こんにちは！
Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。
いよいよ今週は
北海道の2020年最初の競技会です。
全道クラス別競技会
全道クラス別ダンス競技会 in ホテルエミシア札幌 2020年2月16日
各クラスの戦いがはじまります。
ちなみにOB（プロシニア)戦に僕も出ますので応援に来てください。
さて身長差があるカップルは
回転が苦手な人が多いです。
僕もそうです。
とくに右回りのナチュラルスピンが
ぶれやすい人が多いのではないでしょうか。
スタンダードの各種目で使える
このスピンをうまく踊るためには
どうすればいいでしょうか。
それを一緒に考えていきましょう。
スピンにもいろいろ定義があります。
ダンスの教科書には
右足前進して強く右へ回転、
左足横へボールで回転を継続する。
と書いてあります。
まあ細かいことは置いといて、
インラインでくるくる回ることです。
このとき、遠心力という
ちからを感じると思います。
遠心力も物理的に正しく考えると
めんどくさいので、いまは回転の円の外側に
引っ張られるように感じる力のこととします。
この遠心力は読んで字のごとく
心（中心）から遠くへ離れる方向に
働きます。
なので、男性と女性では
ちょうど反対向きに
引っ張られるように感じる
と思います。
このちからがふたりで
釣り合っていれば
回転はうまくいきます。
つりあうためには
遠心力の働く方向を
合わせなければいけません。
通常スピンは
クローズドポジションでおどります。
なのでお互いのパートナーは
右斜め前にいます。
つまり遠心力は左斜め後ろに
かかるのが正しい状態です。
これを真後ろに感じて踊ると、
ホールドとの間にずれが生じて
ばらつく原因になります。
時計を想像してください。
上から見た時パートナーは
1時から2時くらい、
自分は7時から8時くらいです。
この位置関係を変えないで
まわることがポイントです。
つぎに身長差があるカップルにとって
注意する点は重心の高さの違いです。
身長が同じくらいのカップルは
さきほどの1時と7時を守ると
釣り合いが取れます。
ですが、身長差があると
そこがあっていても上下がずれているため
スピンの回転面が斜めになります。
テレスピンなどは斜めのまま
回ることが出来ますが、
ナチュラルスピンでは
回転の面が斜めで回ることは
とても難しいです。
クイックステップなどで
バレルロールという
フィガーがあります。
これはナチュラルスピンに
似ていますが、斜めに回ります。
でも進むことができません。
比較的その場でまわります。
なのでナチュラルスピンを
踊るときは回転の面を水平に
する必要があります。
そのため男性は少し日低めに、
女性は少し高めに組むことで
重心の高さを合わせましょう。
そうすると、遠心力が
水平にかかり回転が安定します。
どのくらいお互いが合わせると
うまくいくかはカップルによって違います。
また身長だけでなく
腕の長さや体重も関係します。
ですが、かならず
うまくいくポイントがあるので
探してみて下さい。
その時の基準として
重心の高さをそろえることは
いい方法だと思います。
ぜひ試してみて下さい。
～まとめ～『スピンでは遠心力のかかる方向をあわせる。』
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