《社交ダンス》身長差に負けない!凸凹カップル奮闘記

社交ダンス、競技ダンスで身長差カップルならではの悩みや役に立つこと、立たないことのブログ。

《スタンダードのこつ》バランスが良いとは

 

こんにちは!

 

Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。

 

社交ダンスを踊るときに

バランスは大事なもののひとつです。

 

バランスにもいろんな意味がありますが

今日はぐらぐらしないで立てるという意味での

バランスとします。

 

 

ワルツなどでライズした時に

ぐらぐらしてしまう人はいませんか。

 

あるいはタンゴのリンクなどで

素早いアクションをした後に

止まれない人はいませんか?

 

このようにうまく立てない時に

バランスが悪いと言います。

 

でもいつもしっかり立とうとしても

うまくいかない時があります。

 

なぜでしょうか?

 

それは立つときのバランスにも

大きく分けて2種類あるからです。

 

今日はそのふたつのバランスをご紹介します。

 

(1)止まったときにいいバランス

まず安定していると言えばこういう状態です。

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これはとても安定しています。

 

つまりバランスが良いと言えます。

 

ただこれは止まっている時という条件付きです。

 

もしこれを転がそうとすると

とてもじゃないけど安定しません。

 

この状態はコントラチェックやタンゴのPPなど

ピタッと止まるタイプの時に

安定するバランスです。

 

上よりも下が大きくなっています。

 

(2)動いている時にいいバランス

これに対して動いている時に

安定するにはどのような形がいいでしょうか。

 

それはこちらです。

 

f:id:tatsushi_miyake:20200708123151p:plain

先ほどと逆です。

 

これはこのまま立てようとしても

すぐ倒れてしまいます。

 

でもコマのように回したら

すごく安定しそうです。

 

ホバーやワルツなどでライズして

クローズした時に出てくる状態です。

 

この時はあえて下を小さくすることで

コマのようなバランスのとり方になります。

 

すると、結果的に安定して立つことが出来ます。

 

この状態を利用するためには

動きを止めてはいけません。

 

動きが止まった瞬間に

グラっと来ます。

 

ゆっくりでいいので動き続けることで

ライズしていても安定して

立つことが出来ます。

 

 

 

(1)は誰でもわかると思いますが、

(2)はわかりにくいかもしれません。

 

でもコマだけでなくコインなども同じです。

 

落としたときに床の上をころころと

転がっていくのを見たことはないですか。

 

結構とおくまで安定して転がっていきます。

 

そして止まった瞬間にぱたっと

倒れると思います。

 

 

 

つまりバランスが2種類あるということです。

 

ダンスでも同じです。

 

動いている時に安定する形と

止まっている時に安定する形は違います。

 

違うというか正反対です。

 

なのでうまく使い分けることが

いつもバランスよく踊るコツです。

 

~まとめ~『止まっている時と動いている時で、良いバランスは違う。』

 

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