相手の許容範囲を超えて失敗という

パターンがあります。

 

逆のパターンもあり、小さい人は出来るけど

大きい人は出来ないこともあります。

 

 

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これは女性にとってもそうですが、

一般的には男性は許容範囲だけど

女性の許容範囲の外になってしまい

失敗というパターンが多いように感じます。

 

なのでこの許容範囲の差を認識することが大切です。

 

~2.ボディの感覚の差~

どのくらい力を入れると、

どのくらい動くだろうといった感覚は

人それぞれ違います。

 

なので、自分の身体の感覚と

相手の身体の感覚は違うということを

感じましょう。

 

距離やスピード、

すべてのことが自分と他人と違います。

 

なので自分の感覚だけでなく

実際に起きたこと、つまり動いた距離や

結果的に踊りがあっているかを重点的に

みるようにすると、ふたりはあってくると思います。

 

あとよくあるのが、

口で言っていることと

やっていることが違う人です。

 

まっすぐ前進していると言いながら

斜め前に進んでいたり、

カウントがQ&Qですと言っていても

違うカウントで動いていたり。

 

僕もよくありますが、

これは自分の感覚と動作が

あっていない証拠です。

 

自分の感覚≠自分の動作では、

相手といくら話しても何も合いません。

 

2人ともがそうだったら最悪です。

 

なので最低でも自分の感覚と

自分の動作は出来るだけ

あっているようにしましょう。

 

(2)どうやって解決するか?

一番大事なことは自分の感覚と

自分の動作を合わせることです。

 

ここがあっていないことには

何も始まりません。

 

やっていることが

正しいかどうかは二の次です。

 

考えていることが間違っていても、

 

考えている(感覚)こと≒動作

 

ならば、考えを変えれば

動きも正しくなってきます。

 

でも

 

考えている(感覚)こと≠動作

 

ではなにも始まりません。

 

そういうかたはボディマッピング

という言葉を調べてみましょう。

 

簡単に言うと体の地図、

つまり身体のイメージのことです。

 

脳内の身体と実際の身体が同じならば、

基本的に自由に動くことが出来ます。

 

ダンスは筋肉と関節の場所を

ただしく覚えていなければ

なかなか自由には動くことが出来ません。

 

スタンダードにおいては

次の3つから考えるといいと思います。

 

・股関節

・ひざ

・足首

 

この3つをある程度正しく

曲げ伸ばしできれば、

ダンスはグッと変わると思います。

 

興味がある方はボディマッピング

アレクサンダーテクニークなどを

検索してみるといいと思います。

 

僕はこんな本を読んでいました。

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よかったら読んでみてください。

 

オススメは

「ワールドクラスになるための

     サッカートレーニング」

です。

 

ボールのけり方などは

一切出てきません。

 

すごくわかりやすいです。

 

他の2冊はこちら

 

~まとめ~『敵を知り己を知れば百戦してあやうからず。』

 

関連記事

 

jumbo-miyake.hatenablog.com

 

 

 

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