《社交ダンス》身長差に負けない!凸凹カップル奮闘記

社交ダンス、競技ダンスで身長差カップルならではの悩みや役に立つこと、立たないことのブログ。

《社交ダンス》モダンとスタンダードの違い 【時代と共に変化するということに目を向ける】

こんにちは!

 

Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。

 


Unsplash
kazuendが撮影した写真

 

社交ダンスは常に変化しています。

 

いままで良かったものがダメになったり

ダメなものが良くなったり。

 

今日は僕がダンスを始めた頃と今の違いを

僕なりにお話しします。

 

違い1 ホールドの形

 


Unsplash
Derek Owensが撮影した写真

 

僕がダンスを始めたのは30年近く前(!)です。

 

そのころのスタンダード、というか「モダン」のホールドは

現在よりひじが低く斜め下に広げていました。

 

肩のラインの延長線上に広がり

傘のようなイメージが良いとされていました。

 

現在のように真横にすると高すぎると言われてしまいます。

 

女性も同様に比較的ひじは低く

肩から首が滑らかにつながっているような感じでした。

 

そのためトップの広さも今ほどはなく

コンタクトは縦に長いのがよしとされていました。

 

現在はホールドの横幅はかなり広がり

腕はほぼ水平に広がりました。

 

体型にもよりますが、首から肩の斜めラインと

腕の水平ラインは別の線を形成する感じの人もいます。

 

多少の違いはありながらも

男性も女性も広く高いホールドが主流になりました。

 

違い2 背中の動き

 


UnsplashGorilla Freakが撮影した写真

 

昔は燕尾服の背中にシワが寄っていると

即ダメ出しされました。

 

当時の燕尾服は素材も伸びるものではなかったので

体にフィットさせるのが難しく、ある程度余裕のある作りでした。

 

そのためスウェーが大きくなったり、ホールドが崩れると

すぐに背中にシワが寄ってしまいます。

 

少しもシワが寄らないのがいいとされていたので

ホールドやボディの動きは結構少なかった気がします。

 

現在はジャージのような伸びる素材を使うようになった影響もあると思いますが、

背中にシワがよること自体は悪いとは言われません。

 

もちろん基本的には綺麗にシワひとつないのがいいですが、

回転したりスウェーが大きくなった時に

服の一部にシワがよることは悪くありません。

 

むしろそれくらい体を十分につかっているという

ことでいい評価があると思います。

 

(もちろんシワがよることを良く評価しているわけではない)

 

女性もドレスの脇腹部分などに

シワが寄っても大丈夫だと思います。

 

これはダンスの進化もありますが、

ドレス素材の進化の影響が大きいと思います。

 

違い3 男性が後ろに反ること

 


Unsplash
Indian Yogi (Yogi Madhav)が撮影した写真

 

昔は女性がある程度後ろに広がることはありましたが

男性が後ろに広がることはありませんでした。

 

あくまで垂直。

 

そのためお互いにバランスをとっているいえ

「広がり=女性の広がり」でした。

 

男性が少しでも後ろに反っていると

即直されます。

 

一方現在は男性も大きく広がり

自由に体を使うことがよしとされるようになりました。

 

もちろん女性と比べたら少ないですが、

女性も桁違いに広がりが増えているので

トップラインは何倍も広がっているといえます。

 

色んな意味で男女が平等になっている影響なのでしょうか?

 

ただ体を最大限に使いたいという欲求が

人間にはあるのだと思います。

 

今後も今のダンスでは思いもよらない使い方が

生まれるのでしょう。

 

間違っているダンスはない

 


Unsplash
Usman Yousafが撮影した写真

 

ダンスは常に変化しているものです。

 

いままで良かったものがダメになり、

ダメだったものが良くなります。

 

またなかったものが生まれ

あったものがなくなっていきます。

 

その中でいいものが残り、

いまいちだったものは消えていくことで進化していくのだと思います。

 

そのため今まで良かったからとその方法に固執すると

時代に取り残されて化石のようなダンスになってしまいます。

 

もちろん変わらずいいことや基礎として確立されていることも

たくさんあります。

 

しかしながら時代の変化に常に敏感にいることで

また新しいアイディアが生まれてくると思います。

 

最近政治の世界でも失言が多く報道されます。

 

たぶん今まで何十年もそうやってきたのでしょう。

 

それ自体は当時は良かったのだと思います。

 

しかし時代の変化や周りの変化に鈍感だと

いままでOKだったのにいまはダメということになってしまいます。

 

本当の問題は失言の内容や謝罪方法ではなく

時代の変化に無頓着であることなのだと思います。

 

〜まとめ〜『いつでも時代の変化を観察しよう。』

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