こんにちは!
Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。
ウィンナーワルツを踊ったことはありますか?
競技をやっている人でも
意外と踊ることが少なく
練習でも後回しになりやすい種目です。
今日はウィンナーワルツを上手に踊るコツ3つを
ご紹介します。
音楽は1小節ずつとらえる
ウィンナーワルツの音楽は速いです。
社交ダンスの正解ではBPMといって
1分間に何小節演奏するかで曲の速さを
表現します。
※BPM=Bar(小節) Per(割合) Minute(分)
おなじBPMでもBeats Per Minute 1分間当たりの拍数という言葉もあります。
間違えないようにしましょう。
BarPM BeatsPM
ワルツ 30 90
スロー 30 120
ウィンナーワルツ 60 180
となります。
ウィンナーワルツのBPMは60くらいです。
ちなみに普通のワルツは30弱です。
つまりワルツの2倍の速さがあるということです。
これを123123123123…と1拍ずつ
数えながら踊ったらとてもじゃないですが忙しいダンスになります。
これをゆったりど踊るには123をまとめて1小節で
感じるようにすることがいいと思います。
(123)でひとつのスイング、またつぎの(123)で1つのスイングです。
こうすると意外とゆっくりに感じることができると思います。
ウィンナーワルツでは12&3など&カウントも
基本的には使いません。
またフィガーもナチュラルターン とリバースターンという
基本的に同じ構造のものを多く使うので
1小節ごとのまとまりで捉えて踊ることが
できると思います。
ナチュラルターンは向きに注意
ナチュラルターン をする時は
フロアの中心にお腹、あるいは背中を向けます。
(正確には中央斜めといってフロアの中心方向の斜めです。)
通常ナチュラルターン は壁側に向くことが多いと思います。
ウィンナーワルツでも踊っているうちに
つい壁側まで回ってしまうことが多いです。
こうなるとそのままスピンターンをしてしまい崩壊…
みたいな流れになってしまいます。
回転したあとの終わりの向きは中心側と覚えておきましょう。
決まった向きはあるのですが、
フロアの中心を少し意識して
そこの体の前と後ろを向けるようにすると
いいと思います。
後退の時はライズしない
ウィンナーワルツは回転を継続していくダンスです。
そのため回転の中心になる人と
回転の外側を回る人の役割を
意識することが滑らかに踊るコツです。
とくに中心の人は遠心力に対して
中心に引っ張る役割があります。
ワルツの回転より速く、
継続するのでライズをしないことで
より求心力を強くすることができます。
外回りの人と同じくライズすると
重心が前にずれすぎて
中心を維持できなくなってしまいます。
カウント3で脚を閉じたときに
かかとを床につけて
ライズいないようにすると
しっかりとした中心を作ることができます。
この状態をアンカー(錨←⚓️これ)といったりします。
船を動かないように固定する重りのことです。
ちょっとイメージしやすいのではないでしょうか?
ウィンナーワルツも1種目
競技に出ている人は
5種目戦にでるとウィンナーワルツを
踊ることになると思います。
たしかに予選では踊らないし
練習も少なくなりやすいです。
その人の状況にもよりますが、
準決勝や決勝に行く人は
ぜひ普段から練習するといいと思います。
ワルツでもウィンナーワルツでも
同じ1種目です。
どちらが点数を取りやすいかは
わかりますよね。
みんなウィンナーワルツは練習しないので
チャンスは大きいと思います。
また現在ほとんどの競技会で3番目に踊ります。
つまりその後のスローやクイックにも
少なからず影響するということです。
ぜひ毎日練習してください。
回転系のフィガーも得意になるので
とてもお買い得なダンスだと思います。
〜まとめ〜『ウィンナーワルツを制するには、回転を制することがポイント』
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