《社交ダンス》身長差に負けない!凸凹カップル奮闘記

社交ダンス、競技ダンスで身長差カップルならではの悩みや役に立つこと、立たないことのブログ。

《スタンダードのこつ》タンゴのイメージと実際 【大きな勘違い】

こんにちは!

 

Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。

 

f:id:tatsushi_miyake:20201109114320p:plainタンゴはどんなダンスですか?

 

・力強い

 

・速い

 

・キレがある

 

などのイメージがあるのではないでしょうか。

 

このイメージは正しいと思います。

 

ただこのイメージを持っていても

なかなかうまくいかない人もいます。

 

僕もずーっとそう思って頑張ってきましたが、

なかなかうまく踊れませんでした。

 

でもここ最近は得意とはいかないまでも

苦手意識はだいぶなくなりました。

 

周りの人にタンゴが苦手だったというと

そんなイメージないと言ってもらえることも

でてきています。

 

今日は僕がタンゴに対して勘違いしていたこと3つを

ご紹介します。

 

 

ビシッと止まるためには…足に力を入れる!

タンゴのキレはすごいスピードから

ピタッと止まる動作から来るものもあります。

 

ベーシックならクローズドプロムナードとか。

 

コントラチェックなどのラインフィガーも

そうですね。

 

つまりGOとSTOPです。

 

このストップを作るために

足に力を入れると

跳ねてしまったり、バランスを崩したりします。

 

僕はバランスが崩れそうになると

脚を柔らかくしてバランスをとってしまうので

ふんわりした踊りになってしまい

いつもふわふわしたタンゴになってしまうのが

悩みでした。

 

これを解決したのはロンドンのリチャード先生でした。

 

「タンゴの足の裏はパンケーキのようです。」

 

 

パンケーキとはホットケーキのことです。

 

丸くてふわふわのアレです。

 

たしかにパンケーキを床におとすと

バフっと音がして跳ねたりしなそうです。

 

つまりビシッと止まるには

足の裏に力を入れてはいけなかったのです。

 

他にもパンやうどんの生地などを練る時に

机に叩きつけるような動作があります。

 

このときそのパン生地は机にピタッと

張り付くようにおちます。

 

ゴムボールならぼよ〜んと跳ねてしまいます。

 

つまりあしは脱力している方が

ピタッと止まれるので結果的にキレが出るのです。

 

スピード感を出すためには…加速する!!

タンゴは音楽もそうですが

とてもスピード感があります。

 

とくに回転する時などは

急加速を感じます。

 

なので僕もピボットなどをする時は

力を入れてどりゃ〜っと回っていました。

 

もちろん気分的にもいい感じです。

 

でも動画を見ると…おそい…とろい…

 

ただ力んでいるだけでシュッと回っていません。

 

これを解決してくれたのは同じくロンドンの

マーカス先生でした。

 

「タンゴのイメージはカームです。」

 

??

 

カームとはcalmとかきます。

 

calm とは 意味・読み方・表現 | Weblio英和辞書

 

意味は落ち着きとか静けさという意味です。

 

つい最近も米国大統領選でバイデン候補や

グレタさんも使っていたことばです。

 

タンゴを踊る時もこの静けさが大事なのです。

 

僕はスピードがあるところで

もっとスピードを出そうとしていましたが。

 

でもじつは他の部分をもっとゆっくり踊ることで

スピードがある部分が目立っていたのです。

 

個人的にはゆっくり動くのは得意だったので

ほかをゆっくり滑らかに踊り

ピボットなどをある程度シュッと踊ってみたら…

 

なんと少しキレがあるように見えました!

 

これはびっくりでしたが、

いわゆる「緩急」というものなのでしょう。

 

この「緩」の部分をつくることで

「急」が見えてくるということです。

 

今までは「急」と「もっと急」と「もっともっと急」

で踊っていたのでとても苦しかったのでしょう。

 

力強く踊るためには…力を入れる!!

タンゴが得意な人の動画を見ると

強い目線と力強いホールドが

目に着きます。

 

あれだけのスピードで回転したりして

ホールドが崩れないのは

よっぽどしっかりとしているのでしょう。

 

よし僕もホールド にハリを作って…

と力を入れて踊っていました。

 

最初の10秒はいい感じです。

 

でも後半は苦行でしかないですし

結局崩れてしまいます。

 

これを解決してくれたのは谷堂先生の一言でした。

 

「タンゴの顔はファンサービス。」

 

つまりタンゴの力強い表情は

見ている人つまりお客さんに対するファンサービスで

踊るためには必要ないということです。

 

つまりテクニック的には笑っていても

無表情でも踊れるのです。

 

でもそれでは見ている人に伝わらないので

表情もつけているということといわれました。

 

ホールドの力強さも同じです。

 

力強く「見える」形の作り方をしているだけで

力自体はワルツなどと同じでした。

 

こう考えるととても楽に

そして力強く見えるようになったと思います。

 

得意ではないけど、苦手意識はなくなった

いまもタンゴが得意なダンスだとは思いません。

 

でも苦手意識はなくなり、

嫌いでもありません。

 

むしろたくさんレッスンを受けたので

引き出しは一番多いと思います。

 

タンゴが苦手な人は

ちょっと試してみてください。

 

うまくいかなければ

習いにきてくれると嬉しいです。

 

〜まとめ〜『見た目のイメージと実際の動きにギャップがある時もある。』

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