こんにちは！
Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。
スタンダードを踊るときは
かならずホールドを組みます。
このブログでも
何回も触れてきました。
この時男性の右手は
どの角度におくのが
いいのでしょうか。
選択肢はこの３つです。
（１）指先が上に向く
（２）指先が水平
（３）指先が下に向く
ひとつずつ考えていきたいとおもいます。
（１）指先が上に向く
結論から言いますと
これは間違っています。
おもに女性を持ち上げている
男性に多いように思います。
指が上に向くということは
ひじが下に下がっている
可能性が高いです。
なのでホールドの形が
きれいに作れないです。
なので指が上向きの人は
早急になおす方が良いと思います。
（２）指先が水平
これは正解の一つだと思います。
こちらのカップルを見て下さい。
このカップルは男性の右手が
水平に置かれています。
写真ではスウェーがかかっているので
指先は上がっているように見えますが、
これは水平になっています。
メリットとしては
水平なラインが
見えやすいことがあります。
女性の背後から見たときに
・フロア
・腰
・男性の右手
・腕の下
と水平で平行な線が
見えてきます。
こうすると、
安定感があるように見えます。
（安定感があるわけでは
ありません。）
また、女性も背中に
水平なラインがあるので
後ろに体を広げやすくなります。
この使い方を
エクステンションと
いったりします。
タンゴでは床にぴったりと
立っているように見えます。
スイングダンスでにおいては、
水平なライン（＝横のライン）が
見えやすということにより、
スウェーをした時も
傾きが見えやすく表現が大きく見えます。
デメリットは手首を少し
曲げなければいけない時が
あるということです。
右腕は多くの場合ひじから
手に向かって少し下がりながら
組むことになります。
とくに身長差があるカップルでは
その角度は大きくなります。
なので手首を親指側に曲げる力が
より大きくなるため緊張が
出る時があるかもしれません。
関節の形的に無理があるときや
肩の高さが大きく違うカップルは
少し注意が必要です。
逆に身長差が少なかったり、
肩の高さを合わせることが
出来るカップルにはオススメです。
ちなみに僕は右手を水平にする派です。
（３）指先が下に向く
これは男性の右腕が
多くの場合ひじから手に向かって
さがっていることが多いので
その向きに沿って手を置く方法です。
こちらのカップルをご覧ください。
男性の右手の先が女性の
左脚の方に向いています。
メリットとしてはとても
自然なラインになりやすいです。
また女性も男性もボディが比較的まっすぐに立つので、動きやすい形になります。
男性の手首にも無理はなく
自然なラインになります。
右手の先は女性の左脚に
つながっているようなイメージを
持つと踊りやすくなります。
女性からすると、
左サイドを支えてくれるように
なるので左に体を伸ばしやすくなります。
男性の右腕から右手の斜めラインを
生かして左斜め後ろに伸びてみましょう。
一番フィットするところが
そのカップルの最適なラインです。
デメリットとしてはトップラインが
前後に狭くなりやすいです。
女性が後ろに広がろうとすると、
バランスが崩しやすく注意が必要です。
向いているカップルは
身長差があり
肩の高さも違うカップル。
女性のバストから
首あたりの柔軟性がある
カップルにはオススメです。
（１）はダメですが、
（２）（３）はどちらも正しいです。
ですが、どちらをやると
何がやりやすいのかを
明確にしておかなければいけません。
男性と女性で違うことを考えていると
お互いに正しいのに
踊りにくくなってしまいます。
～まとめ～『男性の右手の角度にも注目する。』
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