こんにちは!
Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。
ダンスシューズは高さの違いはありますが、
ヒールに高さがあります。
女性なら7cmくらい、男性でも2~4cmくらいです。
このヒールがあるというのはただ見た目だけのものではありません。
ヒールが高いことでどんなことが起きるか
僕が思いつくことをお話しします。
1.重心が前に行きやすい
ヒールが高いということは
坂道に立っているのと同じです。
坂の上にかかとが、坂の下に爪先が
むいている状態です。
想像して貰えばわかると思いますが、
すこし体が前のめりになると思います。
これがヒールが高い靴を履いた時には
水平なダンスフロアの上でも起こります。
裸足で立つ時に真っ直ぐ立つといっても
水平な床の上に立つのと
斜面に立つ時では感覚が違います。
ダンスシューズを履いている時は
そのシューズの斜面に立っているということに
なると思います。
なので安定して立つためには
すこし後ろに立つ感覚が必要と言うことだと思います。
2.前進しやすく、後退しにくい
1.と関連していますが、
動く時に前進しやすく、後退しにくい
特徴もあります。
前に進むときは斜面を降りていく感覚なので
進むのは簡単です。
しかし重力も利用して進むので
コントロールが少し難しくなることがあります。
後ろに進むときは登り坂になります。
進んでいくのに力が必要ですが、
いつも進行方向の反対(前)にひっぱられているので
コントロールはしやすいと思います。
この性質を利用してスタンダードでは
前進の人より後退の人の進むタイミングが少し遅くなり
ボディが離れないで踊り続けることができる
という面もあると思います。
3.足首を曲げやすい
スタンダードでは足首の曲げ伸ばしが
踊る時に大切な動作の一つになります。
足首の可動範囲はすねが垂直な状態から
大体前に45度くらいから
うしろに90度くらいだと思います。
ヒールが高いとスタートが90度より少し伸びたところから
曲げていくことができるので
より深く足首を使ったのと同じ効果が
期待できると思います。
とくに女性はヒールが高いので
足首も90度よりかなり伸びているところから
曲げていくことになります。
これにより後ろにしなったラインを
作ることができると思います。
まあ実際はヒールが高いから後ろにしなっていると言うのが
正解だと思いますが…
結論!ヒールの高さを利用しよう。
つまりダンスシューズのヒールは高いことにも
意味があると言うことです。
もちろん最初はただ装飾的な意味だったかもしれません。
でも高いヒールで踊るテクニックが
長い間に研究されて今に至っています。
僕たちはその恩恵を十分に生かして
楽しく踊っていけばいいと思います。
ヒールが高いのは最初結構大変だと思います。
いきなり高いシューズにしなくても大丈夫。
少しずつ慣れていきましょう。
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シューズに悩みがある方はぜひ行ってみてください。
〜まとめ〜『高いヒールを生かして踊りましょう。』
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