こんにちは！
Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。
スタンダードを踊る時は
コンタクトと言ってボディが触れたまま踊ります。
これは踊りやすい部分と踊りにくい部分があります。
普通に考えたら体がくっついたまま踊るなんて
非常識です。
だって動きにくいっしょ。
でも体が触れていることで
いいこともたくさんあるのです。
今日はスタンダードでボディが離れないことによる
メリットとデメリットをお話しします。
大前提 スタンダードってそういうもの
まず初めに覚えておいてほしいことは
スタンダードってそういうものだということです。
やりやすいとかやりにくとかの前に
スタンダードってくっついて踊るものなのです。
サッカーで手を使ってはいけないとか
ゴルフで手を使ってボールを投げてはいけないというのと同じで
そういうルールなのです。
まずそこはしっかりと覚えておきましょう。
コンタクトするメリットは？
ふたりで踊る時に一番重要なことのひとつに
タイミングを合わせて動くことがあります。
タイミングを合わせる方法はいろいろありますが、
そのひとつに体の一部が触れ合っていることにより
動きを伝えるという方法があります。
たとえばその場でジャンプする時を
想像してください。
お互いが離れているより
軽く手を繋いでいるときの方が
タイミングが合いやすいと思います。
大縄跳びとかで肩に手を置いたりするのも
同じ理由だと思います。
このように仕組みはわかりませんが、
体の一部が触れていると
なぜか動きの方向やタイミングは
あいやすいのです。
とくにスタンダードではアイコンタクトがつかえません。
そのため相手の目を見てタイミングを合わせたりすることのかわりに
ボディや腕を触っている（＝コンタクト）があるのだと思います。
コンタクトするデメリットは？
ではコンタクトすることによる
デメリットはなんでしょうか？
これは簡単。
動きにくい。
二人三脚とかで足首を縛ったら
とっても走りにくいですよね。
これ以上にいろんな場所が固定されている状態で
動こうとすること自体がナンセンスです。
しかも僕たちは前に歩くのが一番得意なのに
お互いの前に人がいるとかもう終わってます。
一体何がしたいんでしょうか？
しかし社交ダンスはもはやそういうものなので
ここを変えてしまうと全く別物になってしまいます。
どうしても我慢できない人は
新しいダンスを作るしかないのでしょう。
大前提に戻る
しかしスタンダードは人がくっついているのに
これだけ自由に華やかに踊れるダンスです。
純粋に不思議ですよね。
動けるだけでなく、スピンでクルクル回ったり
走ったりできるなんて想像できません。
でもそれが現実になるのが
とっても魅力的なのだと思います。
しかもそれは超人的な筋力や
人間離れした柔軟性が必要なわけではありません。
普通の人間としての機能を理解して
お互いがタイミングを合わせることで
ダンスをする前には想像もつかないような動きができるのです。
これってすごいことだと思います。
制限が多いからこそいろんなテクニックや
アイディアが出てくるのだと思います。
やっぱりスタンダードを考えた人って
すごいです。
僕はさらに新しいテクニックを作るようなダンサーではありません。
でもいままでいろんなダンサーが作ってきてくれたテクニックを
忠実に守って次の人に伝えていくことができればと思っています。
そしてその中から新たなテクニックやダンスを作り出せる
人が出てくることがあれば、僕も少しは役に立てるかもしれません。
〜まとめ〜『スタンダードってくっついて踊るものなのよ。』
関連記事
お問合せご意見、ご感想などはこちら
