《社交ダンス》身長差に負けない!凸凹カップル奮闘記

社交ダンス、競技ダンスで身長差カップルならではの悩みや役に立つこと、立たないことのブログ。

《スタンダード》回転する方向はいくつある? 【「そりゃ右と左に決まってるっしょ!」って思ってる人に読んでほしい】

こんにちは!

 

Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。

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スタンダードを踊る時に

回転することがあります。

 

というか回転しないことは少ないですよね。

 

この回転という動きをすこし拡張してみると

スタンダードの動きがより理解しやすくなるときがあります。

 

今日は回転と他の動きの関係を

僕なりにお話しします。

 

今回の回転は『円運動のこと』としよう

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まず回転とはどのような動きでしょうか。

 

いろんな考え方がありますが、

今回はスタンダードなので

体の形を変えないで円運動することとします。

 

移動もいまは脇に置いておきましょう。

 

結果的につながってくることにはなりますが、

歩きながら回転とすると話が難しくなるので

円運動の部分だけを取り出してみることにしましょう。

 

体にはいくつの回転があるか?

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では回転の種類は何種類あるでしょうか?

 

これは何に注目するかにもよりますが、

今回は回転する円の種類とします。

 

つまりある回転と逆回りで同じ軌道の回転は

同じ回転ということにしたということです。

 

選択肢

 

(1)当たり前の1種類

 

(2)それじゃあ簡単過ぎる 3種類

 

(3)上手な人は知らない回転をしているのか?! 10種類

 

(4)ダンスの可能性は無限大! ∞種類

 

シンキングタイムスタート!

 

チッチッチッチッチ…

 

おしま〜い♪

 

わかりましたか?

 

正解は(2)3種類です。

 

これも考え方なのでもっと少ない、多いという人がいると思います。

 

今回の話の流れとしては3種類ということです。

 

3つの回転とは?

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それでは回転の種類をお話しします。

 

(1)水平な面で回る回転

一般的に回転といえばこの回転です。

 

床と平行な水平な面でまわり

右回転と左回転があります。

 

見た目にもわかりやすく

そんなに難しくはないと思います。

 

(2)体を前後に分ける面で回る回転

ここから少しわかりにくくなってきます。

 

頑張ってついてきてください。

 

体を前後に分ける面とはふとんのような向きということです。

 

この面に沿って回るということは

からだが水車や風車のように回る状態です。

 

この動作はスウェーと呼ばれます。

 

スウェーというと難しくなる時もありますが、

回転の面が違うだけで体が回転していると考えることで

関連性を作りやすくなります。

 

自分が風車に張り付けられて回っている状態

をイメージするといいと思います。

 

(3)からだを左右に分ける面で回る回転

これが最後の回転です。

 

体を左右に分ける面とは

真っ向から竹割で真正面からぶった切られた状態を

想像してください。

 

その面に沿って回るのがこの回転です。

 

回る方向はでんぐり返しや鉄棒をするような方向です。

 

社交ダンスでは1回転してしまうことはないですが、

回転の一部の動きとして行い

ブランコのように動きます。

 

つまりスイングです。

 

スイングをすることも

ある意味回転と捉えることができるということです。

 

からだにはこの3つの回転があると

僕は考えています。

 

 

3つの回転は独立している

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ただ上手な人が踊っているのをみると

もっと自由自在に回転しているように見えます。

 

これは先程の3つの回転を組み合わせて

踊っているからだとおもます。

 

例えば(1)水平な面の回転をしながら

(2)風車のような回転をしてみます。

 

そうすると回転とスウェーが一緒におきるため

回転したホールドが斜めになっていると思います。

 

このように3つの回転を組み合わせることで

いろんな見た目を作ることができます。

 

これらの回転は独立していて

かならず同時にやるとか、別々にしかできないとかの制約は

一切ありません。

 

(1)を3くらい(2)も同時に4くらい、そのあと(3)を2くらい

とか時間差や量も自由に行うことができます。

 

ただステップや動いた時の見た目の良さ、

踊りやすさなどからある程度決まった流れは

あります。

 

でもそれを自分なりに自由に配合して回転することで

新しい動きができてくるのではないかと思います。

 

自由な発想を制限しないで

柔軟な思考を保つ方がダンスも楽しいと思います。

 

自由な発想を見てみよう

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いまはYoutubeなどで簡単に上手な人の動画を

みることができます。

 

いくつか自由な回転を感じるダンスを探してみたので

よかったらみてください。

youtu.be

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他にもいろいろあるので好きな人を探してみましょう。

 

〜まとめ〜『回転の組み合わせで、自由な運動を作ることができる。』

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