《社交ダンス》身長差に負けない!凸凹カップル奮闘記

社交ダンス、競技ダンスで身長差カップルならではの悩みや役に立つこと、立たないことのブログ。

《スタンダードのこつ》足首が曲がるといいことがたくさん! 【地味な関節だけどかなり有能】

こんにちは!

 

Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。

 

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スタンダードを踊る時に

しっかりと足首を使うことは

大事です。

 

このブログを読んでいただいている方は

みなさん知っていると思います。

 

知らなかったという方はこちらをどうぞ。 

jumbo-miyake.hatenablog.com

 

今日は足首を使う理由や

使った時にどんなメリットがあるかを

オタク目線でお話しします。

 

足首を使うとは?

 

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まず足首の関節の動きを確認します。

 

足首の関節はくるぶしの下あたりにあり

すねに対して足が曲がった状態から

すねと同じラインに伸びた状態まで動きます。

 

この関節の曲げ伸ばしを行うことを

足首を使うと定義します。

 

使う筋肉は曲げる時と伸ばす時で違います。

 

(1)足首を伸ばす

足首を伸ばす時はふくらはぎの筋肉に

力を入れます。

 

体重のない足の時は足の裏にも力を入れて

指先まで伸ばすことが多いです。

 

体重がある時は指先に力は入りません。

 

指の付け根を曲げてボールで体重を支えるため

ふくらはぎに力を入れた状態でも

足の裏は割と力が抜けています。

 

(2)足首を曲げる

足首の関節を曲げる時は脛の外側の筋肉に

力を入れます。

 

ただ社交ダンスにおいてはこの筋肉に力を入れて

曲げることはほとんどありません。

 

体重がない時は足を長く綺麗に見せるために

足首を伸ばします。

 

また体重がある時は重力を利用して曲げるので

すねに力を入れるというよりは

ふくらはぎの力を少しずつ抜くことで

足首の関節を曲げていくことになると思います。

 

ここは少し気をつけてください。

 

すねの外側に力が入る時は

なにかまずいことが起きていることが多いと思います。

 

体重がある時の足首の関節の使い方

 

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体重がない足の足首は進むことにほとんど関与しないため

綺麗に見えることが一番大事になります。

 

そのため通常足首が伸びていることが多いです。

 

難しいのは体重が乗っている時です。

 

足首の関節の動きはふくらはぎの筋肉で

コントロールします。

 

ライズする時はふくらはぎに徐々に力を入れて

筋肉を縮めていきます。

 

そうするとふくらはぎの筋肉からアキレス腱を通して

かかとに繋がっているのでかかとが上に引き上げられます。

 

これによりライズが起こるのです。

 

このときに体重がかかとに乗っていると

かかとが上がった瞬間に後ろに倒れてしまいます。

 

社交ダンスの場合は同時にひざを少し緩めることで

体重を前に移動しかかとが上がっても真っ直ぐ立てるように

調節します。

 

ロアする時はふくらはぎの筋肉の力を

抜いていくことをコントロールします。

 

一気に力を抜くとかかとがドスンと床に落ちるので

バランスが崩れたりしますし、カッコ悪いです。

 

体重はボールに保ちふくらはぎの力を

少しずつ抜くことでかかとは静かに床に着地します。

 

イメージは風船に小さな穴が空いている感じです。

 

大きな穴が空いていたら空気は一気に抜けてしまいます。

 

針の穴のように小さければ少しずつ空気がぬけて

ゆっくりと萎んでいくと思います。

 

僕のロアする時のイメージはこんな感じです。

 

かかとが着地してからが勝負どころ

 

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無事にかかとが着地したらさらに足首を曲げていきます。

 

ここでもふくらはぎの力を抜いていきます。

 

かかとをついて足首の動きが終わってしまうと

そこからさらに降りた時にかかとが上がってしまいます。

 

ここがうまくいかない人が非常に多いと思います。

 

足首の使い方が足りないと言われる人は

95%この先の問題です。

 

(この95%という数字はおぼろげながら見えてきました。)

 

かかとを床につけたまま足首を曲げるのは

アキレス腱をのばす準備運動に似ています。

 

体のバランスをとりながらふくらはぎの力を

徐々に抜いていくと意外と曲がります。

 

イメージ的には45°くらいまで曲がると

次の動きがよくなると思います。

 

足首が曲がるメリット

 

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足首の関節が曲がると

そこから伸ばす量も多くなります。

 

これが体を推進させる力になるので

なるべく曲げたところから伸ばすことで

おおきく力強く踊ることができます。

 

足首が強いなどということがありますが、

これは足首の力(=ふくらはぎの筋力)だけでなく

足首の関節の柔らかさ、つまり足首の曲がる量も

大事なポイントだと思います。

 

いくら力が強くても伸ばす量が少なければ

生かすことはできません。

 

十分に曲げたところから伸ばすことで

大きく進むための原動力になると思います。

 

足首がうまく曲がらない人は

このエクササイズがおすすめです。

youtu.be

 

よかったらぜひ試してみてください。

 

〜まとめ〜『足首を曲げることができれば、大きく動ける。』

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jumbo-miyake.hatenablog.com

 

 

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